二次創作小説(紙ほか)
- 雑草達のそばにあるキレイな二輪花(その1) ( No.655 )
- 日時: 2019/01/01 18:20
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!今回は新曲解禁で巷で話題のナズナ&スズナの登場話!ちゃんと既に登場したキャラ達も登場させてますよ〜!
その年末の大晦日目前。星ノ宮学園の吹奏楽部のオーボエパートリーダーの朝倉雨季は山菜を採りに行くために一人山道を歩いていた。
雨季「やっぱり山道だけあって寒いわね・・・採れたらシグレやヨシオにも差し入れてやってもいいか」
すると、雨季にある歌声が聞こえた。よく聴くと二重声の歌声だった。
雨季(歌のデュオ?それにしてはキレイなハーモニーの歌声ね・・・)
雨季が歩くと、そこは山道の先にある小さな田舎村。いや、田舎村というよりも無人に正しかった。
雨季(なんか殺伐とした田舎村ね。無人の村かしら?)
雨季がふと目をやるとそこには美しい歌声で歌うどこか儚げな雰囲気で美しい双子の姉妹だった。雨季は自分のオーボエにはない儚げな雰囲気にどこか心を奪われた。
雨季「・・・キレイ・・・」
すると、雨季に双子の姉妹が気付く!
???&???2「だあれ?」
雨季「あっ;怪しい者じゃないわよ;それよりもこんなところで何してるの?お父さんとお母さんは?」
???「お父さんとお母さんは事故で死んでた。以来ずっとここで暮らしてる」
雨季「そうだったの・・・買い物とかはどうするの?」
???2「山菜とか釣ってきた魚で食べるから大丈夫。それよりもお姉さんこそこんな山道にいないで早く帰って。お姉さん達の周りのみんなが心配するよ」
双子の姉妹が立ち去ろうとするが、雨季は立ち去る前に姉妹に名前を訊ねる。
雨季「あなた達、名前は?」
???「・・・?ナズナ」
???「スズナ」
雨季「私、明日から毎日ここを訪ねる!あなた達が私を信用するまで!じゃ!」
雨季が立ち去った後にナズナとスズナは初めて自分の名前を聞かれたことに内心で驚いていた。
ナズナ「名前を聞かれるなんて初めてだよね?」
スズナ「うん」
ナズナとスズナは自分達の過去を思い返していた・・・。
ナズナとスズナは今は過疎化した村に生まれた。その村は美しい自然に囲まれた村だった。食べ物なら山や川で取ってきた山菜や魚を食べればいいし、買い物なら街に出かければ問題ない。たとえ不便でも幸せな村だった。
しかし、突然起きた噴火による大災害で大半の村人達はその噴石によって焼け死んだ。
だが、ナズナとスズナが噴火から逃げ延びて、彼女達だけ生き残った。それ以降、ナズナとスズナは唯一残っていたヴァナキュラーモダニズムという機械を話し相手に今もあの村に住んでいるという・・・。
その翌日、ナズナとスズナはいつも通り歌を歌っていた。しかしながら雨季の姿を少しだけ思い浮かんでいた。
ナズナ「ああ言ってたけど、もう来ないよ」
スズナ「そうだよね・・・」
すると、ガサガサと音が鳴る。ナズナとスズナはただの風だと感じた。
ナズナ「ただの風だね」
スズナ「うん」
すると、風ではなく、本当に二人が思い浮かんでいた雨季が現れた!
