二次創作小説(紙ほか)

サックスとリンゴ(その1) ( No.78 )
日時: 2017/01/04 00:17
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回はレガムントさんのお話。ピクシブのコメントでおっしゃった通りレガさんは確かに雰囲気はシェゾに似ていますね。レガムントさんは闇天騎士的な立場に当たるのでしょうか?






メイプル「そうだったのですかー。ある人を探していると・・・」


BRRの人達はおせちやお雑煮や蟹を食べていた。クロウは言う。


クロウ「でも、そいつは見つからないしゆっくり探せばいいんじゃねーか?」
メイプル「それもそうですぞ。レガさん、ツキノちゃんの天騎士として契約するのは認めますぞ」
レガ「ほ・・・「ですが」






メイプル「ツキノちゃんの家に上がり込むのは認めませんぞ(^ω^#)」






レガ「あっ、やはり・・・」
ツキノ「?」
メイプル「当たり前ですぞ!年頃の男女が同じ屋根の下で許せるわけないですぞ!!」
アンゼリカ「その代わりと言っては何だけど・・・」


レガはアイオーンの高層マンションでの部屋の下の階の部屋に家賃はライオン兄妹のおばあちゃんが支払うという条件付きで住むことになった。アイオーンは言う。


アイオーン「これと言っては何だが、家賃はおばあさまが支払うことになっているから、風呂などで何かトラブルがあったらこのボタンを押せ。お前、天騎士だろう?大方誰かに頼まれたのだろう、早く部署に連絡した方が良い」
レガ「あ、ありがとう、アイオーンさん」
アイオーン「呼び捨てで構わん」
レガ「ア、アイオーン、頼みたいことがあるのだが・・・」
アイオーン「?」


その数日後。レガはツキノに今後の予定を伝えていた。


ツキノ「えっ?バイトなの?」
レガ「ああ。家賃を年寄りに頼むのは格好が悪いからな。せめて家賃の半分だけでも払いたいくらいだからな。イタリア料理店での厨房のバイトだ」
ツキノ「・・・」
レガ「・・・。土産に何か作るから」
ツキノ「いいの!?(ぱあっ」


レガはその後、バイトを頑張っていた。高給で3時から7時のバイトだが、レガは料理の才能はあった。しかも有能なためにバイト先の先輩も何も言えなかった。


バイト先の先輩A「レガー。ピザ三人前ー」
レガ「はい!」


バイト先の先輩B「レガ、ごめん。俺、妹に食べさせる料理の材料の買い物に行かなきゃいけないから今日のまかない料理、キミが作ってくれるかな?」
レガ「はい。作ります」


女店長「レガちゃん、そっちの料理が足りないから至急作って頼むわ!」
レガ「はい!」


レガはバイトを通じて振り回されているように見えるが、実は自分の役目を結構楽しんでいるように見えた。そして大半の人達が寝静まった夜にたまに眠れない夜に彼はどこかへ行く。レガは冬の季節の寒さである過去を思い出す。


???『レガムント。キミも音楽が好きならサックスやってみたら・・・?キミのためにサックスを買ってきたんだよ』
レガ「・・・(そういえば、前の契約者であるあいつも「友達になって」と言っていたな」


すると、レガはアルトサックスを持つ。そしてアルトサックスで「たなばた」のアルトサックスのソロを吹く。サックスを吹くのは好き。それは嫌なことさえも忘れるくらい。しかしちょっとした不協和音があった。「ちょっとした」はかなり遠いところにあるのだ。すると、そこに・・・


ツキノ「綺麗なサックスなの」


すると、レガはツキノに気付き、演奏を止める。レガは言う。


レガ「どうしてこんなところに?」
ツキノ「ツキノの今の家、この近くなの。この世界での生活は楽しいの?」
レガ「・・・楽しいといえば楽しいくらいだな」
ツキノ「よかったの!ツキノのキーボードで一緒に演奏するの!」
レガ「調子に乗るな」


