二次創作小説(紙ほか)

Mysterious Days ( No.672 )
日時: 2019/02/08 23:56
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回はグリルちゃんとある人メインのお話。つか、ある人が初登場です。


アリシア「あんた、最近その人のビートロック3を中心にプレイしてた日があったそうじゃない。好きなの?」
エージェント「えっ!?いやいやいや俺が男を好きになるわけがないだろう!?むしろクアトロさんみたいなボンボンが好きだ!」


※この後エージェントはアリシアにシバかれました


エージェントだったもの「」
あいり「エージェント、幼女を怒らせたんですのね・・・;だから、無闇に迂闊な発言を控えるように言いましたのに・・・;」


それではどうぞ!






グリル「あー、図書かーん♪ボクちんの旅は続くよどこまでもー♪え?なんで図書館に行くのかって?だって石箱の魔女だーからぁ♪」


とある日の金曜日。グリルは図書館に借りていた本を返しにそこに向かっていた。グリルは愚痴混じりに言う。


グリル「それにしてもマルクちんの奴ー。勉強が苦手だからっていい加減に感覚的に魔法を使うのはやめてよねっ。まあ、そこがマルクちんのいいところでもあるけどさー。そうじゃないと、不安になるじゃないか。本当にボクちんのことただの幼馴染かなって」


すると、グリルはいつもよく通る道である人物を目撃した。


グリル「おや、先客?」


すると、その人物は輝くような金髪で黄と青のオッドアイの美しい青年だった。彼はグリルに気づかずにこう言った。


???「僕を見て・・・」


その青年の美しさにグリルも少しばかりは見惚れるが、青年はすぐに立ち去った。グリルはあることを思いながら言う。


グリル「・・・天使様・・・?」


グリルはこう呟きをした後にふと我に返り、すぐさま図書館に向かった。その翌日、グリルはよく知っている広場の場所で魔法の修行をしながら彼の言葉が気がかりに思えた。


???『僕を見て・・・』
グリル(あの金髪の美青年に・・・何があったんだろうか・・・?)
???2「グリルちゃん!」


すると、ある人間の魔女がグリルに声をかけた。グリルもよく見知っている人だ。


グリル「ナミさん!」
ナミ「あっ、魔法の修行中?悪いわねー」
グリル「いえ、大丈夫です」


グリルにとってナミはスマブラ屋敷によくいる人達以外でできた初めての魔女の友達だった。ナミは頼りになる屈託のない活発で優しい性格の魔女。ナミと話す時がグリルにとって楽しみの一つだった。


ナミ「グリルちゃん、今とある魔法陣を描いてるんだって?参考のためにその魔法陣の絵が描かれてた魔道書を持ってきたわよ〜!」
グリル「ありがとうございます〜!この魔法陣、描き方が難しくて困ってたんですよ〜!」
ナミ「そうだったの?それなら良かったわ♪」


一方、その二人の様子を見ていた。メガネをかけた図書館の司書風の青年だ。メガネの青年は優しい瞳ながらグリルを睨み続けていた。グリルはその気配に気付くが、その青年はもういなかった。


グリル(・・・気のせい?)


その翌日、グリルを含めて魔法使い三人組が雑談で和気藹々で話していた。


マルク「ナミさんなら魔女としても一流になれる素質があるのサ」
マホロア「グリル、アノプロポーションバツグンのナミサンにハナシかけテもらッテイイナァ〜」
グリル「まさか!あの人はいつも失敗ばかりのボクちんを気にかけてくれて・・・」


すると、グリルは昨日のメガネの青年を見る。メガネの青年はグリルをすぐさま見た途端に立ち去った。


グリル(え?ボクちん、何かしたの?)
マルク「グリル、どうしたのサー?」
グリル「いや、何でもないよ!」


その翌日、グリルは買い物に出かけた道で今から買う物をメモっていた。


グリル「悶怒ちんからお使いで買う物はー、鍋の材料の豆腐、大量の牛豚鳥ミンチ肉、シイタケ・・・」


すると、グリルはあの青年を見かけた。青年はグリルを見つめながらグリルはそれに気付いて走りながら立ち去った。


グリル(また来たの・・・!?)


その翌日、グリルは魔女集会で出かけて向かった電車の中でもあの青年を見かけた。


グリル(これ・・・ボクちんがいたところにいる・・・!?)


グリルは恐怖を感じながらすぐさま電車が着いた途端に立ち去った。グリルは走りながら思う。


グリル(どうしよう!!?怖い!!アレがいる限り外に出たくない!!)


すると、グリルが誰かにぶつかった!


グリル「す、すみません!」
ナミ「ボーッとしてんじゃないわよ。でも、やっぱり可愛いから許してあげる!」
グリル「ナミさん・・・ナミさん〜〜〜〜〜!!!(ブワッ」
ナミ「えっ、どうしたの!?」


グリルはナミに自分を尾けてくる青年に相談する。


ナミ「そっかー。そんなことが・・・許せないわね!」
グリル「でしょう!?」
ナミ「まあ、あたしは男にそこまで言い寄られたことはないからむしろグリルちゃんはラッキーだと思うけど、近くにいる幼馴染君に助けを借りるのも手じゃない?」
グリル「そうだった!ありがとうございます、ナミさん!」


その数時間後、グリルはマルクに相談する。マルクも彼女の話を聞いて信じた。


マルク「まさかお前みたいな乱暴な魔女に言い寄る男がいるなんてなー」
グリル「どういう意味だよ(^ω^#)」
マルク「まあ、あの男がスマブラ屋敷の前に来る可能性は高いから今日の夜中になったらそれまで起きてすぐかけつけるから!それまでお前は待てのサ!」
グリル「うん!」


そして今日の夜中、グリルはローアの部屋でマルクを待っていた。せっかくなので本を読みながら。


グリル(個室に入るにはインターホンがいる。だから、そこまでは踏み込まないから大丈夫なはず!)