雨季「じゃっじゃーん!雨季よ!」
ナズナ&スズナ「!?(本当に来た!?」
雨季「二人が好きそうなおやつとかすごろくとかを持ってきたわよ!人生ゲームもあるわ。この辺はスマホの電波が繋がらないからちょっと三人でやれるようなゲームを持ってきたわよ」
ナズナ「・・・」
スズナ(本当に変わったお姉さんだなあ・・・)
雨季「ここら辺は危ないケモノとか野良犬とかもいるし、あなた達が危ない目に遭ってないかちょっと心配してたの。でも、大丈夫よ。あなた達が外の世界に出られるように私が守ってあげるからね!」
その発言にナズナとスズナは少し戸惑いを見せたが、満更でもない様子だった。二人は雨季に言う。
ナズナ「・・・人生ゲームのルールは何?遊んであげる」
スズナ「すごろくも初めてだからルールを教えて」
雨季「!ええ」
すると、雨季はナズナとスズナの頭を撫でる。
雨季「ナズナ、スズナ、二人とも儚げな雰囲気で美しいのにとても温かい手をしているのね・・・」
ナズナとスズナはその言葉を聞いて少し照れた二人。その翌日、まほろは雨季の様子の変化に気付く。
まほろ「あれ?うーちゃん、どこに行くの?」
雨季「ぎくっ;ちょっと買い物にね。オセロとかそういうのよ」
まほろ「ふーん。わかった!買い物頑張ってね!」
雨季「わかってるわよ」
雨季はオセロなどのボードゲームを買った後にナズナとスズナのところに訪ねた。
雨季「ナズナ、スズナー!」
ナズナ「雨季」
スズナ「雨季!」
オセロをし始めた雨季はナズナとスズナと話しながら言う。
雨季「ナズナとスズナはこんなところにいて寂しくない?」
ナズナ「大丈夫。知り合いのヴァナキュラーモダニズムという機械のオジイがいるから寂しくないんだ」
スズナ「直接触れることは不可能だけどね。でも、話すことは可能なの」
雨季「ふーん・・・」
その翌日、雨季はヴァナキュラーモダニズムという機械を本で調べていた。しかし、それらしい情報は見つかっても詳しくは書いていなかった。
雨季(ふーん・・・ヴァナキュラーモダニズムという情報は書かれても詳しくは書いてないのね。かなり古い時代になるのかしら?)
すると、ある人物が声をかけた。シグレだ。
シグレ「あれ?雨季さん?」
雨季「!シ、シグレ!」
シグレ「なんか難しい本を読んでるみたいですね。どんな本ですか?」
雨季「・・・あなたには関係ないことよ。どうせ難しい知識はわからないしね」
シグレ「そうですね;これ以上雨季さんの事情について詮索しないように気をつけます」
雨季「分かればよろしい」
シグレがしょんぼりして立ち去った後に雨季は内心で彼に謝る。
雨季(ごめんねシグレ。でも、今はあなたの力を借りるわけには行かないの・・・)
その数時間後、雨季の様子の小さな変化にナズナとスズナは気付く。
ナズナ「元気ないね、雨季」
雨季「えっ、そう?」
スズナ「うん。音楽のこと?」
雨季「・・・。・・・恋の悩み・・・?」
ナズナとスズナは流石に気付いたのか彼女に山菜スープを作りながら言う。
ナズナ「ちょっとスープを食べながら話そう」
雨季「えっ;まだチェス中・・・:」
スズナ「チェスは後ででいいの。元気をなくすほどの恋の悩みの方が気になるでしょ」
そして山菜スープを食べながらナズナとスズナは話すように促す。
ナズナ「で、誰なの?」
雨季「言わなきゃダメ?」
スズナ「口が滑った自分を恨むべき。外見はどんな人?」
雨季「えっと・・・メッシュがある紫色の髪で色白でスレンダーな人かしら。最初は彼に私の小学校からの幼馴染が心を許したから、警戒はしたんだけどね・・・慣れてくるとだんだん気になってきて・・・」
ナズナ「警戒から始まる恋だね」
スズナ「雨季の片思いだね。その人には?ちゃんと伝えた?」
雨季「うーん・・・まだ伝えてはないかなあ」
ナズナ「じゃあ、なんで積極的に行かないの?」
雨季「そりゃ彼は一応芸能人?それか有名人だから・・・」
スズナ「そんなハードル厳しくても越えればいいだけだよ。その分踏み込まなきゃ大人じゃないよね」
雨季「・・・おっしゃる通りよ。彼には遠回しにしてないでもっとちゃんと積極的に行かなきゃ・・・」
ナズナ「雨季も素直じゃないんだね〜」
スズナ「ナズナと一緒」
ナズナ「一緒にしないで」
すると、ある声が聞こえた。ヴァナキュラーモダニズムから話しているオジイだ。
オジイ「ナズナとスズナもこんな気を許す友達がいるなんて。これじゃあ、ワシもお役ご免じゃな」
ナズナ&スズナ「オジイ!」
雨季(この方が・・・)
ナズナ「やだな、オジイ!私達はずっとここでオジイと暮らすよ!」