レガはツキノの天騎士として平穏に暮らす中、バイトでちょっとした事件が起きた。


レガ「・・・(ふらふらとよろけながら料理を作る」
バイト先の先輩A「おい大丈夫か?」
レガ「大丈夫、です・・・ちょっとしんどいくらいなんで・・・」


一方、メイプルは自分の書類整理をしていた。すると、電話が鳴る。メイプルは電話をかける。


メイプル「もしもしBRRですぞ。ふむふむ。ーーーえっ!?レガさんが!!?」
バイト先の先輩B「高熱があるみたいですぐそばで休んでます!メイプルさん、迎えに来てもらえませんか!?」
レガ「店長・・・ごめん、なさい・・・こんな大事な時に、失敗を・・・」
女店長「いいの。私も働かせすぎたことは反省してるし。今日はゆっくり休みなさい」
レガ「・・・」


レガを迎えに来たアイオーンが連れ帰る中、レガの熱は38度5分だった。かなりの高熱だろう。レガはアイオーンの自室のベッドで休んでいる。メイプルやアイオーン、事情をアイオーンから聞きつけたツキノ達が彼の懸命な看病をする。


ロム「人見知りなのにキッチリしすぎるんだよ;」
ヤイバ「レガにマスクをかぶせる、故に」
レトリー「ああ、喉を温めるというやつだね」
ホルミー「ガウガさんに差し入れをもらったから多分大丈夫ですが・・・」
チョコ「???ボクも看病したいですー」


すると、インターホンが鳴る。ゼオとステラとププルとくぅちゃんとフィーバー五人組とあやクルだ。アイオーンが開ける。


ゼオ「おーい、アイオーン!あやクルが焼いてくれたペリメニ持ってきたぞー」
アイオーン「・・・悪いが、今それどころではない」
ゼオ「は?どーせ変な鳥連れてんだろ。猫飼ってるのに酉年だからってさらってきたんじゃ・・・」


すると、目の前にいたのはベッドで眠っているレガムントだった。これに来た全員は驚く。


クルーク「えっ?どゆこと?」
シアン「実はかくがくしかじかにゃん」
チュチュ「シアン;ギャグ漫画じゃありませんからわかるわけが・・・」
クルーク「ツキノがレガムントの契約者になって、そのレガムントがバイト中で高熱で倒れただと!!?」
チュチュ「よくわかりましたね!!?」
あやクル「そうだったのか。こんな時に訪ねてすまないな。ではペリメニはひと段落ついた後に食べるがいい」
ロム「おい。せっかくだから手伝え」
ラフィーナ「どんなことですの?」
ロム「おかゆ作りとかリンゴの皮剥くとかリンゴおろすとかオレンジジュース絞るとか」
シグ「やる」
ププル「まあ、やるしかないんだけどね」
アミティ「王ドラの調合した薬があればいいんだけど・・・」


すると、ダンダンと窓の音が鳴る。タケコプターで高層マンションの窓(アイオーンの部屋の自室)に飛んできた王ドラだ。それをゼオが気付く。


王ドラ「あけおめですー!」
ゼオ「王ドラ!あけましておめでとう。今日はどうしたんだ?」
王ドラ「本来はアイオーンさんに頼もうかと思いましたが、あなたでいいです。匿って下さい」
ゼオ「ドアから入ればいい」
王ドラ「いや、ドアから入れないんです」
ゼオ「パスは持ってるだろう」
王ドラ「だから入れな「王ちゃ〜ん!」げっ;」
ゼオ「?」


すると、高層マンションに壁を伝って登ろうとしたライカンスロープがいた。ぷよクエキャラのライカーだ。なぜライカーが王ドラに・・・?ライカーは叫ぶ。


ライカー「王ちゃーん!!遊べー!!今日は必ず勝つー!!あの時みたいに殴り合って勝つー!!」
ゼオ「・・・お前、月に一度は顔がボロボロになってたけど、何したんだ?」
王ドラ「最終的には勝ちましたよ!!!」
ゼオ「でも、ひ弱そうに見えて意外と喧嘩が強いな壁に伝って登ってく奴」
王ドラ「だから最終的には勝ったっつーの!!猛獣かモンスターみたいな彼女達連れてましたけど!!!」
ゼオ「猛獣使い?」
王ドラ「とにかく入れなさい!アイオーンさんに迷惑かける前に!」
ゼオ「わかったよ」


ゼオは王ドラがアイオーンの部屋に入れさせてそして鍵を閉める。ライカーは幸いにも来ていないようだ。


ゼオ「これでしばらくは来ないだろう」
王ドラ「サンキューです!奴は当分来ないで・・・」


パリーン!


