二次創作小説(紙ほか)
- 狐をめぐるもつれ(その1) ( No.659 )
- 日時: 2019/01/14 23:31
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
今回はヤイバメインのお話です。普通のヤイバは私的にはちょっとつまらなかったので私なりに設定を盛り込みました(!?)
ある日のBRRに併設されているカフェ。そこではいつものメンバーが会話やカラオケ、食事を楽しんでいた。アイオーンの奢りでいつものメニューを頼んでいたクルークはヤイバに聞く。
クルーク「そういえば、ヤイバは非DTってアイオーンが言ってたよね。レトリーに出会うまで何してたんだい?」
ヤイバ「あー、故にアイオーンが口滑らせたのか」
レガ「えっ?そんならヤイバはレトリーと出会う前に何してたんだ?」
すると、ヤイバがクロウ達に仕草で合図を送った。
クロウ「(あ;)シアン、アキバーンに行くぞー」
シアン「行くにゃ!」
ロージア「クロウさんだけずるいから、ロージアちゃん達も行きまーすv」
ホルミー「ちょっとロージア!ロージアがやらかすと困るので私も行きます!」
ウチュウラー「ボクも行きますー!」
チュチュ「あっ、私もアキバーンに用事がありますから行きます!」
クロウが純粋組のシアンと気絶組のチュチュとホルミーを保護者組とともに連れて行った後に一部は不穏な空気を感じていた。
ジャガー「おい。まさかお前は何かやらかして・・・」
ヤイバ「自分からやらかしてはいないぞ」
ププル「それならいいんだけど・・・」
ヤイバ「ただーーーーー」
ヤイバ「拙者が昔は故にエンコーのプロだっただけだ」
クルーク「・・・えっ?エンコードのプロ?」
ヤイバ「だから、不特定多数の女性から金をもらって遊んだりしていた(爆弾投下」
ププル&クルーク「ぎゃあああああああああー!!!!!(大パニック」
ヤイバのエンコー発言にププルとクルークが大パニックになる中でもヤイバは続ける。
ヤイバ「さらに言うなら人妻に手を出してたぞ」
ププル&クルーク「いやあああああああああああー!!!!!(大パニック」
レガ「お前、よくもそんな地上の警察に捕まらなかったな・・・;」
ジャガー「オレもヤイバのエンコーはなんで発覚されなかったのって言いたくなる;」
ゼオ「なあなあ、エンコーってなんだ?」
ツキノ「ツキノも知りたいのー!」
キンタ「うん、キミ達は黙ろうか;」
その翌日、ヤイバはレトリーと一緒に自分の家で彼がバイトして買ったポップン台を使って遊んでいた。
レトリー「ねー、あのさ、ヤイバ」
ヤイバ「なんだ?」
レトリー「ボクと出会う前はエンコーで美少年にも手を出してたよね。そんなんでよく捕まらなかったねー」
ヤイバ「拙者は故に相手からだったし、徹底していたからな。流石に人妻に手を出してその旦那がBRRに乗り込んできてロムとかアンゼリカにぶん殴られたが」
レトリー「ふーん・・・;」
すると、インターホンが鳴り出し、ヤイバがポップンを終えた後に開ける。
ヤイバ「ゆえーにー。あ、アリシア・・・」
エージェント(´∀‖)←ケチャップまみれでアリシアのそばにいる
ヤイバ「ぎゃあああああー!!!!!」
あまりにもケチャップに慄くヤイバにエージェントがアリシアとその隣にいる女の子に関してある頼み事をする。
エージェント「ヤイバ、ちょっとこの子達、預かっててくれ!」
ヤイバ「えっ!?アリシアの他にその縦ロールの女童は誰!!?」
