二次創作小説(紙ほか)

ロックパンダとの別れの時 ( No.697 )
日時: 2019/06/04 00:16
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回はとうとうジャガーさんとの別れのお話です。いつものノリのほのぼのギャグ。






ジャガーが来てようやく半年、この半年間はアメリカの航空機の復旧までに日本に滞在していた彼だったが、パワえもんとアイオーンのカードを無断で使用して愛酒のバーボンを買いまくったり、愛用のギターでエナジーロックを奏でてその反動で奏でた場所が日向家の近くだったために日向夏美の部屋の窓を割らせてしまったり、ゼオ・ウィグルゥ達に悪影響を与えてしまったり実に亡き内田裕也みたいなロックンロールな滞在期間を過ごしており、王ドラ・日向夏美・ルルー・ロムが相当ストレスが溜まっていた。


ツースト「あのー、ごめんな;なんか迷惑をかけてるみたいで・・・;」
王ドラ「いいえ?(黒笑」
夏美「連日星ノ宮学園にゼオ君達と一緒に行って香宮さんから苦情をもらうし(鬼の形相」
ルルー「可愛いもの好きのシェゾはジャガーを咎めたりしないし(スーパーサイヤルルー3になっている」
ロム「ひろしさんのところのひまわりちゃんとじゃれあって騒動を起こすし、そんなジャガー、俺達もだーいすきだぞあはは(DグレのAKUMAのレベル4のキレた顔みたいになってる」
ツースト「(めちゃくちゃ怒ってるぅー;特にロムは人を殺しそうな顔して;)じゃあ、俺はあいりのところに会いに行くからっ;」
王ドラ「ふん、ツーストさんはいいですよね、あいりさんのところに逃げられますし(行ってらっしゃーい」
ロム「お前、本音と建前が逆;」


一方、ジャガーはいつものようにゼオ達と一緒にいた。ゼオは言う。


ゼオ「そういえば、そろそろ半年じゃないか?」
ジャガー「なるほどな」
クルーク「そろそろ連絡が来る頃だと思うんだけど」


すると、ジャガーのスマホに電話が鳴った。フォースからだ。


ジャガー「ああ、フォース?もしもし。ーーーーー。ああ、わかった」


ジャガーが電話を切ると、ゼオ達の方に向きながら言う。


ジャガー「急いで準備をするぞ。アメリカ行きの飛行機が直った」
ラフィーナ「!」
アミティ「おめでとう、ジャガー!」
リデル「ちょっと寂しくなりますが頑張って下さいね」
ジャガー「ああ「ヴーーーーー!!!」なんだ?」
アイオーン「なぜに直ったんだ・・・ジャガーが帰ったらモフモフできなくなるーーーーー!!!(号泣」
ププル「いや、どこでもドアがあるでしょ;」
あやクル「男なら堂々と諦めろ」
シグ「うん」
アイオーン「ヴ・・・(すすり泣き」


そしてジャガーのアメリカへの帰還をフォース経由で知った王ドラは今までの苦労が報われたような気持ちになった。


王ドラ「やったー!!!あのバカパンダがようやくアメリカに帰ります!!(ジャガーさんがいなくなるのは寂しいですね・・・」
ロム「お前、また本音と建前が逆になってるぞ;」
王ドラ「とにかく!あのバカパンダには手厚い見送りを催しますからね」
夏美(どうせこいつのことだからろくなことを考えてないわね・・・;)
ルルー「サタン様やクリオラちゃんも呼ばなくっちゃ!」


そして王ドラ主催のジャガー見送りパーティを開く中でゼオがジャガーにある箱を持ちながら言う。


ゼオ「ジャガー、俺から別れのプレゼントだ。これ、今から搾り取るから」
ジャガー「何を搾り取るんだ?大量のグレープフルーツか?」
ゼオ「違う違う。これ」


ゼオが持っていた箱の中を開けると・・・






ケロン星名物の宇宙デコポンだった(爆弾投下)


大半の人達全員「」






ゼオ「んで、これを搾り取ってジュースになるのがケロン星の風習だとケロロに聞いたんだが」
ウルフ「あのバカガエル、なんてこと教えてんだよ!!?」
夏美「よし、あいつしばく(^ω^#)」
ジャガー「おい・・・どんなジュースになるんだ・・・;」
ゼオ「絞ってからのお楽しみ・・・あっ!」


すると、恐怖に怯えたのか宇宙デコポンがゼオから逃げ出した!


