二次創作小説(紙ほか)

占いの結果のトランペットとウラハラとタママ(その1) ( No.747 )
日時: 2019/10/29 20:53
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回からは連作です!果たして新しく出てきたオリキャラの美少女トランペッターとゼオ君達の絡みとは・・・






ププル(金髪の綺麗なツーサイドアップの髪、紫色のつぶらな瞳、そして手に持っている金メッキ仕様のトランペット・・・これからプロになれるようなよくいる子なのに・・・)


すると、何かどこか不吉な予感がするププルに空が声をかける。


空「おーい、ププルちゃん?」
ププル「!」
ゼオ「どした?」
ププル「いや、なんでもない!このトランっていう子、ボクよりも少し年下なのに大人びてて不思議な雰囲気を纏ってるなーって」
トラン「そうなんですか?昔からよく言われてるんですよー」
空「まあいいけど」


すると、ゼオ達に空はあるお願いをする。


空「ゼオ君達にお願いがあるんだけど、トランちゃんはキミ達の友達の中に好きな人がいるみたいで、その人のことを詳しく言ってもらっていいかな?」
ゼオ「ああ、いいが」


一方、ドラケロ防衛隊はドラメッドにタロット占いをしてもらっていた。風間の占いでは賢者の正位置が出た。


ドラメッド「これは今度のテスト、成功するであーるな」
風間「やった!帰ったら早速勉強をしなきゃ!」
王ドラ「ドラメッドの占いはよく当たりますからねえ」
ケロロ「タママ二等は占わらないでありますか?」
タママ「えっ;そりゃあ信じないわけないですぅ・・・」
ドラメッド「OKであーる。まずは・・・」


ドラメッドはそのタロットを詠唱しながらシャッフルし、その中から1枚のカードをタママに占った。しかし、ドラメッドはタママの占いの結果に何やら険しい顔をしていた。


ドロロ「どうしたでござるか?」
ドラメッド「・・・;」


すると、ドラメッドはその占いの結果を示した。タママのその占いの結果は良くないカードとされる塔の正位置だった!


キッド&マタドーラ「うげっ!!?」
ボーちゃん「ボ!?」
ドラニコフ「ガウッ!?」
ドラメッド「これは良くないカードであーるな・・・」
タママ「えええええーーーーー!!?ちょっ、王ドラさん!?なんでボクから離れて行こうとしてるですぅ!?」
王ドラ「ドラメッドの占いは良く当たりますからなるべく近づかないようにしてるんです」
タママ「ひどいですぅ!!?」


王ドラがタママを追い払おうとしている最中ですると、タママの占いの結果の塔のカードの正位置についてマサオが聞く。


マサオ「あの、タママさんの占いの結果について意味はあるんですか?」
ドラメッド「・・・。単刀直入に言うであーるよ。その災難の不吉な影が星ノ宮学園にいるような気がするであーる」
ギロロ「空達の学校に、か?」
ドラメッド「だが、その生徒達以上に・・・ププル殿達やその学園の中等部の吹奏楽部が危ないであーるな・・・」


一方、ゼオ達はトランの恋の相談の聞き役をしようと張り切っていた。


クルーク「トランちゃんの好きな人ってどんなんかい?」
トラン「可愛くて、でも結構カッコよくて自分よりも下の人達を厳しく接してもちゃんと叱咤激励や褒めることも出来るような人なんです」
ゼオ(あー、王ドラの方かな。王ドラは一見モテそうなああいう性格をしてるから男女問わずモテてるんだよなあ・・・)
アイオーン「(そうだな)・・・本当に好きなのだな、その者が」
トラン「はい」


しかし、トランの好きな人の内容から確かにその好きな人が王ドラに当てはまるが、それには自分の経験した記憶の「夢」の内容とは矛盾があるということはププルは思っていた。


ププル(トランちゃんの好きな人が王ドラだってわかってるけど・・・ただあの時の夢がトランちゃんのものかはわからないけど、それとは矛盾が生まれてるような気がする。だって、その記憶の中には・・・)
ジャガー「どしたププル。ゼオは浮気しないから安心しろ」
ププル「違うよ!」
アリシア「何か悩みはあるの?」


