二次創作小説(紙ほか)

薔薇とリンゴとトロンボーンとモノクルの香り(その1) ( No.657 )
日時: 2019/01/08 20:47
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回はあの私立探偵の再登場話!どうやら何かがあるようで・・・?ポップンのハイパードラマティック、どうしてもフルコンができん・・・;でも、ハイパードラマティックだけでもフルコンができるように頑張る!






イタリア生まれのフランス育ちの大物賞金首稼ぎの私立探偵であるエミーリオはスカイプを通じて何やら誰かと話していた。ヨーロッパにいた時の昔からの知り合いである金城だ。
ちなみにエミーリオは前にアリス団やクロードに酷い目に遭わされたが、逆に彼らを気に入りかつエミーリオ自身の腕は確かなのでフランスでそこそこいい部屋(家賃は日本円で計算すると50万)で暮らし、オシャレを楽しむ伊達男だ。


※これからのシーンはエミーリオと金城の会話はフランス語になりますが、訳すために日本語で表記しますのでご了承下さい


エミーリオ「いや〜、この間フランスで世間を騒がせていた宝石女泥棒を捕まえたから、かなりの賞金を手に入っちゃったんだよね〜。だから、次こそはしばらくの間は日本に腰据えてさ、そっちで有名なアリス団やチームクロード、ドロッチェ団とかの類いまれなる逸材を持つ怪盗団を追おうと思うんだ」
金城「ほー」
エミーリオ「ケイは日本長いんだろ?」
金城「ああ・・・わかった。どんな部屋がいいんだ?」


すると、エミーリオは好き勝手に自分の希望を言う!


エミーリオ「まずはタタミ!これだけは譲れないね〜」
金城「うん」
エミーリオ「あと、ワビサビを感じさせる建物がいいな!」
金城「それで?」
エミーリオ「あと、やっぱり味の慣れたものが食べたいから、近くにフランス料理があればいいね!うるさくて空気の悪いところはごめんだぜ〜」
金城「・・・おい」
エミーリオ「あと、近所に可愛い女の子が住んでるところがいいな!日本のヤマトナデシコみたいな感じで、パリのいい女もいいけど「ブチっ」


すると、静かにキレた金城は渋々了承する。


金城「・・・わかった。用意はしてやるから後で文句言うんじゃないぞ・・・?」
エミーリオ「Oh!」


その翌日、金城は日本に再び来たエミーリオをその場所に案内する。そこは宮島達がかつて住んでいた二階建てのアパートだ(ここにケンジやアシュレイも住んでいます。あと、ヨシオも)金城は彼がそのアパートに愛想をつかしてフランスに帰ることを予想していた。


金城(まあ適当に案内したらエミーリオも愛想を尽かすだろう)


しかし、エミーリオの反応は金城の予想と大きくかけ離れたものだった!


エミーリオ「素晴らしいじゃないか!これぞ日本のワビサビ!流石ケイ!」
金城(気に入りやがった!!?)


エミーリオはすぐにそのアパートに引っ越し、アパートの住人達にお近づきの印として流暢な日本語を話しながらリンゴの箱詰めを渡した。


エミーリオ「ヘイ!お近づきの印だぜー!」
ケンジ「わぁ、よろしく〜」←今回さりげなく初登場
ヨシオ(実家がリンゴ農家?)
アシュレイ(うるさい・・・(イライラ)


その夜、ケンジはギターを弾きながら飼っている猫と冬の夜空を窓の方から見ていた。


ケンジ「いやー、清史郎君達が親の再婚で引っ越しちゃったから、ちょっとは寂しくはあったけど、エミーリオさんが来てくれてよかったとは思うな・・・実家がリンゴ農家かどうかは知らないけど。あ、それと。このことを19のパーティで知り合ったエージェント君には話さないとな」


ケンジはガラケーでエージェントに電話をする。エージェントはすぐさま出る。


エージェント「ケンジー?どうした?」
ケンジ「いや、清史郎君達が住んでた部屋の新しい主が見つかったよ」
エージェント「マジで!?どんなだ!?」






ケンジ「エミーリオさんっていう実家がリンゴ農家みたいな人でね・・・」
エージェント「ぶーーーーーっ!!!!(ケンジの衝撃発言に噴く」






説明しよう。エミーリオはエージェントの商売敵。しかも毎回エージェントが勝っているのだ。エージェントは噴いたジュースを拭きながら聞く。


エージェント「ちょっと待って!誰が案内したの!?」
ケンジ「清史郎君の小学校からの幼馴染の金城君だよ。彼はどうやらエミーリオさんとは昔からの知り合いで清史郎君達がいた部屋を案内したみたい」
エージェント(エミーリオが金城の知り合い!!?まずいまずいまずいまずいまずい!!!今ドラパン以外の怪盗組がスマブラ屋敷に度々集まってることをエミーリオに知られたら・・・!!!)