ゼオ「逃げちゃった・・・」
クルーク「まあいいだろ。どうせどこかで死んでるって」
キッド「それの方が物騒だろ;」


すると、ルキナが箱を持ちながらジャガーにその箱をプレゼントする。


ルキナ「ジャガーさん、私からのプレゼントです。ゼオさん達がいない時はいつも私が面倒を見てましたもんねっ」
ジャガー「ルキナ・・・ありがとう(ルキナからのプレゼントはまともだといいんだが・・・」


すると、ジャガーがその箱を開けると、小さいパンダサイズのカーバンクルをモチーフにした衣装だった(爆弾投下)


ルキナ「洋服店で売ってたんで着てくれますか?つか、ちょっと撮りたいです」
ジャガー「着れるかよこんなダサい服!!」
カーバンクル「ぐ!?(激怒しながらジャガーにビームを浴びせようとする」
アルル「カーくん、落ち着いて!!?」
シェゾ「ジャガー、その服を着てみろ(口からケチャップを出しながらスマホのカメラ準備完了」
アイオーン「着てみて損はないだろう(目からケチャップを出しながら最新のデジタルカメラとスマホのカメラ準備完了」
アイレーン「ジャガー、私達からの命令なのだ(鼻から大量のケチャップを出しながらスマホの動画カメラ準備完了」
シュウ☆ゾー「ちょっwww一部が壊れたwww」
ペイペイン「アイレーンさまあああああー!!!(アイレーンが壊れたことに号泣」
金城「すみません、約三名が今ケチャップ大量に出てますので担架をお願いできませんか?ええ、その中の1名のお付きの女も壊れかけてますので今すぐに」


どこからかケチャップを大量に出した三人+ショックで壊れかけたペイペインは医務室行きに・・・;すると、今度はエージェントが小さな箱を持ってジャガーに言う。


エージェント「俺からもプレゼントを持ってきたから。何かあった時に使ってやってくれ」
ジャガー「え・・・今度はどんなだ?」


ジャガーがその箱の中を開けると・・・






一つの拳銃でした(爆弾投下&しかもアメリカ式のピストル)


ジャガー(O_O)






メタナイト「なあ・・・これ、何に使うつもりだ?」
エージェント「何にって・・・アメリカで命の危機に遭った時に撃つやつだよ!」
ヤイバ「それって・・・故にどんな状況だ・・・?」
エージェント「俺の例をよく考えろよ!それは直接撃たなくても威嚇用に使うだろ!?俺はいつも敵組織から狙われて命の危機に遭った時にこうしてるぞ!」
クロウ「ジャガーの日常をお前の任務と一緒にすんじゃねえええええー!!!」
レトリー「しかもジャガー、ちょっと唖然としてるよ;」
シアン「ねえねえジャガーちゃん、あたし、ちょっとやってみたいからその拳銃を貸してほしいにゃん!(目がワクワク」
チュチュ「シアン、ダメですわ!!」


すると、ひろしがある箱を持ちながらジャガーに言う。


ひろし「ジャガーさん、俺からもプレゼントだ。受け取ってくれ」
ジャガー「ああ。いいが・・・」


すると、ジャガーがもらおうとしていた時にひろしがその箱を引っ張る。ジャガーはこれに戸惑う。


ジャガー「!?!?」
ひろし「・・・大事に、大事に隠してくれ・・・(号泣」
ジャガー「つか、プレゼントの中身はクアトロの写真集かよ!!?(一発で見抜いた」
ひろし「ど、どうしてわかったんだ!!?あ;」
みさえ「あなた!!こんな小さいパンダに頼もうとしてたの!!?おんどりゃあああああー!!!(ひろしにラリアット」
ひろし「ぐえっ!!!」


野原家恒例の夫婦喧嘩が勃発する中で王ドラがジャガーに声をかけた。


王ドラ「ジャガーさん。そんなプレゼントよりも私からのプレゼントを受け取ってみてはいかがですか?」
ジャガー「お前からのプレゼント?別にいいが・・・」


すると、ジャガーがその箱の中を開けると、そこには何もなくただの迷彩の液体だった。


ジャガー「?迷彩・・・?」
王ドラ「さぁ!行ってらっしゃい♪」


すると、王ドラに突き飛ばされたジャガーは迷彩の液体に落ち、そこにジャガーの姿はなかった!


まほろ「ジャガーちゃん!?どこに行ったの!?」
クロ(クロード)「失礼だが貴殿は一体ジャガー殿に何をした!!?」
王ドラ「別に?ちょっとオシオキですよ♪」


一方、ジャガーは元の空間からとある空間に飛ばされた。飛ばされたジャガーは辺りをキョロキョロと見回す。


ジャガー「どこだここは・・・;まるで異次元空間だな;」


すると、ドンドンドンと足音がした。ジャガーは振り向く。


ジャガー「ん?」


しかし、その足音の正体は・・・






獄卒を模した巨大ロボでした(爆弾投下)


ジャガー「」←最も自分のサイズでは敵わない相手が来たことに絶望と驚愕







ジャガーの絶叫と走る音をクルルが開発した空間テレビで見ていた王ドラはケラケラと笑い、それを見た夏美が王ドラの胸ぐらを掴みながら言う!