エージェント「いいから預かっててくれ!後で報酬は渡すよ!行くぞ桜田兄弟!」
桜田兄弟という人達がエージェントに頷くと、彼らは急用の任務のためにアリシアと縦ロールの女の子をヤイバ宅に預かった後に走り駆けて行った。ヤイバ宅にいたレトリーは騒ぎを聞きつけて聞く。
レトリー「ねえ、また任務かな・・・;」
ヤイバ「拙者もよくわからぬが「ただいまですわ」
すると、縦ロールの女の子の第一声に二人が呆気に取られた。
ヤイバ&レトリー「えぇっ!?」
???「ただいまですわ」
アリシア「姫子が言ってるのにご挨拶できないの?」
ヤイバ「姫子?」
すると、ヤイバのスマホにLINEが来た。エージェントからだ。
エージェントからのLINE「あ、縦ロールの女の子は日本の濃霧(のうむ)大臣の娘の白鳥姫子だ!俺達が急用の任務に行ってる間は預かっててくれ!何かあったら覚悟しとけ!」
レトリー「どういうことなの・・・;」
姫子「よろしくお願いしますわ」
ヤイバとレトリーが困惑する中でそれを隠れながら見ていたミューモンの女性がいた。まるで彼らを尾けるかのように・・・。
その数十分後、ヤイバとレトリーは机の向かいに座っているアリシアと姫子を見ながら未だに困惑していた。レトリーはジェスチャーで言う。
レトリー(この子ら、折り紙してるけどどうするの?)
ヤイバ(二人とも可愛いが、拙者の趣味ではないからな。まあ、今は故にレトリーがいるから流石に手は出さん)
アリシア「・・・二人とも、恋人の合図かしら?」
レトリー「はっ!?(顔真っ赤)ち、違うよ!そんなんじゃなくて・・・!」
ヤイバ「そんなことよりも姫子はなぜアリシアとともに?」
姫子「アリシアちゃんの友達だからですわ。親が政治関係で交友ありますから、自然に仲良くなりましたの」
ヤイバ「ほう・・・」
姫子「ところで」
すると、姫子はある案を出した。
姫子「私達に折り紙とやらを教えてくれません?」
ヤイバ「いいが・・・拙者は折り紙は得意だぞ?」
レトリー「そういえば、キミ、タバコ吸ってる割には子供受けはいいもんね」
アリシア「ハートの折り紙、教えてー」
ヤイバ「良いぞ」
すると、ヤイバが折り紙をすると、そこには形のいいハートの折り紙が出来上がった!
姫子「わぁ!なかなかいいじゃありませんの!」
ヤイバ「いやー、あはは・・・」
アリシア「でも、いい歳をした大人がハートの折り紙を知っているなんてちょっと気味が悪いわね;」
ヤイバ「おい。大人をいじめるお嬢ちゃんには折り紙を教えてやらんぞ」
アリシア「はぁっ!?ちょっとそれは謝るわ!だから、ハートの折り紙を教えなさい!」
ヤイバ「良いぞ。レトリーもどうだ?」
レトリー「えっ?じゃあ・・・」
四人がハートの折り紙を時に教えながら折る中でようやく四つのハートの折り紙ができた。
レトリー「へー。ボクのはまあまあじゃん」
姫子「私、ハートの折り紙が折れるなんて天才ですわね!」
ヤイバ「ところで姫子は故に誰にあげるのだ?」
姫子「パパに労いとしてあげますわ!」
ヤイバ「ほう。意外と父親想いではないか」
レトリー「アリシアは誰にあげるの?」
アリシア「えっ?・・・エ、エージェントよ。いるときはいつも守ってくれるから・・・」
ヤイバ「ほう。ツンデレか」
アリシア「ち、違うわよ!」
姫子「アリシアちゃんはエージェントさんのことが大好きなんですの」
アリシア「姫子!!」