すると、インターホンが鳴った!マルクだと思われるが、何回もインターホンが鳴ったことをグリルは怪しんですぐにベッドの中に潜り込んだ!


グリル(どう見てもインターホンを何回も鳴らすなんて怪しい。誰か・・・!誰か助けて・・・!!)


すると、インターホンの多さに業を煮やしたグリルはようやく開けた!


グリル「・・・っ何が目的だよこのバカあああああーーーーー!!!!!」


すると、出てきたのはあの青年ではなく、マルクだった。マルクはちょっと驚きながら言う。


マルク「おい、どうしたのサ?」
グリル「マルクちん・・・?」
マルク「青年がいたとしたらこんなに強い道化師の悪魔に恐れられて行ったんじゃないか?」
グリル「マルクちん・・・!」


こんなに頼もしい幼馴染がいて幸せなグリルだったが、その翌日にグリルはスマブラ屋敷に顔を出したら先ほど別々に別れたはずのマルクがいなかった。


グリル「え?マルクちんがいない?」
メタナイト「本当に最近のお前に続いて困るな・・・;」


グリルは魔法の箒でマルクの行方を空から探していた。すると、ある人だかりができていたのを発見した。グリルはそれを見ると・・・






痣だらけで気絶しているマルクの姿があった!


グリル「!!!!!マルクちん!!!」






あの後に目を覚ましたマルクは回復に向かっているが、全治一ヶ月ということでプププランドの病院に入院しているらしい。本当かどうかはわからないが、自分のせいでマルクが・・・。もうどうしたらいいかわからなくなったグリルは泣きながらある人に電話した。ナミにだ。


グリル「早く出て!お願い!」


すると、ようやく電話が繋がった。


ナミ「グリルちゃん?どうしたの?」
グリル「マルクちんに助けを借りたら・・・マルクちんが大怪我したんです!!」


すると、グリルの話を聞いたナミはとんでもない言葉を口にした!






ナミ「よかったじゃん、静かになって・・・」
グリル「え・・・?」






ナミ「つか、そんな青年が本当にグリルちゃんに言い寄ってきたの?嘘を吐いているならもうかけてこないで」
グリル「ちょっとナミさ・・・!!!」


ナミに一方的に電話を切られた後にグリルは相談の綱をなくしたことで涙を流していた。


グリル「なんだよ〜〜〜〜〜・・・!」


すると、ある声がかけた。グリルを尾けていた青年だ。


???「ようやくわかったみたいですね」
グリル「!!!?」
???「そんな相談なんて他にも親しい人がいるだろうに。あなたが頼りにしていたその魔女・・・」






???「その女が僕の友人の天使を殺したんです。あの道化師の子を殺そうとした時と同じように」






グリル「・・・え・・・?」


青年はメガネを外して金髪の髪となった後に儚い笑みを浮かべながら言う。


???「あなたがあの魔女の本性に気付いてくれてよかった・・・あの魔女のために泣かなくていいんですよ・・・」


青年はそう言って消え去った。グリルは青年の儚い笑みに少しの罪悪感と美しさを覚えていた・・・。






あれから翌日。その青年はグリルを尾けることはなかった。グリルは彼の昨日明かしたことに疑問を感じていた。


グリル(どういうこと・・・?じゃあ、あの人はただ教えようとしてくれただけだったの・・・?まさかねっ)


すると、メタナイトがある記事が載っていた新聞を持ちながら慌ててローアに来た!


メタナイト「おっ、お前っ!これ!」
グリル「?」
メタナイト「見ろ!」


すると、その記事には・・・






「プロポーションのいい妖艶魔女のナミ、何者かに恨みから魂を抜かれて絶命する」という記事が書かれてあった・・・!






メタナイト「お前達にナミのことは聞いたが、まさかナミがそんな女だったとはな・・・」
グリル「そっか・・・(・・・。あの人や・・・そういう専門ならエドガーちん達もこの絶命事件は関わってないよね?」


その翌日、グリルは図書館にいつものように本を返しに来ていた。グリルは返した本とは別の本を取ろうとするが・・・


グリル(この手の物語の小説、気になってたんだよね・・・)


すると、ある人物がその本を取った。先日までグリルを尾けていたメガネの青年だ。


グリル「あっ・・・!」
???「やあ、また会いましたね。約束通りあなたの幼馴染の恨みも晴らしましたよ」
グリル「・・・(グッ)あの、ナミさんからボクちんを助けようとしたんだよね?・・・ありがとう」
???「いえいえ、大したことはしてないです」
グリル「そういえば、キミの名前は?」


すると、その青年は名前を言う。






ミシェル「天界のセラフという上位天使のアルフォンス・ミシェルですよ」






おしまい






「オリキャラ紹介」


・ナミ
グリルが慕っていた魔女で表向きは友好的な人物を演じているが、性格は腹黒く人の命を何度も思わない女性でミシェルの友人の天使を殺した張本人。


「後書き」


今回はいつもとはちょっと変わった手法で執筆した話でした。ナミの件はちょっと可哀想ですが、ざまあってことで。
最近のポップンはエージェントさんの他にも色んなキャラを使ってます。ミシェルさんだったりジャガーだったりラピストリアのミニッツちゃんだったりツーストだったり。今度はラピストリアのユーリ様やエクラルのタイマーも使ってみようかね〜。






感想OK