カービィ『えええええーん!!!ドロッチェ団やあいり達、クロード達が逮捕されちゃったあああああー!!!(大号泣』
メタナイト『私のカービィを泣かすなんてどういう根性をしてるんだ!!このハイパー土下座ティック!!』
ツースト『お前なんか信頼した俺がバカだった!!俺のあいりを返せ!!返せよ!!』
ぽぽか『あおい君・・・!!!』






エージェント(・・・なんてことに・・・OTL)
ケンジ「エージェント君?どうしたの?」
エージェント「なあ・・・一応聞くが・・・」






エージェント「お前は怪盗とか好き?」






ケンジ「な、なんで怪盗の話が出てくるの!?そりゃあ巷で話題になってるけどさ!!どしたの!!?」
エージェント「いや・・・金城を通じてそのエミーリオという奴には伝えてくれ。それも匿名で。ツーストの女には手を出すなと」
ケンジ「うん、わかった」


ケンジが電話を切ると、エミーリオの名前を出した途端にエージェントが動揺したことを不思議に思っていた。


ケンジ「なんでエミーリオさんの名前を出しただけで取り乱したりしたのかな・・・?」


その翌日、星ノ宮学園では金城が休み時間に宮島に彼が住んでいた部屋の新しい主が決まったこととその新しい主とは昔からの知り合いの間柄であることを話した。


宮島「えっ!?俺達が住んでいた部屋を新しい主である景吾の昔からの知り合いに渡したの!?しかもお前が4歳までいたヨーロッパの時の知り合い!?」
金城「ああ。今でも度々スカイプで連絡を取っている」←これでもヨーロッパの一つのフランスの帰国子女
宮島「へー!外人さんかよ?女?」
金城「いや、男だ。確か今は怪盗を追う賞金首稼ぎの探偵の・・・」


すると、その話を聞いた誰かが運んでいたものを落とす!書類などのノートを運んでいた空だ。


空(°Д°Ⅲ)
宮島「あ、天川?」
金城「どうしたんだ?お前らしくもないな・・・」


金城が手伝おうと書類に手を出そうとするが、空がそれを阻む!


空「わ、私だってアメリカからの帰国子女ですし!?そんな自慢を入れないで下さい!」


空が慌てながら書類を持って立ち去るが、金城と宮島はこれを不思議に思っていた。


金城「チッ。手伝おうとしたのに・・・」
宮島「まあ知ってたけどな;お前、本当に一部の後輩に嫌われてるよ;」
金城「うるさい」


しかし空の慌てた理由は他にあった。それは空達が怪盗組の知り合いであるということだ!


空(ヤベー!!!金城先輩、あの私立探偵と知り合いだったの!?なんとかクロード達にごまかさせてもらわなくっちゃ!!)


一方、その数時間後のスマブラ屋敷ではクロことクロードがコーヒーを飲んでいた。向かいにいるツーストは紅茶を飲んでいた。


クロ(クロード)「ツースト殿は今日も紅茶ですか・・・」
ツースト「あ?」
クロ(クロード)「いかがです?たまにはコーヒーは」
ツースト「生憎だが好きじゃねえ」
クロ(クロード)「ふっ。案外子供舌なのですな」


クロードのさりげない挑発にツーストがカチンと切れる!


