二次創作小説(紙ほか)
- いつの世も儚きや(その1) ( No.773 )
- 日時: 2019/12/20 23:56
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
今回はゼオププ話。ギャグではありますがシリアスな雰囲気も入ってます。
エージェント「桜の奴、俺をマイキャラにしてビワガタリHをノマゲクリアしたんだってさ。知ってるか?」
アリシア「知らなかったけど、どうしたの?」
エージェント「つまり、今回の話はそのビワガタリの担当キャラが出てくる(キリッ」
アリシア「ネタバレはやめましょうよ・・・;」
それではどうぞー!
冬もいよいよ本番に差し掛かったとある日。こんな時期はスマブラ屋敷などの会場でクリスマスや正月をただ平和に過ごすことに徹する人達もいるが、むしろそうではない人達も・・・;
ゼオ「アイオーン!!よくも俺の今日のおやつのバケツプリン食いやがったな!!」
アイオーン「神は食ってはいない!ただ皿にプリンの残骸を残したのを見た時にゼオがやってきて・・・」
ゼオ「もういい!お前とはしばらく距離を取る!」
アイオーン「ヴヴヴヴヴーーーーー!!!(ゼオの今までにない冷たい表情に流石に大号泣」
ゼオとアイオーンがアイオーンがゼオの今日のおやつのバケツプリンを食べたとゼオが思い込んで喧嘩した中でププルは泣くアイオーンを見ながら声をかけた。
ププル「ゼオ、許してあげたら?アイオーン、流石に泣いてるよ;」
ゼオ「いいんだ。奴はこれぐらいしないとわからん」
ププル「でも、ちょっとはアイオーンが泣く気持ちを考えてあげて・・・」
ゼオ「いい加減にしろ!他の男が心配ならさっさと別の男でも作ればいいだろ!」
ププル「・・・っ!!ゼオのバカァ!!」
ププルが泣きながらその場を立ち去った後にクルークはそれを歩きながら驚いて目撃する。クルークが聞く。
クルーク「ゼオ、ププルに何をしたの!?」
ゼオ「知らん!」
一方のププルは泣いて歩きながら街の中を歩いていた。ププルはゼオに冷たくされたことに泣きながらこないだ伊勢志摩旅行でスる最中のゼオの余裕のない表情や不器用ながらの甘い言葉を思い返していた。
ゼオ『声・・・少し高くてもいいから聞かせろよ』
ゼオ『そっちの方が・・・可愛いぞ・・・』
ププル「・・・うっ、っく・・・」
ププルはゼオの恋人になって彼から愛されることに喜びを感じていた。ーーーーーいや、「つもり」と言った方が正しいだろうか、なぜなら彼が自分から想いを拒絶して自分を追い払ったのだから。街の人達はみんなププルが泣いていることに気付いたが、面倒くさいことに巻き込まれたくないが故の人の本能だろうか、それでププルはより一層辛くなっていたのだ。
すると。
ププル「きゃっ!」
ププルは背が高くて厳ついようなゴロツキにぶつかった!そのゴロツキはププルに対して怒鳴る。
ゴロツキ「バカヤロー!前を見て歩けよ!」
ププル「ご、ごめんなさい・・・」
ププルはゴロツキの怒鳴り声に恐怖したが、その様子にゴロツキの子分がさらに怒鳴る。
ゴロツキの子分A「親分に対してなんだその口の利き方は!」
ゴロツキの子分B「ガキのくせに色づきやがって!」
ゴロツキ達の怒鳴り声に大半の街の人達が建物の中に避難するが、ププルはその場から逃げようとするが、ゴロツキに腕を掴まれる。
ゴロツキ「待てや。嬢ちゃん、泣いてるみてーだな。俺が慰めてやるよ」
ププルはゴロツキに両腕を掴まれてそして身体を押し倒される!