アリシアへのからかい合戦になる中ですると、インターホンが鳴った。
ヤイバ「ゆえーにー」
ヤイバが出ると、そこには未だにケチャップまみれになっているエージェントとケチャップまみれになった桜田兄弟がいた。
ヤイバ「エージェント!」
エージェント「ようやく終わったよ。報酬は渡すよ」
ヤイバ「ああ」
アリシア「エージェント・・・」
すると、エージェントはハートの折り紙を持ったアリシアに気付く。
エージェント「ん?どうした、アリシア?」
アリシア「これ・・・」
アリシアはエージェントに一生懸命に折ったハートの折り紙を渡した。大半の全員が見守る中でエージェントは少し嬉しそうな顔をした。
エージェント「これ・・・」
エージェント「立派なお尻だな!これ、もらっていくよ!」←恋愛事に関して鈍い
その直後にアリシアにリボンでぶん殴られてエージェントはさらにケチャップまみれとなった・・・。
ヤイバ「あれは故にバカだろう」
姫子「二人の関係が進展しないのはエージェントさんの鈍さなんですの」
レトリー「そうかそうかー」
一方、それを陰で見ていたミューモンの女性が何やら舌打ちをしてその場から離れた・・・。
その翌日、アリシアと姫子は付き添いのエージェントと桜田兄弟を通じて渋谷に遊びに出かけていた。買い物の荷物を運んでいたエージェントは言う。
エージェント「いやー、そちらも大変ですねえ」
桜田A「キミも鈍くて大変だね;」
桜田B「まあ、うちのお嬢様は応援しているというか・・・」
姫子「桜田兄弟ー。エージェントさーん。早く行きますわよー」
エージェント「ああ、今いく」
すると、アリシアは突如自分の身に異変を感じた。アリシアはすぐにそれの方に向くが、いなかった。しかし・・・
アリシア「!!」
姫子「アリシアちゃん、どうしましたの?」
アリシア「アリシアのうさぎのぬいぐるみが・・・ない・・・」
姫子「えっ!!?」
エージェント「そのうさぎのぬいぐるみを取った奴、どこに行った!?」
アリシア「・・・わからないの・・・」
すると、アリシアが泣き出しそうになり、姫子が半泣きになりながらなだめる中でエージェントは予想外の事態にどうしたらいいかわからなかった。
エージェント(どうしよう!!?多分こんな渋谷の人混みの中で取ったんだとしたら・・・どうすれば・・・!)
一方、ヤイバとレトリーはゼオ達を連れて他の人物への口止め料としてクレープを奢っていた。
ゼオ「プリンクレープうまー!」
ヤイバ「これで故に勘弁しろ」
クルーク「まあこういう口止め料ならありか・・・」←クレープが好物
ププル「カレークレープがないのが残念だったねー」
レトリー「そんなクレープないから;」
ジャガー「つか、レガにはクッキーで勘弁したって?」
アイオーン「あやつはクッキーが大好物である・・・」
すると、クルークはある人物を目撃する。それはアリシアのうさぎのぬいぐるみを持った女性。クルークはこれに不穏な空気を感じた。
クルーク「・・・?」
ププル「あ!ちょっとあれ!」
すると、一同はアリシアのうさぎのぬいぐるみがなくて気が動転しているエージェント達を目撃する!ヤイバはすぐに気付き、彼らの元に駆け込んだ。
ヤイバ「お主ら、故にどうした!?」
姫子「あっ、ヤイバさん!アリシアちゃんのうさぎのぬいぐるみが誰かに取られたんですの!」
ジャガー「えっ!?マジかよ・・・!」
すると、姫子の話からクルークはさっき見た女性がアリシアのうさぎのぬいぐるみを持っていたことに気付いた!