夏美「あんた・・・!!いくら何でも流石にやり過ぎよ!!連れ戻しなさい!!」
王ドラ「やーですー。私だってあれは戦いたくないですー」
ゼオ(そういえば、あの空間はなんらかの魔法空間って言ってたな。ということは俺もテレポートで行けるかも!)


すると、ゼオがテレポートでその空間に移動する!一方、ロムは動いてくれない王ドラに業を煮やしたのか咄嗟にスマホで操作する。


ロム「王ドラ・・・」
王ドラ「何ですか?あっ、ロムさんも同意してくれたんですか?」
ロム「ユーリさん、呼んだから」
王ドラ「ゑ?」


一方、ジャガーはひたすらに逃げていたが、走っても走っても景色が変わることはなく、しまいにはこけてしまった。


ジャガー「だっ!!!」
獄卒ロボ「ムクイヲウケテー」
ジャガー「ぎゃあああああーーーーー!!!」


すると、誰かが魔法で獄卒ロボを破壊した!魔法を放った主を見た瞬間にジャガーは泣きなが彼に抱きつく。そう、魔法を放った主はゼオだ。


ジャガー「ゼオー!!!」
ゼオ「HAHAHA、ジャガーは小さいくせして威張るのに意外と怖がりだなー」
ジャガー「っせーやい!」
ゼオ「ここからはテレポートで逃げ出せるんだ。テレポートで元の空間に戻るから掴まってろ!」


ジャガーはゼオの言葉に頷き、ゼオはテレポートを詠唱する!そして二人はようやく元の空間に戻ることができた。


ププル「ゼオ!ジャガー!」
ゼオ「いやー、でかいくせして意外と弱かったな」
ジャガー「あれ?そういえば、王ドラは?」
クルーク「あっちの部屋でロムに呼び出されたユーリにオシオキを受けてるよ。部屋の中は見ない方がいいかもね;」
ジャガー「ああ・・・;(察した」
フォース「ジャガー、もう行くぜ」


すると、フォースに電話が鳴った。ジュディからだ。


フォース「はい、もしもし?なんだよこんな時に・・・」
ジュディ「今ジャガーはスマブラ屋敷にいるの!?」
フォース「ああ、そうだけど・・・」
ジュディ「じゃあ、ジャガーにはしばらくに帰還の日が延びたことを伝えて!実は・・・」






ジュディ「何かの宇宙生物がアメリカで大増殖して今すぐにアメリカに踏み入れない状態になってるの!!」
フォース「」





なんとゼオから逃げ出した宇宙デコポンがアメリカで大増殖してアメリカに踏み入れない状態になっていました(爆弾投下)フォースはジュディから案件を伝えられ電話を切った。


フォース「ゼオ!!なんてことを!!」
ゼオ「えっ?俺?」
アミティ「ゼオから逃げ出した宇宙デコポンがアメリカで大増殖したんだ・・・;」
エージェント「じゃあ、ジャガーはこれから当分の間はスマブラ屋敷にいるってことじゃん!ラッキーじゃないか!」
ジャガー「癪だけどラッキーだったな。日本の生活にも大分馴染んでしまったし」
ツースト「こら!そういうことは言うなー!!」


ジャガーは当分の間はスマブラ屋敷に留まることに喜ぶ人もいるが、複雑な気持ちを抱える人もいたという・・・






その日の夜、クロウはいつも通り実家の酪農家の牛乳の配達をしているが、ジャガーのことで大分複雑な気持ちを抱えていた。


クロウ「ジャガー達のおかげで散々だったな;でも、シアンもジャガーを可愛がってるし、嫌うに嫌えねーよな・・・」


すると、クロウは配達先の近くにある路地裏のところに違和感があることに気付く。クロウは目をやるとそこには赤いトランクがあった。


クロウ「トランク?」


すると、クロウが上の方に目をやると、そこには腹が撃たれているスパイ風の帽子を被った厳つい男だった!


クロウ「ぎゃー!!!」
???「む、見つかってしまったか・・・まあいい、早く私を通報して・・・」
クロウ「あ、あんた、腹が撃たれてるよ!!?大丈夫か!!?」
???「いや、これぐらいは・・・」
クロウ「ここの近くに俺の実家があるから、すぐに運ぶぞ!!ここはなるべく安静した方がいいだろ!!」


クロウはその人物を自分の実家に運ぶ。次のお話はこの男の正体が・・・!?


もう一つの物語に続く






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