二次創作小説(紙ほか)
- 第四章:報復☆DEATH(その1) ( No.735 )
- 日時: 2019/10/11 23:35
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
今回は第四章です!こりゃあ、ケイゴ☆、被害者の人達からフルボッコの刑だな;
その翌日、ツーストは王ドラと一緒にスマブラ屋敷の男子トイレで用を足していた。ツーストは聞く。
ツースト「王ドラ、お前はケイゴ☆のことは知ってるか?」
王ドラ「ああ、あのジャスティス☆さんのファンである人気ミュージシャンですよね。それが何か?」
ツースト「実は・・・ん?」
すると、ツーストと王ドラは珍しく落胆しているフォースを見かけた。フォースは昔担当曲を消された時と同じように落ち込んでいた。
フォース「はぁ〜・・・」
王ドラ「フォースさん、どうしたんですか?」
フォース「振られた・・・」
王ドラ「えー!?いつも女の子を冷たく振るあなたが!?だっさーいですねー!」
ツースト「こら王ドラ!で?どんな奴だ?」
フォース「この子だ」
すると、フォースのスマホの画像に入ってあるその女の子にツーストは見覚えがあった!
ツースト「(こいつ、いつかのメイドカフェで会ったユイナじゃん!!)お前・・・この子とヤっちゃったの・・・?」
フォース「ツースト、ダイレクトすぎ!ご想像にお任せするぜ!ユイナちゃんって言ってな、ユイナちゃんが働いてるメイドカフェで会って・・・」
王ドラ「そうなんですか」←クルークにメイドカフェのチケットを渡した張本人。詳しくは日常日和。4の短編参照
すると、フォースが何かを思い出したように舌打ちをしていた!
フォース「それにしても・・・あの男・・・マジでムカつくぜ・・・」
王ドラ「は?」
ツースト「それ、どういう意味だ!?」
フォース「忘れもしないケイゴ☆にユイナちゃんを盗られたんだ!同じパーティに出席した時にワンコみたいに友好的に接したのにな・・・とんでもねーキバを持ってたけどな・・・」
ツースト(どういうことだ!?ケイゴ☆はあいりが好きで盗ったんじゃなかったのか!?)
すると、ツーストはフォースの話を信じるかのように言う!
ツースト「それはマジか!?俺もそいつに盗られたんだ!!」
王ドラ「えっ、あいりさんが!?」
フォース「つか、ここ最近カップルが壊れたって話が多いんだけど!?それもデートをした直後に女が浮気っていうパターンで!!」
ツースト「マジで!?それ、俺の知り合いにも結構いた!!フォース!お前、そんな目に遭った奴らにLINEできないか!?」
フォース「任せろ!!」
その振られた男達によれば・・・
ロミ夫のLINE「確かジャスティス☆のファンと名乗る男だった!ショッピングモールでデートしていたらぶつかって来て知らないうちに彼女盗られてたー!!」
DJつよしのLINE「確かケイゴ☆っていう人気ミュージシャンだった!!彼女とカラオケに行っていたら入る部屋のドアを間違えたかのように入ってきたんだ!」
ジャックのLINE「私服だったからわからなかったが確かケイゴ☆っていう男だった!上司が俺のために取っといてくれた休みで気になってた女子と映画デートをしていた時にその女子の隣に座ってたんだ!」
ツースト「これって!!?」
フォース「ああ、間違いねーよ・・・!!あいつ、カップル狩りをしていたんだ・・・!!」
すると、王ドラの方も事態をようやく理解したのかある人物にLINEをしていた。のび太だ。
王ドラのLINE「のび太君、最近変わったことってありました?」
のび太のLINE「実はドラミちゃんが擬人化で服がなんかはだけた状態で家から出て、ジャイアン達と一緒に確認したらなんと人気ミュージシャンのケイゴ☆によく似た人がが上半身裸で部屋にいて、そのことをジャイアン達と一緒にその人を問い詰めようとしたらジャイアンが裏拳でその人に殴られてた!ケイゴ☆、TVでは聖人君子のようになってたし、流石に人違いだよね!?」
そのケイゴ☆の画像とジャイアンが殴られていた動画をのび太から送られた王ドラはそれを証拠として確信し、さらに何かに気付いたかのように言った。
王ドラ「クロ確定ですね」