ププル「いやぁぁぁぁぁー!!!」
ププルは自身の未発達な胸を陽の光に晒され、逃げられないことはわかっていても逃げようとするが、その未発達な胸の揺らぎがむしろゴロツキ三人の欲がさらに湧いていた。
ゴロツキ「生娘かよ嬢ちゃん。ほら、痛くはしねーからこっち来な」
ププル「いや!!やだ!!助けて!!ゼオォォォォォー!!!」
ププルは無意識に自分の恋人の名前を呼ぶが、ププルは心中でわかっていた。
助けを求めたところでゼオが助けてくれるわけないのに、自分はこれから知らない男に凌辱されるのに、ゼオは自分を愛していないのにーーーーー・・・
すると、ある銭がゴロツキの子分Bの背中に投げつけた!
ゴロツキの子分B「ぐあっ!!」
その銭に気付いたゴロツキが銭を投げたと思われる赤い三度笠の男に問う。
ゴロツキ「誰だ」
問われても何も答えない赤い三度笠の男にゴロツキは一層苛立ちを覚えていた。
ゴロツキ「誰だって聞いてんのか!」
赤い三度笠の男「・・・無力な女子を無理に連れ込もうとする下衆に名乗る名などござらん」
ゴロツキ「なんだと!?お前らやっちまえ!!」
ゴロツキの子分A&ゴロツキの子分B「はい!」
その赤い三度笠の男にゴロツキの子分二人はナイフで斬りかかろうとするが、赤い三度笠の男は持っていた武器の刀で素早い動きで刺すまでは行かないが相手の肋骨を折らせた!
ゴロツキの子分A「ぐあっ・・・」
ゴロツキの子分B「ぐおぉ・・・」
赤い三度笠の男「次は貴様の番でござる」
ゴロツキの子分二人が倒れてこれに焦りを来したゴロツキは武器のナイフで赤い三度笠を斬りかかろうとする!
ゴロツキ「な、なめやがってぇぇぇぇぇー!!!」
ゴロツキの男と赤い三度笠の男の体格差は一目瞭然だった。そんなゴロツキに勝てるわけがないとププルは思った。
ププル「危ない!」
赤い三度笠の男「心配ご無用!」
すると、赤い三度笠の男は華麗に飛び、自身のその刀でゴロツキの脇腹の骨を折らせた!
ゴロツキ「ぐああっ・・・」
そしてゴロツキは倒れた後に赤い三度笠の男はププルに声をかけた。
赤い三度笠の男「大丈夫でござるか?」
ププル「あ、あの、助けてくれて、あ、あ、あ、あり・・・」
ププルの胸を手で隠した上での挙動不審に赤い三度笠の男は自身のマントで彼女を羽織る。
赤い三度笠の男「落ち着くまで一緒にいるでござるよ」
ププル「あ、あの・・・助けてくれてありがとうございます・・・ボク・・・ププルって言います。あなたは・・・?」
赤い三度笠の男「拙者は最上サスガでござる。以後お見知りおきを」
一方、泣くププルを見かけて事態に気付いたメタナイトがアイオーンに聞いたところ彼は「またお前はやらかしたのか・・・」と呆れていた。
- いつの世も儚きや(その2) ( No.774 )
- 日時: 2019/12/20 23:59
- 名前: 桜 (ID: exZtdiuL)
メタナイト「そりゃあゼオが怒るのは当たり前だな。食い物の恨みは恐ろしいって言うしな」
アイオーン「だから、神はゼオのバケツプリンを食べてはいない!」
メタナイト「んで、ゼオは?」
クルーク「今フルートの練習中だけど、音がいつもよりも弱々しいよ;」
ジャガー「あいつ、テクニックが持ち味だけどなー;」
メタナイト「そうか・・・」
クルーク「でも、カービィとの情事の後に夜な夜なパフェを食べてるキミならきっと事態はわかるだろうと思うけどね」
メタナイト「なんでお前も知ってるんだ?(^ω^#)」