クルーク「あ!やっぱりそうか!」
エージェント「えっ!?」
クルーク「確か綺麗めの女性がアリシアのうさぎのぬいぐるみを持って歩いてたんだ!しかも方向から渋谷の109のところに向かってる!」
エージェント「なんだと!?」
ゼオ「じゃあ、先回りして挟み撃ちだ!アイオーンは自家用ジェットでその女を空から監視しとけ!」
アイオーン「ヴッ!」
彼らが別々に別れて走る中でクルークが走る姿をある人物達が目撃した。
金城「ん?クルーク、そんなに走ってどうした?」
宮島「クレープの大行列店でもできたのか?」
夏目「キミが必死になるなんて珍しいね」
雨季「あー、確かに」
まほろ「そのクレープの大行列店、連れてってほしいなー」
シグレ「でも、ちょっとあんたにしてはおかしいな」
理人(フラウト)「どうしたんですかー?」
クルーク「あっ!実はがくがくしかじかで!」
シグレ「えっ!?アリシアちゃんのうさぎのぬいぐるみが盗まれてる!?」
金城「おい!その女を俺達も追うから天川達も呼んでいいか?」
クルーク「なんで空なの?」
金城「天川は渋谷によく遊びに来ている。だから、この周辺には詳しいんだ!天川達の助けを借りるしかない!」
クルーク「お願い!」
一方、アリシアのうさぎのぬいぐるみを持っていた綺麗めの女性はそれを見ながらかすかに笑っていた。すると、その綺麗めの女性に誰かが声をかけた。
ゼオ「あれ?そのぬいぐるみ、売ってたっけ?」
綺麗めの女性「!?」
ゼオ「そのぬいぐるみ、世界で一つしかないんだよな?ちょっと話でも・・・」
綺麗めの女性「な、何よあんた!?」
すると、ゼオの後ろからププルが声をかけた。
ププル「そのぬいぐるみ、明らかにキミの趣味じゃなさそうだね。どうやって取ったの?」
綺麗めの女性「・・・っ!」
すると、綺麗めな女性が逃げ出す中でゼオはスマホから電話をかけながら言う。
ゼオ「B班!今そっちに向かってる!」
綺麗めの女性「!?」
すると、B班のクルークとシグレとフラウトと金城達、C班の桜田兄弟と金城に呼ばれて駆けつけた子孫五人組、D班のアイオーンとジャガーが載っている自家用ジェットが綺麗めな女性の行く手を阻む。綺麗めな女性は目で道を探して階段を見つけて走ろうとするが、そこに・・・
エージェント「誰に喧嘩を売ってるんだ?」
綺麗めな女性「えっ!?」
エージェントが華麗に階段の取っ手を使ってジャンプしてそして綺麗めな女性を捕らえた!
綺麗めな女性「いた・・・」
エージェント「ヒョロイけど、実は結構運動神経があるんだよ」
ヤイバ「エージェント!流石故にスパイだな!よく訓練している!」
エージェント「いや,俺の場合は偵察を・・・まあいいや」
すると、勇飛がアリシアのうさぎのぬいぐるみを取り返しながら聞く。
勇飛「アリシアのうさぎのぬいぐるみを盗んだのもあんた?まあいい時代になったよなあ。こんな小型カメラで監視できるんだから」
綺麗めな女性「な、何よあんた・・・」
樹「しかもアプリでスマホにも筒抜けだね」
宮島「お前ら策士だなー;」
ジャガー「これ、売るつもりだったか?いや、フリマアプリに転売とかもありえるな」
綺麗めな女性「や、やめてよ!勝手に!」
金城「勝手に盗るなよ。まあ、アリシアはニュージーランドの首相の娘だから、高く売れるかも・・・」
綺麗めな女性「そ、そこの狐のミューモンが・・・!!」
雨季「えっ?そういえば、あんた猫の尻尾が・・・「妹を解放しろ!!!」
すると、後からやってきたミューモンの綺麗めな女性によく似たミューモンの女性が拳銃を持ちながらその女性を解放するように促す。
綺麗めな女性「お姉ちゃん!」
大半の全員「えっ!!?」
綺麗めな女性の姉「さぁ、解放しなさい!!!」
拳銃を持った姉の気迫に押され、エージェントは妹を解放する。クルークはその姉が拳銃を装備していることに少し冷や汗をかいた。
- 狐をめぐるもつれ(その2) ( No.660 )
- 日時: 2019/01/14 23:37
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
クルーク「ま、まさか拳銃を持ってるのかよ!?」
綺麗めな女性の姉「私のヤイバはどっち!?」
太陽「え・・・;」
綺麗めな女性の姉「私のヤイバはどいつだって聞いてんのよ!」
すると、大半の全員がヤイバの方に指した!