日常日和。特別編7 ーーー月下の姫と月の王子のそびえ立つ月の塔ーーー 第四章
- 第四章:報復☆DEATH(その2) ( No.736 )
- 日時: 2019/10/11 23:42
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
ケイゴ☆「カメラの準備はできたっすかー?」
とある撮影スタジオ。ケイゴ☆はエリカに問うと、彼女はカメラを構えながら答える。
エリカ「ええ、もちろん・・・」
あいり「・・・」
すると、あいりはケイゴに飲まされた睡眠導入剤で意識が朦朧としながらクスリと微笑う。
エリカ「何がおかしいの?自分の男が寝取られておかしくなってしまったのかしら?」
あいり「それはあなたの嘘だって・・・わかりますからですわよ・・・」
エリカ「!」
あいり「あなたも・・・ツーストと少しでも関わってたら・・・わかるでしょう・・・?ツーストなら・・・逆に返り討ちするって・・・」
エリカ「・・・」
すると、ケイゴ☆はスマホを持ちながら言う。
ケイゴ☆「さっきから何をぶつぶつ言ってるんすか?逃げられないっすから諦めてほしいっす!エリカさん、ジャスティス☆さんから電話が鳴ってるからその子、逃げられないように見張ってほしいっす!」
ケイゴ☆はジャスティス☆からの電話で応対するために一旦その場を後にした直後にエリカは言う。
エリカ「あんた・・・やっぱり、ツーストのことが好きなの・・・?」
あいり「・・・?」
エリカ「答えなさいよ!私は本気でツーストが好きよ!本当にツーストを愛しているのかは答えなさいよ・・・!」
あいり「・・・」
すると、あいりは微笑みながら言う。
あいり「そりゃあ・・・邪険に扱ってるように見えますが・・・でも・・・ツーストだけなんですの・・・私が・・・傷ついた時に言ってほしい言葉を言ってくれる人・・・」
エリカ「・・・」
すると、ケイゴ☆が戻ってきた。
ケイゴ☆「エリカさーん。ちゃっちゃと始めるっすよー」
エリカ「・・・」
一方、ツーストは多くの人の心を玩具のように弄んだケイゴ☆に怒りを持ちながら行動を起こそうと決意する!
ツースト「ケイゴ☆を殺る!!!フォース、被害者の奴らはすぐに集まるか!!?」
フォース「任せろ!」
すると、ツーストにLINEが来た。エリカからだ。
エリカのLINE「月島あいりの危機。間に合ったらツーストの勝ち。間に合わなかったらケイゴ☆の勝ち。ーーーーー渋谷の路地裏にあるとある撮影スタジオにて」
ツースト「!?(なぜエリカが俺にこんなLINEを・・・わからないが、まあとにかく!エリカ、サンキュ!」
フォース「ツースト!被害者の奴ら集まったぞ!!」
ツースト「おう!!敵は・・・」
ツースト「敵は渋谷の路地裏にある撮影スタジオなーり!!!」
ケイゴ☆の被害者の人達全員「おおおおおーーーーーー!!!!」
一方、当の被害者になりかけたキッドやその被害者の恋人の兄のドラえもんはゼオ達にラーメンを奢っていた。
キッド「なんか暗い雰囲気になってるけど、みんな元気を出せよー!」
ドラえもん「こういう時はみんなで美味しいもの食べるのが一番!」
クルーク「こんな時に食べれるかよ;」
すると、キッドはサンに聞く。
キッド「おい、どうしたんだよあいつら;」
サン「実はツーストがあいりを他の男に寝取られたみたいなことを言ってて・・・本当なのかはわからないアルが・・・」
キッド「ふーん。じゃあ、ツーストには言っておくよ。そんな尻軽貧乳女のことは忘れろーって」
サン「あんたなんてことを言うアル!?」
ププル「そうだよ!それは流石に酷いよ!?」
キッド「事実だったらそれはそれでしょうがねーと思うぜ?流石にあいりがいつ寝取られるかはわからねーからな」
ドラえもん「そうだよー。それに既成事実かもしれないし・・・「こんな時にまだわからないんですか?」
すると、ある人物がドラえもんとキッドの二人に水をドバッとかけた!水をかけたのは王ドラだ。
ジャガー「王ドラ!?」
アイオーン「なぜここに・・・」
王ドラ「ドラえもんとキッドを探してたに決まってますよ!」
キッド「お前、また書類仕事を押し付ける気か!?」