すると、その会話を立ち聞きしていたエージェントとアリシアがやってきていた。


ジャガー「立ち聞きか?悪趣味だな」
エージェント「スパイとしての行動だっつの;んで?その可愛い転入生の好きな人について悩んでんだって?(どうせ王ドラだろうけど」
ゼオ「ああ、そうだ」
エージェント「へー。そういえば、フィア様に伝言を頼まれたんだけど、星ノ宮合同演奏フェスティバルで外部参加OKだからゼオに参加してみないかって」
ゼオ「マジで?(目がキラキラ」
エージェント「シグレやナルカミは金城の方に声をかけられて快諾してるし、リップにも誘おうと思ってるんだ。あいつ、クラリネット上手いし、フィア様も気に入ると思う。オーケストラ部も参加自由だから管楽器や弦楽器、打楽器専攻や歌の専攻、作曲専攻やピアノ専攻の奴は好きに外部参加しても構わないって。あと、バンド参加も自由」
ププル「えっ、いいの!?面白そー!」
エージェント「アリシアにももう承諾済みだし、今は休憩してるけどこれからそのフェスティバルで弾く曲の練習に行くんだ。お前らも練習しとけよー!」


その翌日、トランは中等部の吹奏楽部に入部しに体験入部に訪れた。もちろんゼオ達も同伴で。


トラン「うわー、やっぱりみなさん上手いですね・・・!」
ゼオ「どうせだからトランペットの音出しをして来いよ。みんな驚くぞ」
トラン「はい!」


そしてトランはトランペットパートを訪れて音出しをする。そのめちゃくちゃ上手い音出しにトランペットパーリーの紗江子も少しばかり驚いた様子を見せた。


央「何あの子、めちゃ上手い・・・」
愛子「あの子、天川さん達のクラスに転入してきた子じゃないの・・・?」
深雪「こりゃー、紗江子先輩、流石に焦燥感を覚えるんじゃないんですか?」
紗江子「・・・」


一方、王ドラとタママは用事で星ノ宮学園の中等部を訪れていた。中等部の地図を見ながら王ドラは言う。


王ドラ「この学園、改築に金かけすぎですよ;どれだけ金を持ってるんですか;」
タママ「まあまあ;それだけ学校経営に命をかけてるってことですぅ」
王ドラ「あの人の考えならそれはそうですね」


すると、窓越しに二人を見かけたトランは一旦退室する。一方、二人は相変わらず雑談していた。


王ドラ「そういえば、高等部の吹奏楽部の方は何やらすごいらしいですね。そこに日本にクラリネット留学してるアリシアさんのお姉さんが所属してるって聞きましたけど、本当ですかねえ?」
タママ「確かにアリシアのお姉さんが所属してるって言うなら、その吹奏楽部は一枚岩ではないはずですよねぇ・・・」


すると、二人の方にハリセンボンが降ってきた!突然のことに二人は驚く。


タママ「いだーっ!!!」
王ドラ「誰ですかハリセンボン降ってきたのー!!?」


その数時間後、誰かの嫌がらせで王ドラに八つ当たりされぶん殴られたタママは西澤邸に帰って桃華に声をかけられた。


桃華「タマちゃん、どうしたの!?まさかまた王ドラさんにいじめられたの!?」
タママ「最後はそうでしたけど・・・ハリセンボンの件はそうじゃないですぅ!!」
桃華「ハリセンボン?まあいいけど、今日はフランスの人気菓子店からスイーツをいただきましたから、とりあえず食べて元気出して?」
タママ「ありがとですぅ♪」


そしてタママはフランスの人気菓子店からもらったスイーツを嬉しそうに食べる中ですると、タママの頭上からタコが落ちてきた!


タママ「タマッ!!?」
ポール「タコ!?なんで私の頭上からタコが!?」
裏桃華「タマ公、ポール!!大丈夫か・・・って、スカートのリボンが勝手に解けて椅子の下の脚にリボン結びされてるー!!?」


その翌日、タママはドラケロ防衛隊にスマホで誰かの嫌がらせの証拠の画像を見せた。


マタドーラ「うわー;こりゃあ、ひでーな;」
ギロロ「王ドラも相当怒っているな;」
タママ「モモッチもポールも嫌がらせの犯人を見つけ出そうと躍起になってるし、もう災難が続くとしか・・・OTL」
ドロロ「それにしてもタママ殿はホラ吹きとはいえ別に誰かに恨まれるようなことは・・・」
ドラリーニョ「でも、ウソで誰かに恨まれてるかもだよー」
タママ「黙れこの黄緑ダヌキ(^ω^#)」
ドラメッド「コレコレ;」
風間「それにしてもタママさんに何かしそうな人物って・・・」
キッド「オレの方でも調査はしておくよ(仕事敵のエージェントの友人の一人のタママがと仲良くしてるのに不満になってるあいつか?」