ツースト「てめえ!!バカにしてるのか!!」
クロ(クロード)「いやいや滅相もない。そう癇癪(かんしゃく)を起こさず・・・カルシウムを取った方が良いのでは?」
ツースト「てめえ何を・・・」


すると、あいりとエマが部屋に入って来た。


あいり「ツーストー。私も何か飲みたいですわー」
エマ「僕もー!」
クロ(クロード)「あいり殿とエマは何が良いのだ?」
あいり&エマ「ホットミルク」
クロ(クロード)「ほら、ツースト殿もカルシウムを・・・」
ツースト「いらねえよ!!!」


すると、部屋の外に走る音が聞こえた。その走った人物は勢いよくドアを開ける!空だ。


空「クロード、あいりちゃん、いる!!?」
あいり「空?どうしましたの、部活は?」
クロ(クロード)「部活は日本にとっての大事なことだろう」
空「大変なんだよ!実は・・・!」


空は金城と宮島のした会話の聞いた内容について四人に話した。


ツースト「えっ!?金城、あいり達を追ってるエミーリオの奴の知り合いなの!!?」
空「そうなんだよ!録音もしといた!」
エマ「それ、お兄ちゃんの言った盗聴じゃないの?」
クロ(クロード)「どれどれ・・・うわっ、ガチ!!!」
あいり「じゃあ、場合によっては金城さんも敵になるということですの?」
空「とにかくドロッチェ団のところにも行ってごまかさせてもらうから!それまで大人しくしといて!」


空が立ち去るが、録音の内容から本当だということがわかったツーストが慌てる。


ツースト「おいどうすんだよ!!?さすがにエミーリオの奴がこの日本に再び来て調査していたら警察にもバレるぞ!!」
あいり「そうですわね、ということはしばらくは怪盗業もできませんし・・・「私が姫君達と王子を守ろうか?」


すると、クロードの発言にツーストは驚く。


ツースト「えっ、大丈夫なの!?」
クロ(クロード)「ああ。エミーリオ殿のあることを調べる上でな」


その翌日、ようやく日本での生活に馴染んだエミーリオは金城の住む高層マンションの一室に遊びに来ていた。

薔薇とリンゴとトロンボーンとモノクルの香り(その2) ( No.658 )
日時: 2019/01/08 20:52
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

金城「・・・なあ、エミーリオ。早く本題に付ければ?」
エミーリオ「いいんだよ!まずは日本での生活になじまないと行けないんだから!(既に焼いた醤油餅を食べている」
金城「(すっかり馴染んでる・・・;)俺だってトロンボーンの練習がある。それの腕を落とさせるわけにはいかない」
エミーリオ「このマンション、防音なんだから別にいいじゃないか」


すると、ある日金城の住むマンションの一室に弓矢が放った!二人はそれを避けた!


金城「なんだ?この弓矢・・・」
エミーリオ「これ・・・」


「怪盗団チームクロードの予告状」
今夜貴殿のそばにあるリンゴをいただきに参上。怪盗クロードより


金城「怪盗クロードからの予告状!?」
エミーリオ「でも、下にみかんの匂いがするな・・・まさか!」


エミーリオはキッチンの火を使い、それをあぶり出す。その予告状はあぶり出し。その内容は・・・


「怪盗団チームクロードの予告状の続き」
それと私から忠告しよう。アリス団とドロッチェ団には手を出すな。


金城「2組の怪盗に手を出すなってどういうことだ?」←ドロッチェ団にはまだ会ったことはない
エミーリオ「とにかく俺への挑戦状だね!いいね、受けて立つぜぇ?」


その夜、エミーリオはかなり広い公園でクロードを待っていた。予告状を見ながら。


エミーリオ「予告状の場所はここだね。とりあえずここでリンゴをかじりながら待つしかないねえ」


すると、下から薔薇が落とされた!


エミーリオ「ーーーーー現れたね」


すると、その薔薇が破裂して煙から出てきたのはクロードだった!


クロード「おやおや、エミーリオ殿・・・お出迎え感謝しよう」
エミーリオ「出迎えてはないけど・・・噂で聞いた通り登場の仕方が派手だね」
クロード「ところで今回は私達に何の用かな?まさか知り合いに日本での住まいを案内されてここにきたのか?」
エミーリオ「流石お察しがいいね。んで、誰に聞いたんだい?」


すると、エミーリオは自身の自慢の愛器である拳銃を取り出し、クロードに差し向けた。察したクロードはニッと笑いながら杖を構えた!この戦いを陰ながら見ていた金城はその戦いは知略とスピードが肝心であるとも感じた。