ヤイバ「ちょっ!?・・・で、何の用だ?」
綺麗めな女性の姉「ちょっと!かつてのエンコー相手のことを忘れたの!?」
ヤイバ「えっ!?あ、もしかしてジュンコさん!?」
綺麗めな女性の姉「そうよ!あんたが好きな人ができたって言ってフラれたジュンコよ!あんた、特定の女は作らないって言ってたのに・・・!」
すすり泣きをするジュンコに対して大半の人達は同情と哀れな気持ちを抱きながら言う。
宮島「レトリーちゃんという好きな奴がヤイバにできたからフラれたわけだな;」
琴「ヤイバさんの特定の女は作らないという言葉を真に受けちゃったみたいですね〜・・・;」
エージェント「可哀想になぁ〜・・・;」
レトリー「ヤイバー!!!キミという奴はこんなところにも恨みを買いやがって!!」
ヤイバ「そんなあ!!恨みを持ったのまで拙者の責任にされては困る!!拙者も故に反省しているがな;」
すると、姫子が何かに疑問を抱いたかのように言う。
姫子「じゃあ、なんで妹の方はアリシアちゃんのうさぎのぬいぐるみを盗み出しましたの!?」
ジュンコ「それはモモエが調べてくれたの!あんた達がヤイバとその好きな人の間にできた子供だからよ!」
ププル「えっ!?」
雨季「じーっ・・・(疑いの眼」
ヤイバ「違う違う!!アリシアと姫子は拙者の子供ではない!!」
エージェント「おい!それは誤解だから!アリシアは俺がボディガードしているニュージーランドの首相の娘で、姫子ちゃんは日本の濃霧(のうむ)大臣の娘!」
桜田兄弟「うんうん」
ジュンコ「お黙り!!あんた達の話は嘘っぱちに決まってるわ!」
すると、ジュンコが拳銃を構えようとするが、大半の人達全員がそれに慌てる。
レトリー「ま、待って!冷静に話し合おう!ね!?」
ジュンコ「私達にはもう思い残すことはないわ!もう引き返せないの!ヤイバ!あんたの軽薄すぎるやり方のせいでね!!」
ヤイバ「だから、拙者の場合はレトリーと出会ってもう改心したからエンコーはやめたって・・・」
大半の人達全員「ヤイバ(さん)!!!」
一方、ギャラリーもしくは野次馬が何らかの撮影かなと彼らの周りに集まる中ですると、ある人物がそのギャラリーを目撃する。王ドラとアルルとシェゾだ。
王ドラ「何かの撮影があるんですか?」
アルル「でも、ツーストからは何も聞いてないね」
シェゾ「じゃあ、何かの海外による日本での撮影なのか?」
ギャラリーA「おい、女が拳銃を持ってるぞ!」
ギャラリーB「しかも狐のミューモンの男がエンコーでやらかしたらしい。シンガンのヤイバによく似てたけど」
アルル&シェゾ「!?」
ギャラリーC「ばっか、あのシンガンの可愛めそうななヤイバがエンコーなんかやるわけないって!」
王ドラ「すみません。その話、詳しく」
ギャラリーC「ひっ!!?」
一方、追い詰められた彼らに対してジュンコは激しく喚く。
ジュンコ「あんたらにはどうせわからないでしょうね!私がどんだけ傷ついてモモエが慰めてくれたか・・・!!」
ヤイバ「だから、それは故に拙者が悪かった。ちゃんと謝るから・・・」
ジュンコ「あんたからの謝罪なんていらないわ!今すぐ好きな人とその間にできた子供二人と一緒にあんたを殺さなきゃ気が済まない!」