その数十分後、キッドは一人である人物の方を訪ねた。警察関係者であるキッドの仕事柄の知り合いであるエミーリオだ。


エミーリオ「やあやあ、キッドの方から訪ねてくるなんて珍しいね」
キッド「・・・お前、エージェントと仲良くしてるタママに何かしてんのか?」
エミーリオ「え゛っ!!?いやー、そんなわけないじゃないか。それは誤解・・・」


すると、エミーリオは持っている袋から何か落ちてきた!袋から落ちて来たのは画鋲、脅し用の数種類の両生類のよくできたおもちゃ、ピコハンだ。


キッド「やっぱりお前かぁー!!!」
エミーリオ「違う!!まだ何もしてない!!」
キッド「まだってことはこれからエージェントかタママの方に何かするつもりか?」
エミーリオ「い・・・いやー・・・(図星!!)リンゴをやるから信じてくれ!!」


すると、エミーリオからリンゴを渡されたキッドは疑いは晴れたと思ったのか立ち去りながら言う。


キッド「・・・バカだからもうどうでもいいや。リンゴはもらっとく」
エミーリオ「ええっ!!?」


キッドはもらったリンゴを食べながら犯人について考えていた。


キッド「・・・ということは一体誰が何のためにタママに嫌がらせしてるんだ?」


すると、キッドの下半身に何かのスピードが出てきた!キッドはそれを見て頬が赤らむ通行人の声に気づいて自分の下半身を見ると、そこにはズボンを脱がされてさくらんぼのトランクスのパンツにすり替えられたのだ!


キッド「!!?オレのズボンがない!!?つか、この変な柄のパンツはオレのじゃねーよ!!?」


その日、キッドはパンツ男として通行人に通報され警察の追跡を振り切ってスマブラ屋敷に逃げてきたという・・・;
その数時間後、追跡を振り切っていたキッドはタママや王ドラに自分も嫌がらせを受けたと報告していた。


王ドラ「はぁ!!?」
タママ「じゃあ、キッドさんも嫌がらせを受けたんですか!?」
キッド「オレのパンツはあんな変な柄じゃない・・・(´;ω;`)」


すると、ドラえもんを筆頭に他のドラえもんズメンバーが泣きついてきた!


ドラえもん「特売のどら焼きがあっという間に売り切れたあああああー!!!」
マタドーラ「わああんっ!!!いつものように女の子にナンパしようとしたらその女の子がなぜかオレの噂を知ってて会った瞬間に嫌われたあああああー!!!」
ドラメッド「吾輩の絨毯もズタボロに・・・;」
ドラニコフ「ガウッ!!ガウゥッ!!(ボクのところはブラックレターが送られたあああああー!!!」
タママ「あんたらもですか!!?」
ドラリーニョ「王ドラー、ドラメッドー。ちょっと手紙を書くの手伝ってー」
ギロロ「どれだ?お前が手紙を書くなんて珍しいからちょっと見させて・・・」


「この幸福の手紙を100人に送らないとあなたは幸せになれない」


ギロロ「アホかお前は!!こんな手紙、ただの悪戯に決まってるだろうが!!」
ドラリーニョ「えっ!?そうなの!?みんなが幸せになれると思ったのに!」
しんのすけ「つか、これはタママ君の占いの結果に関係するんだよね?」
キッド「あー!!!そうだった!!そもそもお前に不吉な影が忍び寄ってきてるっていうからこんなことになったんだ!!」
タママ「なんでボクのせい何ですか!?」
ケロロ「そうでありますよ!占いは当たるも八卦当たらぬも八卦って言うでありますし・・・」
風間「そうそう!夏美さん達にはまだ被害は出てませんし!たかがタママさんの占いの結果なんて・・・「そう・・・教えてくれてありがとう、風間君」え?」


すると、風間が後ろを見るとそこには・・・


夏美「タママ、あんた、これどういうこと?(←楽しみにしていた星のカービィのスターアライズのゲームデータを誰かに勝手に進められた」
タママ「」


すると、他にも嫌がらせを受けた人達がこぞって出てきた!


