二次創作小説(紙ほか)

第ニ章:すれ違い・・・?(その1) ( No.726 )
日時: 2019/10/07 21:04
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回はすれ違いの第ニ章です!これはツーストが可哀想なことになりますね;






翌日、週刊誌にツーストの身に起きた昨日のことを顔出しなしでスクープされていた。その潔白の主がツーストだと知らない人達はみんなそのことについて話題になっていた。


フォルト「うわー、この人本当にバカだねー;」
イチイ「もう「アホ」の祭りだな」
サンラント「「後」の祭りだリーダー」


オリオン「でも、俺はあんな方法で身の潔白が出来る奴を逆に賞賛するぞ;」
アルゴン「オリオンが相手に賞賛とは・・・!セーイッ!」


ロージア「でも、こいつはちょっといい筋肉質してるわね」
ジャクリン「顔が見えればいいんやけどなー;」


一方、当のツーストはその週刊誌の記事の内容にかなり落胆していた。
誰だよ!!?こんなバカなことする奴は!!どこのどいつだ!!?






ツースト「だーーーーーれーーーーーだーーーーー!!!?」






日常日和。特別編7 ーーー月下の姫と月の王子のそびえ立つ月の塔ーーー 第ニ章

第ニ章:すれ違い・・・?(その2) ( No.727 )
日時: 2019/10/07 21:09
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

ゼオ「おいツースト!あいりから聞いた!だいじょう・・・」
ツースト(°Д°Ⅲ)←落胆中
サン「ーーーなわけなさそうでアルな・・・;」


ツーストは半泣きになりながらあいりやサン達に聞く。


ツースト「なあ、俺を陥れようとした奴誰だと思う?」
アイオーン「知らん;」
ツースト「俺、何か嫌われるようなことでもしたのかな・・・?(号泣」
クルミ(クルーク)「ツーストさん・・・;」
あいり「まあ、こんなのはツーストへの逆恨みによる嫌がらせでしょうね。何もツーストのせいではないですわ」
ツースト「あいりー!!(ガバッとあいりを抱きしめる」
あいり「おわー//////!!ちょっと人前でやめなさい!!」


すると、ツーストのスマホに通知が鳴っていたことをププルが気付いた。


ププル「ツーストさん、スマホの通知が鳴ってるよ?」
ツースト「え?」


すると、ツーストはその通知の内容を見る。非通知の電話だった。


ツースト「ごめん、ちょっと行ってくる!」
ゼオ「気が済むまでどうぞー。お土産買って来い」
ツースト「誰が買うか!!」


ツーストへの非通知の電話の内容は例の記事を週刊誌に送った人物だった。ビルの屋上に行ってみるが、そこにはツーストのプライベートでのあいりとのデートや彼女を巡ってのクロード達とのもつれが撮られたポスターサイズの写真があった。


ツースト(これ、いつのまに・・・;)
???「あんたとその周辺のことは色々と調べてもらったわ・・・そうね、この写真をバラさない代わりに要求は・・・」


すると、その電話の主であるエリカは嗤いながら言う。






エリカ「私と寝なさい。」






エリカ「彼女とは何度もシてるから、他の女にも試してみたらワクワクするわよねえ?あ、心配しなくても顔とワザなら自信があるわ」


ツーストは一瞬考えた。「あいりとの交際は報道されたが流石に寝てることや彼女を巡ってのもつれまでは報道されていない」ことに。もしもそれが高じてあいりが双子怪盗アリス団のアリスで、クロがチームクロードの怪盗クロードでしかも協力までしたことまでバレたら・・・






吉祥学園NY部のデスク「今や名のある怪盗達に協力までしたツースト氏ですが、周囲の人達がこのことを知ってどんな印象を持っているか聞いてみましょう!」
後輩Y「あたしは怪盗のことを名前だけは知ってるけどー、それがまさかツースト先輩が協力してるなんて思わなかったー・・・」
友人S「憧れて敬ってた自分がバカだった!裏切られた!(ハンカチで涙を拭く」
吉祥学園NY部のデスク「あっ、今渦中のツースト氏が出てきました!」
ツースト「許してくれぇーーーーー!!!悪気はなかったんだあああああー!!!」