ドラえもん「せめて今楽しい時間なんだからゆっくりさせてよー!」
王ドラ「あんたの彼女兼あんたの妹が他の男に寝取られかけたんです!」
キッド「はあ!?あのへちゃむくれが他の男にNTRなんて・・・」
すると、キッドとドラえもんは王ドラのLINEを見てようやく事態を理解する!同時にケイゴ☆に怒りが湧いてきたドラえもんは言う。
ドラえもん「そいつ、今どこにいるの?」
王ドラ「渋谷の路地裏にある撮影スタジオです」
キッド「わかった!お前ら、金は渡すから今から報復しに行くぜ!」
ドラえもん「ドラミに手を出した犯人ぶっ殺す!!」
クルーク「行ってらっしゃーい・・・;」
ラーメンの代金を渡された六人でラーメン屋に取り残された残された彼らはキッドとドラえもんの目の色が怒りに変わっていたことに驚いていた。
サン「あー、そういうことアルね・・・;」
ププル「ゼオ、こういうのは無頓着なんだね」
ゼオ「え?そりゃあ、ププルが俺以外に浮気なんてありえないし・・・」
ププル「っ//////!!!」
ジャガー「真似できねーよな、あんな一途な想い・・・」
サン「その通りアルね」
一方、ツースト達の方にだんだんと呼ばれた被害者が集まっていた。中には今回は協力者の王ドラに連れられたドラえもんとキッドの姿も・・・
渋谷の女子A「ん?何あれ?」
渋谷の女子B「あれ・・・ツースト君を筆頭に・・・男子の大群が集結してるーーーーー!!!」
一方、ケイゴ☆は撮影会が始まってあいりの服を少しずつ脱がせようとしていた。
ケイゴ☆「ほーら、痛くはしないっすからね・・・」
エリカ「・・・」
あいり「なんでですの・・・動けな・・・」
ケイゴ☆「無駄っすよー。その薬、あと1時間は効くっすから!」
すると、ケイゴ☆はあいりのブラウスのボタンを全部外した!
ケイゴ☆「あらら!ブラウスのボタン、全部外しちゃったっす!じゃあ・・・次は下を行ってみるっす・・・「そこまでだ!!!」
すると、ケイゴは声がした方に振り向くと、そこには・・・
鬼の形相をしたツースト達がいたからだ・・・!!
ケイゴ☆「ひ・・・ひいいいいいー!!!ツーストさんと・・・何すか!!?その後ろの!!」
ツースト「オシオキタイムの始まりだっ!!」
すると、キッドが指をポキポキと鳴らしながら言う。
キッド「さーて、どんなオシオキをしてやろうかなー・・・」
ドラえもん「ぼくの大事な妹に手を出そうとした罪は大きいよ?」
ツースト「何でこんなことしたんだ!!ケイゴ☆!!」
ツーストの問い詰めにケイゴ☆は怯えながら言う。
ケイゴ☆「ひ・・・一人が・・・怖かったんすよ・・・」
ツースト「え・・・」
ケイゴ☆「俺はフェアリーナイト王国という国にいた頃にこんな顔と・・・背丈っすし?バケモノとか言われて・・・いつも一人だったっすから・・・」
ツースト「ケイゴ☆・・・」
ケイゴ☆「日本に移り住んでからはようやくイジメから解放された俺はジャスティス☆さんをTVで見かけて・・・必死に楽器の練習やボイトレに励んだっす。ジャスティス☆さんにとっては取るに足らない小さなものっすけど・・・一人ぼっちになるよりはずっとよかったっす・・・」
フォース「でも、それとカップル壊すのと何が関係あるんだよ!!」
フォースの問いにケイゴ☆は泣きながら言う。
ケイゴ☆「・・・カップル潰しはジャスティス☆さんに認められるためにやったんすけど・・・気付いたら・・・あの頃の気持ちを思い出さないかのように・・・カップル潰しが楽しくなっていたっす・・・」
ツースト「ケイゴ☆・・・」
エリカ「・・・」
すると、エリカはある再生ボタンを押した!その音声内容は・・・
ケイゴ☆の音声「どいつもこいつもすぐに俺の作った話を信じて!だから、カップル潰しはやめられないんすよ!あーはっはっは!」
ツースト「!!?」
ケイゴ☆「げっ!!エリカさん!!」
エリカ「あら、ごめんねー。間違えて再生ボタン押しちゃった。テヘペロ☆」
すると、その音声を聞いたツースト達は再度怒りが湧いていきながら言う!
ツースト「てめえ・・・!!作り話だったのかよ・・・!!許さん・・・!!その腐った根性を叩き直してやる・・・!!」
すると、ツーストはカンチョーの器具を持ちながら言う!