一方、ププルの気を落ち着かせようとサスガは近くの喫茶店に連れて行き、そこで自分のことを語った。とある屋敷の当主の用心棒だと話すサスガは当主からのとある任務で行方不明になった幼馴染を探していた。自分は幼い頃に事故で両親を失った孤児で、同じく両親を失った幼馴染とともに当主に拾われて成長した後に用心棒になったと話した。
サスガ「拙者にとってその幼馴染は兄弟同然であり当主は父親同然だったでござる。血は繋がらなくても魂は繋がっていたというべきでござるか・・・」
「なかなか言えないものでござるよ」とサスガは苦笑する。ププルはそんなサスガの話を新鮮に感じて同時に胸の鼓動がいつもよりも速いことも感じていた。
ププル(な、なんだろこの気持ち・・・ボクは・・・ゼオのことが大好きなはずなのに・・・)
ププルはふとサスガの素顔にもめちゃくちゃ緊張していた。サスガの優しい微笑みはププルをも魅了するほどの包容していて、なおかつ周りの人達とは違う大人の香りをしたサスガにププルはドキドキしていた。
ププル(で、でも、サスガさんはゼオとは違って優しいし大人だし・・・ゼオは破天荒でいっつも人を振り回すし・・・)
何も口を開かないププルに対してサスガは注文した三色団子を渡す。ププルはその三色団子を勢いよく食べてサスガはそれが逆に心配になった。
サスガ「ププル殿、大丈夫でござるか?やけ食いはよくないでござるよ」
ププル「ごめんなさい・・・もう大丈夫です(このまま・・・サスガさんと、いたい」
サスガはそんなププルを見て元気になったと感じ注文した品の代金を置こうとする。
サスガ「じゃあ、拙者はそろそろ行くでござる」
サスガは立ち去ろうとしたが、ププルは彼のマントを掴む!驚くサスガだったが、ププルはそんなことを気にせずにあることを頼む。
ププル「お願いします・・・今日一日だけボクと一緒にいて下さい」
サスガ「ププル殿・・・?」
ププル「さっきみたいにゴロツキに襲われたらボク・・・」
確かに彼女がさっきみたいなゴロツキに襲われることがあるかもしれない。そうなったら一体きっと誰が助け出すというのだろう。女子と過ごした時間は長く続くことはなかったサスガは一瞬迷ったが、これも人助けの内容だと思ってその頼みを引き受けた。
サスガ「承知した。拙者はププル殿の望む通りにはできないかもしれないでござるが・・・ププル殿の気の済むまで一緒にいるでござる」
このまま事が進んでいけば、ゼオが嫉妬して自分のことを構ってくれるかもしれない。ププルはそう思った。それがたとえゼオやサスガにとって非常に愚かなことだとしても。
一方、ゼオとアイオーンはまだ口が利いてないままで流石にクルークとジャガーとメタナイトが心配した。
クルーク「キミら、いい加減に仲直りしようよ;」
ジャガー「そうだぞ。ププルはそのうちに他の男と浮気するかもな」
ゼオ「・・・縁起の悪いこと言わないでくれるか」
メタナイト「まさかゼオにそんな強情を持っていたとはな;」
すると、誰かが部屋に入ってきた!真実テレビを持ったクロウだ。
クロウ「おい、ゼオ!いるか!」
ゼオ「どうした」
クロウ「お前のバケツプリンを食べた犯人がわかったぞ!犯人はアイオーンじゃない!」
クルーク「えっ!?」
ジャガー「どれだ?」
彼らがクロウが持ってきた真実テレビを見るとそこには・・・
エミーリオ「まさか怪盗の調査でこのスマブラ屋敷に潜入できるなんてな・・・!」
大半の人達全員「」
なんとエミーリオが怪盗の調査のために隠れてスマブラ屋敷に潜入していました(爆弾投下)ちょうどスマブラファイター達が乱闘などでいないスマブラ屋敷内でエミーリオは散策する。
エミーリオ「しかし、部屋がたくさんあるんだなー。流石に可愛い女性のスマブラファイターはいるよな?」