金城「うわー、これは知略とスピードをどちらが極めたかによる勝負だな・・・;」


その数分前、その戦いの地となる小金井公園の近くにある日向家ではやってきたドラえもんズにご馳走したのだ。モツ鍋だが。


ドラえもん「いやー、モツ鍋は美味しいねー」
キッド「そういえば、マタドーラとケロロは?」
タママ「また裸族会議ですぅ;多分今頃は・・・;」
王ドラ「よし、大暴れしたらとりあえず〆ますね」
ギロロ「また嵐が・・・;」
ドラリーニョ「クルル君はー?」
ドロロ「今青の吸血鬼一族の書物について調べている最中でござるよ」
ドラメッド「ほー。青の吸血鬼一族と手を組んでいる吸骨鬼という者達は未だに謎が多いであーるな・・・」
ドラニコフ「ガウ」
冬樹「みんなどんどん食べてねー」
夏美「まだまだあるからねー」


すると、近くで銃声がした!エミーリオとクロードの戦いが始まったからだ。


夏美「やだ!?近くで銃声!?」
ギロロ「おかしいな、アンチバリアが張ってるなら聞こえないはずなんだが・・・」
キッド「撃たれた奴、大事ないといいんだがな・・・」
王ドラ「もし、何らかの敵なら私が出動します。その前に慎重に判断しないといけませんが」


一方、エミーリオは華麗なる俊敏な動きをするクロードを何度も撃とうとするが、クロードはそれを避けながら杖の魔法でエミーリオに攻撃し、エミーリオはそれを避ける。


エミーリオ「へぇ・・・なかなか俊敏な動きをするじゃないか。アリス団同様に気に入ったよ」
クロード「ふん。伊達に怪盗をやっていたわけではないのでな。そのぐらいの銃撃、すぐに避けれるぞ」
エミーリオ「ふふ。そんな口、もう叩けなくなるよ」


一方、それを見ていた金城はエミーリオのふと見せた冷酷そうな笑みに一瞬恐怖を感じた。


金城「あいつの状態・・・今安定してる。慣れれば慣れるほどあいつは本領発揮するのか・・・?」
???「それがエミーリオの毎度行なっている作戦だ」


すると、金城が声のする方に向くと、そこにはエージェントがいた!


金城「エージェント!お前、何でこんなところに・・・」
エージェント「しーっ。お前、気付いただろ?エミーリオの作戦動向の内容に。あいつは俺の商売敵だからそのぐらいは気付いてるさ。んで、その近くにある公園はどこの公園だ?」
金城「え?小金井公園なんだが・・・」


すると、金城の言葉にエージェントが何か重大なことに気づいた。そう、その小金井公園は日向家にほど近く・・・;なんとか事態を収拾しようとエージェントが走り出した!


金城「えっ、どうした!?」
エージェント「ごめん、すぐ戻るから!応援を呼ぶ!」


一方、日向家では夏美は入浴中、他のメンバーはこたつでくつろいでいた。


王ドラ「これぞ日本のこたつ・・・」
キッド「こたつから出たくねえー」
タママ「ちょっと!あんたらだけくつろいでないでタオルを畳むの手伝って下さいよー!!(号泣」
ギロロ「諦めろあいつらは猫型ロボットだからこたつが温かいのは当然だ;」


すると、インターホンが鳴り出した!冬樹が出る。


冬樹「はいはい、出まーす。はい、どちら様?」
エージェント「おい!そっちに王ドラと夏美はいるか!?」
冬樹「エージェントさん!?はい、いますが今用事の最中で・・・」


すると、エージェントが鍵開けのスキルを使って日向家の玄関のドアを開けた!冬樹が気付く。


冬樹「ちょっ、エージェントさん!?」
エージェント「用が済んだらすぐに帰すから!」


エージェントが上がり込み、すぐさまこたつでぬくぬくしている王ドラを発見する!


エージェント「おい!王ドラ、いるか!?」
王ドラ「なんですかー?」
エージェント「夏美も呼び出すから!」
ギロロ「え゛っ!!!?させるかあああああー!!!!」


ギロロがエージェントを押さえつけようとするが、逆にエージェントにはものともしない。エージェントは浴室のシャワーを流している夏美を訪ねた!