アルル「シェゾの首が落ちて治そうとしたらシェゾの身体の接続部分に接着剤が塗られたー!!!」
ルルー「タママ、あんた関連で私のサタン様のぬいぐるみに品のない落書きの嫌がらせをしてくれたわね!!?」
サタン「私のカーバンクルちゃんの着ぐるみの後ろにノーパンですと書かれた張り紙を貼られたー!!!」
みさえ「私のMesiAのエース君の写真集の顔にこんな油性マジックで隠された嫌がらせをしたのよ!!」
ひろし「俺の会社の大事な書類を持っていたはずなのにいつのまにかなくして代わりに部長の秘密が書かれた悪口を見せたら部長から大目玉を食らったんだぞ!!」
冬樹「僕の大事なオカルトのサイトにあんな悪口を書くんだ・・・(怒りでお見せできない伝説の顔になる」
タママ「待って!!やめてですぅ!!それはボクの占いの結果だからでボクは何も悪くないですぅ!!話せば分かるですぅ!!話せば(ここからはお見せできません」


そしてその数秒後、タママの絶叫が響き渡ったという・・・;


マサオ「つか、犯人はタママさん関連じゃないですか?」
ドロロ「疑いを晴らすためにも調べる必要があるでござるな・・・;」

占いの結果のトランペットとウラハラとタママ(その2) ( No.748 )
日時: 2019/10/29 20:59
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

一方、ゼオ達は星ノ宮学園の自由すぎる学園生活に慣れてきたトランとすっかり仲良くなり、トランは紗江子を凌ぐ極めて高いトランペットの腕前で今度の合同演奏フェスティバルに出るメンバーを決めるオーディションで1st担当に選ばれてさらにその日に演奏する難曲である三日月の舞のトランペットソロの担当に選ばれていた。
彼女と同じく1stを担当することになったもののトランペットソロ担当には選ばれなかった紗江子にシグレは声をかける。


シグレ「あの・・・紗江子さん」
紗江子「何?」
シグレ「紗江子さんはせっかくの難曲のトランペットソロをトランさんに取られて悔しくないんですか?」
紗江子「さあね。必要ないし」
シグレ「えっ;そんなの・・・」
紗江子「つか」


すると、紗江子は自分の本心をシグレに話す。


紗江子「死ぬほど悔しいのは他のトランペットパートのメンバーも一緒だから。でも、トランのあのトランペットの音出しを聞いて大体は予想していた結果よ。まあ、悲しくないって聞いたら嘘になるけど、それでも続けたいなら上手くなればいいだけよ。だから、悔しいといった感情をぶつけるのは私にとって一番愚かだと思ってるわ」


紗江子の本心にシグレの疑問が解けた彼は言う。


シグレ「あんたって意識高い割にはちゃんと筋が通った性格してたんだな・・・」
紗江子「私はそこまで非道じゃないわよ;」


すると、彼らの話を聞いていた金城が声をかけた。


金城「西村ー。お前のところのメンバーの1年の後輩がある箇所を合わせて欲しいって言ってるぞー」
紗江子「あっ、ごめんね。シグレ、ごめん、もう行くわね」


紗江子がそのメンバーのところに向かった後に金城はシグレに言う。


金城「まあ、西村も自分なりにお前を認めたって感じだな。ところで吟遊月華用のセッションの練習メニューとお前がナルカミやウィグルゥ、カナカやクロスとフルート五重奏で演奏する曲目の練習メニューを作ったからそれを見て練習しろ。吟遊月華の他のメンバーやナルカミ達にも練習メニューを配ってきたから」
シグレ「ありがとう」


一方、アリシアはエージェントにヴァイオリンの練習を見てもらっていた。同じ弦楽器のヴィオラでアリシアと同じく彼に練習を見てもらっている姫子は言う。


姫子「いいと思いますが・・・ちょっとあっさりしすぎてませんか?」
アリシア「この曲はあの定番曲のG線上のアリアだからもうちょっと遅く弾いた方がいいかも!」
エージェント「あー、なるほど。でも、それでもスラーがちょっと繋がらなくてちょっとプツプツと音が切れるな」
アリシア「じゃあ、もっと歯切れ良くやる?」
エージェント「その方がいいかもしれないな!」