バレれば破滅だ!!
そう思ったツーストだったが・・・


ツースト「断る」
エリカ「ーーーえっ」
ツースト「俺が愛しているのは生涯をかけてあいりだけだ。他の女の誰も俺を夢中にはできない!それにな、こんな方法でしか近づくことができない卑怯女と情事しなきゃいけないほど俺は落ちぶれてないんだよ!」


ツーストが半ば強引に電話を切られたエリカは彼の毅然とした態度とあいりへの一途な想いに興味を持ちながら言う。


エリカ「ふーん、意外と純情なのねー。なんか本気になったかもね・・・!」


一方、ツーストは自分の周辺の写真を持ちながらさっきのことをちょっとだけ後悔した。


ツースト(本当にどうするべきか・・・やっぱりここは身を捧げてネガを・・・いやいや!俺は自由を求めてアイドルになるためにあの家から逃げてきたんだからな!)


ツーストは自ら自分の過去を思い返していた。その頃のツーストは自分の兄とかつての想い人だったルリが亡くなった後に彼は兄の生前に手配していたプレゼントを誕生日を迎えていたツーストに渡していた。それは大きなでんせつポケモンのウインディだった。ウインディはかつて住んでいた町の震災でトレーナーが亡くなっておりツーストの兄は友人だったトレーナーのウインディをツーストの誕生日に届けるように手配していたらしい。ツーストはこのウインディを「ソナタ」と名付け、ソナタが唯一の友達でもあった。それを擬人化の王ドラによく似た許嫁が嫌って「ペットをエネコに変えろ」と言ってきたために彼女から逃げるために8の時のポップンパーティのミラクル☆4のオーディションに合格した後にツーストはソナタに家のことを頼むように言って自由を求めて家を出て行った。
ツーストはこのことを絶対に犯人には隠し通す決意をする!


ツースト「やってやるよ・・・!上等じゃねーか・・・!」






翌日、ツーストはあいりと渋谷で逢瀬に来ていた。ビラを書いた犯人について調べるためだ。


あいり「やっぱり芸能人の方が怪しいと思いますが、ウーノさんにそのことを聞いたらヤバいと思いますし・・・;」
ツースト「ああ、ウーノを犯人だと疑っていたらアンも泣きながらウーノの正当性を主張するもんな;」
あいり「とにかく犯人について調べるためにこちらとしても行動を起こしますわよ!」
ツースト「OK!じゃあ、また後でな!」


ツーストが立ち去った後にあいりはビラを見ながら思う。


あいり(このビラ・・・画像は本当にあの女性が入手したんでしょうか?ちょっとその辺を確かめて・・・)
ケイゴ☆「あれ?キミは・・・あいりちゃんっすよね?」
あいり「・・・!」


一方、ツーストは犯人探しで情報収集をしているが、有力な手がかりが得られずクロスに頼もうとするが、彼は現在式神界に赴いているために彼の邪魔はしたくないと彼を頼むことはできなかった。


ツースト「うーむ・・・;クロスがダメならクロードに・・・あいつに頼むことはやめよう・・・;やっぱり情報収集の面で優秀であるエージェントに頼むべきか・・・?おっ」


すると、ツーストは吸ったタバコを捨てたサラリーマンを目撃する。ツーストはそのタバコを捨てたサラリーマンに声をかける。


ツースト「おい、おっさん。落し物」
サラリーマン「あ?なんだ?ガキが大人に説教すんのか?」
ツースト「悪いことを正すのに年齢など関係ない!おっさんみたいな奴がいるから日本がどんどんおかしくなるんだ!」
サラリーマン「ガキは黙ってろ!(ツーストの身体を押す」
ツースト「わっ・・・!(このヒゲー!!もう許さん!!」


すると、ある女性がサラリーマンに声をかけた。


???「ちょっとー。おじさん」
サラリーマン「ああっ!?まだ何か・・・」


すると、その女性が捨てたタバコをサラリーマンの口に投げ込んだ!そのタバコはまだ火が付いていたためサラリーマンの口の中が火傷した!


サラリーマン「!!!!」
???「逃げるわよー!」
ツースト「えっ!?あ、あんたは!?」


ツーストを連れて逃げた女性は走りながら自己紹介を言う。


???「エリカ。過去にあんたとドラマで共演したけど、あんたは何も覚えてないだろうからよろしくね」
ツースト「えっ?エリカ?(俺が主演のドラマに脇役として出演していた人気シンガーソングライターの女か!」


すると、ツーストはそこであることに気付いた!