スズナ「うん!今はこの村には私達しかいないし・・・」
オジイ「ああ。ありがとう」
一方、雨季はまたナズナとスズナのいる村に行こうとするが、彼女のいないところで事前に様子の変化に気付いた金城がフラウトに雨季のことを依頼していた。
金城「笛吹。約束通り頼む」
理人(フラウト)「はい!」
フラウトが雨季をこっそりと後から尾ける。双眼鏡を持ちながら。
- 雑草達のそばにあるキレイな二輪花(その2) ( No.656 )
- 日時: 2019/01/01 18:28
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
理人(フラウト)(つまり山の中に雨季さんは修行?とかに行ってるわけだ。それにしても寒いな〜;流石日本の大寒波だ;)
フラウトは雨季の後を尾けるが、その過程で彼はシグレが雨季を放置したと思いながら言う。
理人(フラウト)「もう・・・シグレは何してるんだろ・・・「だったら、雨季ちゃんの今回のことの真実を教えてやろうかのう?」
その数時間後の夜、なかなか帰って来ないフラウトを紅葉がイライラしながらも心配していた。
紅葉「遅い!理人は何をやってるんだ!」
シグレ「俺、ちょっと連絡します」
シグレは依頼した金城に電話をした。しかし・・・
シグレ「金城?理人は帰って来たか?」
金城「いや、それが・・・笛吹が託してくれた高機能の通信機でも繋がらないんだ!」
シグレ「なんだと!?」
フラウトが帰って来ないままその新春を迎えた元旦、シグレはゼオ達が前回の騒動の後処理を理由に来れないためにエージェントに相談した。
シグレ「エージェントさん!!理人が金城の依頼を受けたまま帰って来てない!!」
エージェント「おい、どうした?詳しく話を聞かせてくれ!」
そして雨季以外の金城達四人もやってきて、事の全てをエージェントに話した。
金城「最近雨季の様子がおかしかったから、調べてもらおうと笛吹に依頼したんだ」
まほろ「うーちゃん、最近ちょっと変だったから・・・」
夏目「オセロとか買うって言ってたね;」
宮島「ゼオさん達に連絡しようとしても年末騒動の後処理で忙しいらしいから、エージェントさんに依頼したんだ」
エージェント「オセロか・・・普通はスマホを持って行くのに・・・もしかして山道に行ったんじゃないのか?通うのに何か理由があるとか」
シグレ「あ・・・山道といえば・・・雨季さんの読んでた本をチラッと見たけど、確かヴァナキュラーモダニズム?という機械が・・・」
エージェント「ヴァナキュラーモダニズム!?あれは確かに古い時代の道具・・・それが栄えたのは平成の初めまででそれが今あるのは今は滅んだ村だけ・・・あれは話し相手がいないと機能しない。まさか・・・!」
すると、エージェントはある人物に電話をする。今はエージェントの友人のケンジが紹介してくれた自身の住むアパートの一室に住むアシュレイ=ボアだ。
アシュレイ「ナオキか。いや、外ではエージェントと呼ぶべきか」
エージェント「アシュレイ!?実はちょっと頼みたいことがあるんだけど・・・」
アシュレイはエージェントの頼みに応えてその村の話をする。ようやく全てがわかったエージェントはアシュレイにお礼を言って電話を切った。
エージェント「アシュレイが話してくれたんだけど、実はその村に生き残りの双子の姉妹がいたんだ」
宮島「!?」
金城「それは本当か!?」
エージェント「アシュレイも真実はわからないと言っていたらしいが、彼の話が本当だとすると、雨季はその双子の姉妹と・・・」
シグレ「とにかくすぐにその山道に行こう!」
まほろ「うん!生き残りがいたなら保護してあげなくっちゃ!」
六人は雨季とフラウト、そしてナズナとスズナを保護するために山道の先にある村に向かう!向かう途中でエージェントは彼らを先導しながら話していた。
エージェント「あの村が未だに栄えているなら、ヴァナキュラーモダニズムが原因である可能性は高い。つまりヴァナキュラーモダニズムを壊してしまえばいいことだ」
夏目「でも、ナズナとスズナはあの村に残りたいと言い出すかもしれないよ!」
エージェント「でも、あの村はとうの昔に滅びたんだ。だったら保護するのも尚更だ「安心するのじゃ。村が崩壊してもナズナとスズナはまた別の場所に雨季ちゃんを連れて行く」
すると、六人は声に気付いてその方向に向く!出てきたのはオジイだった。
シグレ「なんだ、おじいさんか。こんなところにいてたら危な・・・」
すると、シグレは何かに気付く。そう、オジイはヴァナキュラーモダニズムのホログラムであることに!