すると、姫子がエージェントの詳しい音楽の知識を聞いて彼に聞く。


姫子「どうしてエージェントさんは音楽にも詳しいんですの?」
エージェント「とある任務でフルートをちょっとやっていたからな。だから、それなりに詳しい」
姫子「へー。もし事実ならエージェントさんにもあの合同演奏フェスティバルの出演することをこの学園の理事長に直談判しようかなとは思いますが・・・」
エージェント「えっ。でも・・・」
アリシア「アリシアもエージェントのフルートをちょっと聞いてみたいな!」
エージェント「アリシア・・・」


すると、誰かが声をかけた。ゼオと一緒にいるまほろだ。


まほろ「アリシアちゃーん!姫子ちゃーん!清ちゃんが焼いてくれたアップルパイを持ってきたから食べよー!」
アリシア&姫子「はーい!」


二人がアップルパイを食べに駆けた後にエージェントはゼオをチラッと見ていた。ゼオはそれに気付かずにアップルパイを食べようとするが・・・


ゼオ「アップルパイ・・・宮島の作ったアップルパイは中身がサクサクモチモチしてて美味いんだよな♪俺も食べとこーっと「ゼオ」なんだ?」
エージェント「ちょっと頼みたいことがあるんだけど・・・」






一方、みんなから責められたタママはドラケロ防衛隊が乗るリアカーで星ノ宮学園まで走りさせられていた。


ギロロ「おい!流石にやりすぎだぞ!」
ネネ「部下をいたわってあげない上司は最低よ!」
王ドラ「あなた達もこのリアカーに乗ったくせにお互い様ですよ。それよりも早く嫌がらせの犯人を見つけないとですね」


すると、彼らを窓越しから見ていた人物は自分のある楽器を鳴らしてある攻撃を発動する!その音にドラケロ防衛隊は気付いた。


ボーちゃん「ボ?」
クルル「上手いが、なんだこの音は?」


すると、タママのある異変にキッドが気付いた!


キッド「あっ!タママ!」
タママ「何ですか〜?」
キッド「お前の軍服、切れてるぞ!」
タママ「えっ!!?」


すると、タママはようやく自分の軍服が破れてることに気付いた!タママはふと上を見てあることに気付いた。


タママ「トランペット・・・?」
ドラメッド「まずいであーる!!野次馬が騒ぎを聞きつけて来てるであーるよ!!」
タママ「!!?そんなあ!!?」
マタドーラ「まあ、このままお前をオレ達と同じ裸友に・・・」
王ドラ「黙れバカ牛(^ω^#)・・・」


すると、王ドラは自分の四次元袖からあるひみつ道具を取り出した!


ドラえもん「!王ドラ、それは!」
王ドラ「タママさん。ちょっとポーズを取りなさい」
タママ「えっ?こうですか?」
王ドラ「そうです!」


すると、王ドラはタママにそれを使う!そしてその後に見た光景に野次馬が驚嘆する!なぜならタママは・・・






いつもよりもめちゃくちゃオシャレな軍服の姿だからだ・・・!






野次馬は即席のプチファッションショーだと思ったのか驚嘆しながら大拍手する!そして彼らはその場から立ち去った後にケロロは聞く。


ケロロ「王ドラ殿。まさかそのカメラ・・・」
王ドラ「そうですよ。着せ替えカメラですよ。服のデザインは空さんが気まぐれに描いた文化祭で使ってた服のデザイン画を借りパクしました」
ドラリーニョ「いいアイディアー!」
ネネ「タママさん、よく言うことを聞いたわね。王ドラさんが空さんの描いた服のデザイン画を借りパクしたのはよくないけど」
タママ「アハハ・・・;」


一方、さっきまでまほろのピアノの指導をしていたクルークは中等部の校舎を探索していた時にトランを見かけた。


クルーク「あれ?トランちゃん、どうしたんだい?パート練は終わったのかい?」
トラン「はい、これからみんなと全体練習なんです。あの、クルークさん・・・」
クルーク「何だい?」
トラン「僕の好きな人がここに来てるからゼオさん達も呼んできて案内して欲しいんですが・・・」


一方、ドラケロ防衛隊は嫌がらせがエスカレートしたことに一部は犯人に危険を感じていた。


ドラえもん「それにしても犯人、ここまでするなんて・・・」
キッド「ああ・・・ちょっと悪質だな」
タママ「一体誰がボク達に対してそんなこと・・・」


すると、タママが誰かに軍服の下の裾をめくられていた!


ドラケロ防衛隊「!!!?」
タママ「タマァッ!!?」
ギロロ「な、なんだ一体!?」


すると、これを見て怒りを感じたイーブイのドルチェは王ドラのモンスターボールから勝手に出てその影の後を追いかけた!