メタナイト「女性スマブラファイターのほとんどはもう先約済みだ(毒」
アイオーン「入るということはあんな厳重な警備をすり抜けたのか・・・;」
ジャガー「つか、警備システムをこいつが壊したんじゃないのか?」
すると、エミーリオはあるものを発見した!ゼオの今日のおやつのバケツプリンだ。
エミーリオ「Oh、プリンなのにめちゃくちゃ量があるね!ちょっと食べてみようか」
クルーク「あれ、バケツプリンなんだよ・・・;」
エミーリオはバケツプリンのあまりの美味しさに感激して全部食べきるが、その反動でお腹に不調を来してトイレに駆け込む!彼はトイレに向かう最中でこう言った。
エミーリオ「あのボリューム感のあるプリンがゼオのものかは知らんが・・・」
エミーリオ「あれを食べれる奴って異常な胃袋をしてるよなw」
エミーリオの暴言に大食いのゼオと大食いの彼女を持つメタナイトがわなわなとブチ切れてそれぞれの武器を装備する!彼らが駆けた後にジャガーは言う。
ジャガー「速報、エミーリオ終了のお知らせ」
クルーク「あの発言で完全にメタナイトの怒りも買っちゃったね・・・;」
クロウ「とりあえずキッドに通報するぜ」
アイオーン「ヴッ」
一方、先程のゴロツキ達がいるとある極道組織ではゴロツキの親分が目的を果たせなかったことに激怒していた。
親分「女を凌辱もできなかっただと!?バカヤロー!!(ゴロツキを殴る」
ゴロツキ「ぎゃーす!!!」
ゴロツキの子分A「それがまたあの最上サスガの仕業でして・・・女の素性もわかりましたよ;」
親分「おう、どんなだ?」
ゴロツキの子分B「それが女は国民的バンドのcantabileのヴァイオリニストでして・・・同バンドのフルーティストでリーダーのゼオと恋仲になっているようで・・・」
親分「ふーん、最上サスガが助けた女か・・・相手が芸能人ならそれ相応の攻め方というものがあるもんだ」
ゴロツキの子分A&ゴロツキの子分B(ボスが笑った;恐ろしいことになるぞ;)
親分「久々に腕が鳴るわい!!フハハハハ!!!」
一方の夕方、ププルはサスガと一緒にデパートで買い物をしたり、公園で散策したりしていた。途中立ち寄ったデパート内の装飾品店でププルが一目見て気に入ったかんざしを見つけて察したサスガがそれを自分の金銭で買ったりしていた。流石に悪いからとププルは返品を勧めるが、サスガは「自分からププル殿のために買ったのだから遠慮することはないでござる」と言ってくれた。
サスガ『それにププル殿には似合うと思ったから買ったのでござるからププル殿が気にすることはないでござるよ』
サスガ『ほら・・・本当に可愛らしい』
ププル(サスガさんって・・・本当に優しい・・・こんなの誰でも好きになっちゃうよ)
ププルはサスガのことを好きになりそうだが、同時にゼオへの罪悪感のことを考えていた。ゼオへの未だになくならない想いとともに。
ププル(ゼオ・・・)
ププルのその様子にサスガは気付いて彼に声をかける。
サスガ「ププル殿?どうしたでござるか?」
ププル「あ・・・いや、なんでもないです・・・」
サスガ「ププル殿。拙者は、ーーーーー」
サスガの言葉を聞いてププルが涙を浮かべる中ですると、ある声がした!先ほどのゴロツキの親分の男だ!
親分「最上サスガ!!さっきはよくも女を助けたのに女を泣かすとはお前もゲスだなぁ!」
ププル「!?」
サスガ「!違うでござる!それは・・・」
すると、誰かの杖が親分の頭に直撃した!ププルはその杖に見覚えがあった。ププル達は杖が飛んできた方向を見る。その方向には・・・!