ププル「で、でも、キミ、一度フラれたぐらいで妹を巻き込んでやけになっちゃダメだよ!」
宮島「そうだぞー。俺なんて何十回もフラれ続けたんだから・・・」←ほとんどフラれた原因が空関連
エージェント「真っ当に生きていればいつかきっといい人に巡り会うよ!」
ジュンコ「いつか!?いつかっていつよ!?私の傷が治るまで!?」
エージェント「そ、それは・・・」
ゼオ「あ、そうだ。エージェントがこの女と付き合えばいいんじゃないか?」
エージェント「は!!?」
アリシア「ちょっとあんた何言ってんのよ!」
理人(フラウト)「そうですよ!エージェントさんはスパイなんですよ!」
シグレ「本人の気持ちも考えて下さいよ!」
ゼオ「エージェントが傷を癒せばこの件は万事解決だ。ヤイバも恨みを買うことはなくなるしな。この際だから縁ができたと思って付き合えよ」
エージェント「簡単に言うなよ!」
ジュンコ「お黙り!!あんたらなんかに私達の気持ちなんてわかるわけないでしょ!!ヤイバの好きな人には危険な目に遭ってもらうわよ!」
すると、まほろが何かを察したのかジュンコに聞く。
まほろ「もしかして複数の男性がレトリーちゃんを暴行するつもり?」
シグレ「まほろさん!流石にそれは・・・!」
ジュンコ「その通りよ。そこのあんたは察しがいい子だわ」
クルーク「正解かよ!!」
ジュンコ「というわけであんた達!ヤイバの好きなメガネ女を痛めつけてやって!!」
すると、複数の男性が武器を持ちながらやってきて事態の悪化を感じた大半の一同はレトリーを守ろうと彼女を自分達の中に紛れ込ませる。男性Aは言う。
男性A「おい!まさか警察に通報するつもりじゃねーだろうな!?」
空「ちょっ、こわっ!?」
男性B「警察に通報するとこうだぞ!(武器を構える」
アイオーン「ヴッ・・・!!」
すると、誰かが華奢な手でそれを阻む!すると、その人物は複数の男性を一人ずつ殴る!男性達は何か言いたげだったが、その人物は無視する。そして複数の男性を全員殴り倒した後にその人物は目を合わせる。すると、大半の人達全員は殴った相手が誰なのか見当がついた。
王ドラ「大丈夫ですか?」
まほろ「王ちゃん!!それにシェゾ様達まで・・・」
ジュンコ「ちょっと何よあんた達!!」
シェゾ「何なのかはこっちが言いたいセリフだ!」
アルル「妹が全てを話してくれて助かったよ。確かモモエちゃんだっけ?お姉さんにはもうやめさせたいから問い詰めたら話してくれたよ」
すると、駆けつけた三人はヤイバを冷ややかな目で見る。ヤイバは恐る恐る聞く。
ヤイバ「拙者を・・・どうするつもりだ・・・?」
王ドラ「えー?あんたらのところのリーダーに連絡します」
ヤイバ「えっ、リーダーって・・・;」
王ドラ「もしもし、ロムさん?すぐに来て下さい。何かヤイバさんのエンコーのツケが・・・」
ヤイバ「やめろおおおおおーーーーー!!!!!」
ヤイバが泣きながら必死に止めようとするが、ロムに電話をする王ドラにはエンコーをした男にかける慈悲はないのでとりあえず無視する。すると、ロムがサラリーマン用の服装で笑みを浮かべながら駆けつけた。
ロム(^ω^#####)
エージェント「うわ、こっわっ・・・;」
すると、ロムがヤイバを座らせて頭を掴み、彼の頭をガンガンと打ちつけながら土下座させた!