シグレ「え・・・?」
エージェント「シグレ!離れろ!そいつはヴァナキュラーモダニズムが作り出したホロ・・・」
しかしエージェントの叫びもむなしく彼らは捕らえられてしまう!一方、雨季はナズナとスズナに髪を直してもらっていたが、雨季が何かに気付いたかのように微動する。
ナズナ「雨季?お櫛痛かった?ごめんね」
雨季「ううん。いいのよ・・・(お兄ちゃんにもジイちゃんにも私は大晦日から泊まりに行くって言ったし・・・何かあったの・・・?」
一方、村の牢に閉じ込められた金城はオジイの屁理屈を指摘する!
金城「ずるいぞあんた!ジジイになりすましてつけ込むなんて!」
オジイ「騙される方がバカなんじゃ。というわけでしばらくの間は閉じ込めてもらうぞ。そこにいる少年と一緒にな」
すると、後ろに目をやったのはすでに眠っているフラウトだった!
シグレ「理人!!起きろ理人!!目を覚ませ!!」
理人(フラウト)「ん・・・」
オジイ「というわけで雨季ちゃんとはお別れじゃ。さらばじゃ」
エージェント「あっ、待て!」
オジイが立ち去った後、エージェントはククク・・・と笑う。その様子に宮島は気付いた。
宮島「えっ?任務失敗しておかしくなったんすか?」
エージェント「いや?ここからは出られる」
まほろ&夏目「えっ!?」
一方、雨季はナズナとスズナにある場所を案内されていた。それは大きな気球だった。
雨季「わぁ!ステキな気球ね!」
ナズナ「うん。これで夜の散歩をしようよ」
スズナ「夜の星はキレイだよ」
雨季「いいわね!」
三人が気球に乗るが、その下にはオジイがいた。
オジイ(悪いな雨季ちゃん、これはナズナとスズナのためなんじゃ・・・)
すると、ある人物が夜空を飛んでいた。オジイが驚愕する中でそれはグライダーで飛んでいるエージェントだった!
オジイ「まさか!あれは絶対に出られないはずじゃのに・・・!」
シグレ「エージェントさんが通り抜けフープを持っていたんだ。つまり出られなかったのを逆手に取ればいいだけだよ」
オジイが振り向くと、そこにはシグレ達がいた!
金城「おい、自分はここにいて雨季とナズナとスズナをどこに向かわせようとしたんだ?」
宮島「恨みは攻撃で返すぜ!」
まほろ「うーちゃんをどこかに連れてっちゃダメ!」
夏目「つか、ジジイはもう引っ込んでくれない?」
理人(フラウト)「まあ、引っ込めない理由があるとしたら別ですがね」
オジイ「くっ・・・!」
シグレ「かかれ!」
一方、雨季は下から声がすることに気付いた!向くとそこにはシグレ達がいた!