ツースト「えっ・・・ということはまさかあんた・・・;」
エリカ「その通りよ!私があんたにあの電話をしていた女なの」
ツースト「は!!?あんた、今更俺に何の用だ!!まさかまた脅迫をするつもりじゃねーよな!!?」
エリカ「まさか。今更脅迫はできないわよ。私はあんたにちょっと興味を持っただけよ」
ツースト「は!?どういう・・・」


すると、エリカはツーストにこう爆弾発言をする!






エリカ「マジで好きになったって言ってんのよ」






ツースト「!!?」


ツーストは自分が告白されたことに驚きを隠せなかった。エリカは言う。


エリカ「まあ、共演したその頃は私もあんたのことは同じ出演者としてしか見られなかったんだけどね、今になって好きな子に一途になったあんたのことは好きになっちゃったの!まあ、今更あんたの隙に入り込めるとは、思ってないけどね・・・」


一方、あいりはケイゴ☆と話していた。ケイゴ☆はあいりに聞く。


ケイゴ☆「ツーストさんと仲がいいんすね!」
あいり「ええ」
ケイゴ☆「他にも仲がいい人がいたじゃないっすかー!あのモノクルの人とか金髪のスパイとか!」
あいり「(クロードとエージェントのことか・・・)まあ、あの二人は仲のいい友人ですわよ。別に彼らに対して好意とか抱いてませんわ」
ケイゴ☆「ふーん」


エリカはツーストに、そしてケイゴ☆はあいりに接触した中で彼らはとあることに気付かないまま接触した人物と話すしかなかった・・・。
一方、エリカの告白にツーストはしどろもどろになりながら言う。


ツースト「あの・・・あんたとは付き合えない;」
エリカ「言葉が足りなかったわねー;まあいいわ。いつかあんたを私に夢中にさせてみせるわ」
ツースト「あっ・・・」
エリカ「それまで彼女との恋を頑張ってね」


エリカが立ち去った後にツーストは彼女のひょうきんな態度に困惑の表情を隠せなかった・・・。
その夜、フランスのヴェルサイユでの別荘で寝る前にあいりと話していた。


ツースト「変なようで悪いと思うが、エリカのことを教えてほしい」
あいり「私もちょっとエリカさんについてケイゴ☆さんから聞きましたわ」
ツースト「どんな?」
あいり「エリカさんはいろんな業界の人達や裏社会の人達に顔が利くらしいですわ。かなりヤバい人だって話ですわよ」
ツースト「ふーん・・・(やっぱりエリカの方が年上だからからかわれただけかな;」


そしてその翌日、ツーストは昨日に引き続き犯人探しをするがこれからの先行きに不安を抱いていた。


ツースト(でも、奴がひょうきんな態度から主犯だとは思えねーし・・・)
エリカ「もちろん私が主犯よ」
ツースト「わあっ!!?なっ、なんだよ!?人の心を読むな!!」
エリカ「昨日のことについて聞こうとしてるの。彼女は今どこ?」
ツースト「ああ、今俺のいる近くのカフェにいるぞ。あ、出てきた。ケイゴ☆もいっ・・・しょ・・・」


すると、ツーストはそれを見た瞬間に衝撃が走った。なぜなら・・・






あいりとケイゴ☆がお互いを抱きしめ合う姿が目撃されたからだ・・・!






ツースト「!!?おい!!お前ら何やってんだよ!!?」


ツーストが急いで二人を引き離すが、ケイゴ☆は事情を説明しながら涙を流して謝る。


ケイゴ☆「ツーストさん!?すみませんっす・・・でも、あいりちゃんを初めて見た時から俺は一目惚れして・・・さっき、自分の気持ちを伝えたんす。そしたら・・・「いいですわよ」って、返事をもらって・・・」
ツースト「!!!嘘だ!!あいり!!?俺が何かしたのか!!?本当のことを言って・・・」


すると、あいりはこう答えた。


あいり「ーーーーー全部」






あいり「本当ですわよ」






今回はここまで。次回はツーストのヤケと犯人が判明する第三章です!






ドロドロですが・・・?感想OK