王ドラ「ドルチェ!?」


ドルチェは犯人を見つけ出すために目の代わりに嗅覚で探す中で彼は耳でその音が聞こえた!


ドルチェ「そこだ!」


ドルチェがその茂みの中を物色すると、そこには・・・






緊張からかプルプルと震えているそれぞれ色違いのリボンをつけられたプラスルとマイナンがいた。


プラスル「見つかっちゃった!」
マイナン「あなたは誰ですか?」






ドルチェ「・・・」
プラスル&マイナン「・・・」


一方、ドラケロ防衛隊は犯人探しに駆け出したドルチェを探していた。


マタドーラ「ドルチェー!」
しんのすけ「おやつはあげるから出てくるんだゾー!」


すると、王ドラは茂みの音に気付いた!


王ドラ「ドルチェ?」


すると、ドラケロ防衛隊が見たのはすっかり仲良くなったドルチェとプラスルとマイナンの姿があった!


ドルチェ「王ドラ!」
プラスル&マイナン「こんにちはー!」
キッド「プラスルとマイナンか!」
ネネ「可愛いー!」
タママ「あれ?ボク、このプラスルとマイナン、どこかで・・・「ようやく気付いたんですかタママ先輩」!!?」
???「戻りなさいドレミ、ナナオ!(プラスルとマイナンを呼ぶ」
ドレミ&ナナオ「はーい!」
タママ「だっ・・・誰ですか!!?」
???「ーーーーー僕ですか・・・?」


するとドラケロ防衛隊の現れたのはトランだった!普通の人間のはずのトランがなぜ彼らの前に・・・?


ギロロ「貴様・・・何が目的で俺達の前に!?」
タママ「あんた、自分が普通の地球人なのになんでボク達の前に現れたのか教えてほしいですぅ!」


すると、トランはむすっとしながら言う!


トラン「タママ先輩もっ、ギロロ伍長さんもケロロ軍曹さんもクルル曹長さんもゼロロ兵長さんも酷いです!特にタママ先輩は久しぶりに会ったのに武器を突きつけるなんて!」
タママ「タマッ!!?」
ケロロ&ギロロ&クルル&ドロロ「!!?」


すると、クルーク達がトランを見つけた!


クルーク「トランちゃん!もうすぐこれから全体練の勝手にサボったりしたら・・・!」
タママ「生体恋化解除っ!」
大半の人達全員「ーーーーーっ!!!?」


すると、トランの姿は人間から・・・






黄色の可愛い少女ケロン人の姿に変身した!


トラン「僕はトララ三等兵!ケロン軍のとあるA級の音楽部隊に所属している音楽兵です!」






エージェント「は!!?」
アイオーン「ヴッ!?(可愛い!」
トララ「そしてこの子達がパートナーのプラスルのドレミとマイナンのナナオ!」
タママ「えっ!?」
王ドラ「何でしょうこの黄色いオタマジャクシは・・・;」
トララ「ドレミ、ナナオ、一発芸のバク宙をしなさい!」
ドレミ&ナナオ「はーい!」


ドレミとナナオは得意のバク宙を披露するが、この時は珍しく失敗してこけた後にトララに泣きついてきた!


ドレミ&ナナオ「わーんっ!!!」
トララ「何泣いてるんですか特にナナオはそれでも男ですか!!?」
タママ「ドレミ・・・ナナオ・・・トララって・・・もしかして・・・」
トララ「そうですよ・・・やっと思い出したんですか?」
タママ「トララ!?お前、音楽兵としてケロン軍に入ったのか?どうしてこんな地球に・・・」


すると、タママは彼女が持っていたトランペットに気付いた!それはさっきのトランペットと全く同じプロフェッショナルモデルだった!


タママ「あのトランペット、さっきボクが見たやつだ!」
王ドラ「は!!?」
キッド「じゃあ、今までの嫌がらせの犯人は全部お前か!!」


キッドに問い詰められたトララはあっさりとそれを認めながら言う!


トララ「ーーーーーええ、全部僕のトランペットの能力でやったんですよ!」
タママ「一体なんでそんなこと・・・!」
トララ「え?そんなの決まってますよ!」


すると、トララはタママの腕に抱きつきながら言う!






トララ「私の好きな人のタママ先輩を地球からケロン星に帰還させるためです!」
タママ「!!!?」






続く・・・!






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