ゼオ「なんだよそれ。あんたらが勝手に言ってることじゃないのか?」
ププル「ゼオ・・・」
すると、ゼオは自分のしでかしたことをププルに謝る。
ゼオ「ププル、さっきはごめん。だが、プリンを取られたから怒ったわけじゃない。ププルが・・・他の男を気にかけるのがイヤだったんだ。今思えば俺の下らないひがみ根性だけどな。あんた、サスガだっけ?俺達がこいつらを相手する間、ププルを頼む」
サスガ「わかったでござる」
ププル「ゼオ!」
親分達の前に立つゼオに彼らは喚く。
親分「お前一人でワシに勝てるものか!」
ゼオ「言ってなかったか?俺「達」だって。例えば俺とこの剣士の一頭身知らないのか?」
すると、ゼオに呼ばれたメタナイトは親分の前に立ち、メタナイトは言う。
メタナイト「行くぞ、ゼオ」
ゼオ「オーケイ!」
ゼオとメタナイトが圧倒的な強さで親分達をボコボコにする最中で見ていたサスガは思う。
サスガ(あなたは・・・ちゃんとゼオ殿から愛されているでござるよ、ププル殿)
ププル「ゼオ・・・」
サスガは先程のことを思い出していた。それはサスガがププルに言った言葉だ。
サスガ「ププル殿。拙者は、「ゼオ」殿の代わりはできないでござる」
ゼオ。その名前を聞いた瞬間にププルははっとした。覚ましたとも言うべきか、ププルは自分のわがままでサスガを巻き込んでいたのだ。
ププル「・・・!」
サスガ「愛する故に構って欲しさに拙者に浮気をしたのでござるか?それは非常に愚かな行為でましてや愛する人を失うことになるでござるよ。それでもププル殿は・・・それを続けるでござるか?」
サスガの言葉がププルの胸に突き刺さる。だけどサスガの言葉は間違ったことは一つも言ってない。間違ったのは自分自身だと教えてくれる。
ププル「ごめんなさい・・・!」
ププルはわっと泣き出した。そんな彼女をサスガはそれでも優しく微笑んで抱きしめてくれる。まるで父親が、幼い娘を宥めるかのように。
サスガ「いいのでござるよ・・・ププル殿」
[newpage]
そして現在、傷だらけの状態だがなんとか勝って倒れ込むゼオにププルはハンカチでその傷を拭いてあげた。
ププル「ゼオ、大丈夫?」
ゼオ「いやな。大体は俺がやきもち焼いて浮気させるなんてバカにも程があるだろう。遠慮なく罵っていいんだぞ」
ププル「無理。ボクの大好きな人だから」
ププルの泣きながら微笑う姿にゼオも優しく微笑む。一方で勝って同じく傷だらけになっていたメタナイトに仲間とともにその現場の顛末を見守っていたクルークは言う。
クルーク「メタナイト、大丈夫かい?カービィには傷の手当てに来いと電話で言っといたから」
メタナイト「ああ。全く損な役回りだな」
ジャガー「いいんじゃないのか?終わりが良ければな」
メタナイト「そうだな・・・」
メタナイト達はボコボコにフルボッコされた親分達を見た。彼らは準強姦未遂などの罪で後で警察に連れて行くつもりだ。そんなワイワイと楽しくやる彼らを見てサスガは立ち去ろうとするが、アイオーンが声をかけた。
アイオーン「サスガ。礼を言う。何か秘密があれども問い詰めんが、お前の抱える全ての決着には我らも同行するだろう」
サスガ「・・・。忠告、感謝するでござる」
サスガはそう言い残して立ち去った後に小さな路地裏にある人物がサスガに声をかけた。エージェントだ。
エージェント「助かったよ、サスガ」
サスガ「エージェント殿でござるか。また拙者があの幼馴染を探しながら潜入している組織にスパイしに行ったでござるか?」
エージェント「まあ、あの影の怪盗からの俺だけの密命だからな。仕事柄潜入しなきゃいけないんでね」
サスガ「そうでござるか・・・」
サスガは三度笠を直しながらこう言った。
サスガ「いつの世も儚きや・・・」
サスガはそう言ってエージェントと別れて街の暗い闇の中を歩きながら消えて行った・・・。
FIN
「後書き」
今回はギャグな雰囲気のシリアスギャグでした。エミーリオはどうなったかって?知りませんね。
サスガさん、ふらりと現れてはみんなを助けてくれる三度笠らしく優しくて大人でカッコいいですね。ええ、担当曲もめちゃくちゃカッコいいですΣd(^ω^)
感想OK