ツースト「カンチョーの刑!!」
ドラえもん「誰がやる?」
キッド「こいつ、便秘そうだもんなー」
ツースト「ダメじゃねーか、ケイゴ☆・・・快便はちゃんとしねーとな・・・」
ツーストがそのカンチョーの器具を持ち、ケイゴ☆にカンチョーしようと狙いを定める。
フォース「ツースト、絶対に離すなよ!」
ツースト「OK!」
すると、ツーストはケイゴ☆にカンチョー!
ケイゴ☆「ぎゃあああああーーーーー!!!」
フォース「さぁー、みんなもケイゴ☆にカンチョーしろ!!」
すると、被害者の次々がケイゴにカンチョー!
ロミ夫「ゆりっぺを返せえええええー!!!」
DJつよし「希子の恨みー!!!」
フォース「ハニー・ユイカを寝取った恨み!!秘技!!カンチョー乱れ突き!!」
ケイゴ☆「ぎゃー!!!マジで出そうっすー!!!」
すると、カンチョーされたケイゴ☆は啖呵を切る!
ケイゴ☆「あんたら、こんなことしていいと思うんすか!?警察に訴えてやるっす!!」
すると、ツーストはそのケイゴ☆の顎を掴みながら言う!
ツースト「こんな痛み!!お前だって・・・好きな奴くらいはいたことあるだろ・・・?」
ツースト「好きな奴を奪われるのはすごい辛くて苦しいんだよ!!」
ツーストにそう一喝されたケイゴ☆はようやく観念する。フォースは言う。
フォース「はいはーい。これで終わりだと思ったら大間違いだぜ?まだこんなに被害者がいんだよ!キッド、空気砲を使ってカンチョーはできるか?」
キッド「できるに決まってるだろ?行くぜ!」
ケイゴ☆「いやいや、ちょっとタンマ・・・;」
すると、空気砲で撃った音とケイゴ☆の叫びが聞こえた中でツーストはあいりを連れ出す。外に連れ出されたあいりはツーストに微笑みながら言う。
あいり「言ったでしょう・・・?私が本当に好きなのはツーストだけだって・・・って、何で泣いてますの・・・;」
ツースト「ひっく・・・いや・・・よかった・・・あいりがケイゴ☆のこと好きになったんじゃなくて・・・本当によかった・・・」
あいり「あなた・・・エリカさんとは・・・」
ツースト「え?」
あいり「いいえ・・・なんでもありませんわ・・・って、ツースト、泣きすぎですわよ・・・」
ツースト「え?ちょっと泣きすぎて目が腫れてる!(手鏡で目がちょっと腫れた自分を見る」
あいりはそんなツーストを見てチュッとキスをする。これにツーストは顔真っ赤になる。
ツースト「っ//////!!!」
あいり「あーあ!薬のせいで身体が言うこと聞きませんわー!」
ツースト「え?薬って・・・?」
すると、誰かが現れる音がした。エリカだ。
ツースト「エリカ!」
エリカ「ネガ・・・これで全部だから」
ツースト「エリカ・・・」
エリカ「あと・・・ケイゴ☆のことだけどね・・・あいつ、本当にフェアリーナイト王国から日本に来たのよ」
ツースト「え・・・」
エリカ「さっきの話・・・あながち嘘でも、ないのかもね・・・まあ、詐欺師のような男だからその辺は詳しくは知らないけど」
ツースト「うん・・・わかった・・・エリカ・・・LINEくれてありがとう・・・あいりのこと・・・助けてくれて・・・ありがとう・・・」
エリカ「はあ?勘違いすんじゃないわよ!あんたが来なかったらあいりちゃんがケイゴ☆にヤられてるところを拝ませてもらっただけよ!ちょっとあいりちゃん!私はまだツーストのこと諦めたわけじゃないから調子に乗るんじゃないわよ!しかもキスして見せつけてんじゃないわよ!」
あいり「別に薬のせいで身体が言うこと聞かなかっただけですわよ」
ツースト「えっ!?そんならあいり、今こそもう一回俺とキスしようぜ!」
あいり「今はやめてほしいですわ;」
エリカ(とはいえ二人の絆の強さを見ると、やっぱり切ないわね・・・)
一方、エリカの言葉を立ち聞きしていた王ドラはフェアリーナイト王国に不穏を感じていた。そう、フェアリーナイト王国はタイマー兄妹の・・・
王ドラ「フェアリーナイト王国ですか・・・これは青の吸血鬼一族の調べ物と並行しながら調べるしかなさそうですね」
王ドラはそう不敵に笑いながら向こうに歩く。何かの歌を歌いながら・・・。
今回はここまで。次回は後日談の終章です!
終章を書くので感想はちょっと待ってて