アリシア&姫子(Ⅲ°д人д°Ⅲ)gkbrgkbr
クルーク「あれ?ロムが怖いんだけど・・・;」
ロム「ほらっちゃんと謝れヤイバ(足でケチャップまみれのヤイバの頭を踏みつける」
ヤイバ「すいませんでした・・・OTL」
ジュンコ「あ、あの・・・」
すると、王ドラがジュンコの方に振り向きながら言う。
王ドラ「大体あなたもあなたです。こんなバカに騙されたからって同じ傷を付けようとしてどうするんですか!」
ジュンコ「!」
王ドラ「そのぐらいのことしかできない女性に男がなびくと思ったんですか?」
ジュンコ「・・・」
すると、ギャラリーがどんどん集まり、報道陣も駆けつけることになった。王ドラはそれを気にせずにジュンコに説得を続ける。
王ドラ「自分の傷を他人のせいにしないでください!原因がどうであれ結果的にやったのは自分でしょう!?」
ジュンコ「・・・」
王ドラ「いい歳をしていつまでも甘えないでください!恋愛はいいことばかりではない、辛く苦しいこともあります。だからといって結果的に自分で行動して自分でなんとかする、それが大人の恋愛ってもんです!」
ジュンコ「・・・っ」
すると、ジュンコは王ドラの説得にようやく観念し、涙を流す。ジュンコの口からは「私が悪かったです。ごめんなさい・・・」という小さな声があふれていた。
王ドラ「分かればいいんです。なあに、恋愛なんてすぐにいい人が見つかれば済むことなんです」
すると、ジュンコは王ドラの方に向き、彼女は王ドラに泣きながら抱きつく!騒動の解決を見た大半の一同全員は「大事に至らんで良かった・・・;こいつがいなかったら今頃は自分達はどうなっていただろう;」と心の声で一致していた。
シェゾ「じゃあ、行くぞー」
ジュンコ「はい・・・」
王ドラ達がようやく泣き止んだジュンコを警察に引き渡しに行こうとするが、エージェントが言う。
エージェント「いやー、まさか俺が任務のためにアリシア達をヤイバのところに預けようと提案したことがこんなとんでもない事件を起こすなんてな」
王ドラ「・・・え?エージェントさん、今なんて言いました?」
エージェント「だから、俺がアリシア達をヤイバのところに預けたって・・・」
アルル「じゃあ、今回のアリシアのうさぎのぬいぐるみを窃盗された件の原因はキミかぁぁぁぁぁーーーーー!!!」
エージェント「えっ!?いや、その・・・;」
シェゾ「問答無用、土下座しろーーーーー!!!!!闇の剣よ、うなれ!!!」
エージェント「ぎゃあああああー!!!!」
桜田兄弟(墓穴を掘らなくてよかった・・・;)
その後、ヤイバとエージェントの件はシェゾがマスハンに密告し、二人は説教部屋に入れられたことは言うまでもない・・・。
その数日後、ユーリが帰って来た。青の吸血鬼一族のことで一つ収穫があったからだ。
王ドラ「やっぱり。あいつらはどこかで紛れ込んだんですね!」
ユーリ「ハウルの話によれば少女のような姿をした吸血鬼が今日本のどこかに紛れ込んでいるらしい」
クロウ「少女・・・」
シェゾ「少女のような吸血鬼なら白薔薇などの女子校に紛れ込んでいる可能性が高いな。白薔薇にいるなら探し出せる!ラン達やマーベット達に怪しい奴がいないか聞き出してみるよ。王ドラ達は怪しいと思う女がいないか白薔薇の周辺を見張れ!」
ドラケロ防衛隊「うん!」
青の吸血鬼一族との戦いはまだまだ始まったばかりだ・・・!
FIN
「後書き」
今回はヤイバさんをめぐるもつれのお話です。青の吸血鬼一族の話もちゃんとちょっとずつ進んでるよ〜!
しかしなあ、おしゃまスウィングができるようになるとあんなに難しかったメカニカルジャズが案外できるようになるって不思議ですね。食わず嫌いならぬやらぬ嫌いだったんですかね?
今はツイッター中心でイラストも描いてますが、今オリキャラの設定イラストも作ってます。完成までまだまだ先ですが、もしできたらうpしようと思いますのでその時までお楽しみに!
感想OK