雨季「シグレ!?みんなも!?」
ナズナ「えっ?」
スズナ「・・・!」
すると、二人は雨季のシグレ達に対する様子に何かが気付いた。一方、エージェントはようやく気球の付近まで飛ぶ!
エージェント「よし!目標を確認!」
しかし、気球が少しずつ落ちていくことにエージェントは気付いた!
エージェント「えっ!?もしかして・・・もう遅い・・・のか!?」
気球が落ちた先にエージェントが見やると、そこには気球から降りた雨季とナズナとスズナだった!
雨季「エージェントさん!?あなたまで・・・?」
その数分後、彼らは村まで集まった。オジイは言う。
オジイ「そうか・・・ナズナとスズナは連れて行けなかったか」
金城「何言ってんだよ!自分がしでかしたくせに!」
オジイ「いや、ワシは村のバランスを保たないと行けないから行けなかったんじゃ・・・だが、ナズナとスズナの二人だけでは不安じゃった。だから、同乗者が必要じゃった。それができないのはナズナとスズナは雨季ちゃんの幸せのために気球の火を消したからじゃな」
ようやく反省したオジイの言葉にナズナとスズナは頷く。彼女達は言う。
ナズナ「雨季。たまにでも来て大丈夫だよ」
雨季「えっ?ナズナとスズナはどうするの?」
スズナ「私達は大丈夫。この村でずっと暮らすんだから、オジイもいるし・・・」
すると、ナズナとスズナの言葉を聞いてかすかに微笑んだオジイはヴァナキュラーモダニズムから彼らを村から出させるほどの波動を出す!
宮島「えっ!?」
ナズナ「オジイ!?」
オジイ「お前さん達にはお前さん達の幸せがある!だから、外でも雨季ちゃん達と強く優しく生きるんじゃ!」
スズナ「オジイ!」
ナズナとスズナはすぐに村に戻ろうとするが、村の崩壊の時が来たことを知ったエージェントとシグレの二人に取り押さえられる!オジイは内蔵したヴァナキュラーモダニズムや崩壊した村とともにすでに戻った村の更地の谷底へ落ちて行った・・・。
ようやく山道を降りた一同は村はヴァナキュラーモダニズムで作った仮想空間であることを知り、同時に村は谷底までできた更地に戻ったことを知った。
雨季「元気出して、ナズナ、スズナ・・・」
ナズナ&スズナ「・・・」
エージェント「あのヴァナキュラーモダニズムは終わらせないとと思って仮想空間にいたナズナとスズナを解放したんだ。まあ、結局はヴァナキュラーモダニズムに助けられたな」
すると、宮島はナズナとスズナに聞く。
宮島「お前らこれからどうするんだ?」
ナズナ&スズナ「わからない」
雨季「そうね・・・(あ、うちの家なら・・・」
ナズナとスズナは雨季に引き取られることが決まり、彼女は家に帰った後に二人を紹介した。
雨季「この子はナズナとスズナ、仮想空間にいたところを保護したわ。面倒を見てあげなさい」
藤一「えっ!?」
美紀貴「よろしくなー」
総一郎「何かわからないことがあったら言っていい」
美紀貴と総一郎が歓迎するが、藤一を初めとした部下達はヒソヒソ話をしていた。
藤一「女の子の双子・・・」
熊助「でも、正直お嬢の方が可愛くないか?」
哲也「いや、俺は身分の差でも・・・」
すると、その会話が聞こえたナズナとスズナは雨季を自分達の後ろにやる。
部下達全員(ぎくっ;)
ナズナ&スズナ「雨季は私達が守る」
雨季「えっ?」
おしまい
新年最初の一発目はほのぼのちょっぴりシリアスなお話でした。
ナズナとスズナは曲をプレイした瞬間に愛着がちょっぴり湧きました。イベントブーストでその曲をプレイしたい願いが叶ってよかったなー。
近いうちに青の吸血鬼一族が本格的に物語に関わるお話を書くかもしれないです。その時までお楽しみに!
感想OK