エージェント「夏美いいいいいー!!!力を貸してくれえええええー!!!(ギロロに押さえつけられかけながら浴室のドアをバンと開ける」
夏美「!!!!????」


その直後に三つの叫びと打撲音が日向家に響いたという・・・;






一方、未だに体力が消耗していないエミーリオの前にクロードは少し体力を消耗していた。元が青属性であるだけにクロードのスタミナの方が劣勢だろう。


クロード「エミーリオ殿・・・まさか私が避けすぎて体力が消耗することを予想していたのか」
エミーリオ「そうだと言ったら?それに予告状にアリス団やドロッチェ団には近づくなと言っていたよね?あの威勢の良さはどうしたんだい?」
クロード「ふふ。貴殿は時に厄介な相手になりそうだな・・・」
エミーリオ「それはお互い様だよ」


エミーリオが銃口をクロードに差し向けたその時ーーー






王ドラ「待ちなさい!!!」






エミーリオ「!?」
クロード「王ドラ殿!?それに夏美殿まで・・・」


すると、二人の乱闘をやめさせるために夏美の鉄拳がエミーリオの拳銃を破壊する!


エミーリオ「えっ!?拳銃が!」
夏美「あんた達、こんな場所で乱闘はやめなさい!近所迷惑になったらどうするのよ!それに私のシャワーを邪魔させて!」
クロード「シャワー?どういうことだ?」
王ドラ「さっきエージェントさんが今回の乱闘を知らせてくれたんです!おかげでこたつでぬくぬくタイムを邪魔されましたよ!」
エミーリオ「エージェントが!?」
夏美「あんた達、説教するから来なさーーーーーい!!!」


クロードとエミーリオが王ドラと夏美に連行された後にそれを見ていた金城はちょっと安心した自分もいた。


金城「あの気迫はヤバイな・・・;」
エージェントだったもの「俺も夏美にぶん殴られてやばかったからな;」
金城「何しでかしたんだ?」
エージェントだったもの「内緒」






とある日のとある場所。森の中で赤の吸血鬼は誰かを待っていた。すると、その誰かがユーリの元に来た。


ユーリ「遅い!待ちくたびれたぞ。ハウル」
ハウル「久しぶりだな。ユーリ」
ユーリ「お前がスパイの間に会えると聞いた時は正直驚いたな。スパイしている青の吸血鬼一族にはバレてないか?」
ハウル「ああ、その点は大丈夫だ。まだ奴らにはバレていない。クロラが青の吸血鬼一族の元に帰ってきて悔しがっていたな。その噂を聞いた青の吸血鬼一族の一人がシグレを探しに日本に向かったらしい」
ユーリ「(日本・・,か)また理人やタクトをさらうつもりだろうか」
ハウル「わからない。だが、シグレと一緒にいたアイオーンの噂も聞いて青の吸血鬼一族の女王のククラの様子が変わった。何か恐ろしいことが起きるような気がする。とりあえずシグレを探す青の吸血鬼一族の一人を探すのが最優先ではないのか。確か奴はキャンディーをいつも舐めている少女みたいな吸血鬼だよ」
ユーリ(そいつを探すのが最優先か。急がねば・・・出ないとハウルの言う通り,恐ろしい予感がする。何か・・・恐ろしいことが)


一方、この間王ドラと夏美にボコボコにされたエミーリオは入院中に見舞いに来た金城に彼らの強さを絶賛しながら話していた。


エミーリオ「いやー、あれはなかなかに強いねー。特にあのオレンジの猫型の子?あれを取り入らなきゃクロードはおろかアリス団にも近づけないねー」
金城「まあ、俺も奴の頭脳と強さは認めているからな・・・正直とてもじゃないが勝てる気はしない」
エミーリオ「的を射たことを言うねー。それでも諦めないのが私立探偵の仕事だぜ?(エージェントの野郎・・・今に見ていろ・・・!」


一方、エージェントは土産に買ってきた小金井の高級店の菓子をアリシアとフルシュと食べながらアリシアが聞き出す。


アリシア「美味しい。ところでなんでエージェントは小金井に行ったの?」
フルシュ「気になりますねー」
エージェント「ちょっとな」


おしまい






「後書き」


今回は四人をメインにしたほのぼのギャグのお話でした。闇に生きながらもほのぼのギャグの話が実は結構好きかもしれない。
ところで青の吸血鬼一族の方はようやく事が進みました。キャンディーを持った少女のような吸血鬼を某有名少女怪盗漫画が原作のテレビアニメオリジナルキャラの女の子が重ねてるのは気のせいです。
今ポップンではハイパードラマティックNの応用のためにエジェアリのリザルトを撮ることも含めておしゃまスウィングNを練習してますが、大分安定してクリアができるようになりましたが、これがなかなか難しいんです・・・;でも、おしゃまスウィングNの譜面攻略に向けて頑張ってます!






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