ライカー「さっ、遊べ!」
王ドラ「」
ゼオΣ(・ω・ )


乱闘が起きる中、ロム達が騒ぎに駆けつける。


ロム「ゼオー!!!何窓割って・・・」
ゼオ「違う違う今回は俺じゃない」
クロウ「じゃあ、誰が・・・」
ゼオ←(・ω・ )あれ
大半の人達「ゑ?」


王ドラ「アチョー!!」
ライカー「ルン・グリフ!」


なんと王ドラとライカーがガチの喧嘩をしてました。しかもライカーも苦戦するが、それでも引けを取らないほど強い・・・!


ジャクリン「すごい・・・ガチの喧嘩やで!」
ツキノ「動きが機敏なの〜」
ロム(^言^#)ブチッ


すると、ロムが即座に動き出し・・・






ロム「ゴルァ!!アイオーンの部屋で喧嘩すんな!!アニマル野郎!!(王ドラとライカーを両手でねじ伏せる」
王ドラ「離しなさいー!!」
ライカー「いだだだだー!!!」






ロム「さてどうしてやろうか・・・(人を殺しそうな目」
クルーク「ロム;ちょうど薬の調合係が来たから罰は後ででいいかな;」
ロム「そういえばそうだな」
王ドラ「?」


今回はレガさんのお話

サックスとリンゴ(その2) ( No.79 )
日時: 2017/01/04 00:19
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

ロムは王ドラ事情を話す。王ドラはこれに承諾する。


王ドラ「いいですよー!私の漢方薬を使えばどんな風邪も治ります!さてさてお医者さんカバンを出して・・・あれ?漢方薬がない」
ライカー「あ、それオレが食べた」
王ドラ「は!?健康優良児が風邪引きのために作った薬を食うな!!」
ライカー「王ちゃんが風邪薬作ったら遊べなくなるじゃん。風邪引きのことなんか無視しろ」
王ドラ「無理です!!!」
クルーク「じゃあ、ライカー、ボク達と一緒に洗濯する?」
ライカー「する!」
王ドラ「フィーバー五人組、これ(ライカー)よろしくお願いします。すみませんね、変なバカで・・・」


ライカーがようやく看病に参加の中、レトリーとヤイバはスマホで驚愕する。


レトリー「」
ヤイバ「ゆえーっ!!!」
クロウ「レトリー、ヤイバ、どうした!?」
レトリー「今ライカーって調べたら、ライカーは王ドラ達がロボット学校を卒業した後に喧嘩し回って王ドラがギリ勝った「狂乱狼ライカー」だよ!!」
クロウ「えっ!!?マジで!!?(出会って早々に二人もねじ伏せたロム、すげーな;次期最強天皇になるかも;」


一方、レガはある夢を見ていた。それは・・・


???『レガムント。サックス演奏は楽しい?近くで聞いてるから吹いて』


優しい女性。そして薔薇の花束が落とされた、悲しい出来事ーーー、レガははっと目を覚ます。ツキノが気付く。


ツキノ「レガさん!起きたの?」
レガ「ああ。来てくれたのか?」
ツキノ「ロムさん達がおかゆを作ってくれたの。リンゴもすりおろしたの。食べてなの!」
レガ「ああ。いただきます(おかゆとすり落とされたリンゴを食べる)・・・美味しい」
ツキノ「よかったの!」


レガが目を覚ましたことに看病に来た人達は安堵する。そしてレガの熱が大分引いて大半の全員が帰路につく中、ツキノだけが残った。


レガ「お前は帰らないのか?」
ツキノ「レガさんのサックスを聞くまでは帰らないの!熱も大分引いたことだし、ツキノ、レガさんのサックスが好きなの!」
レガ「・・・そこまで言うなら聞かせてやる」


レガはアルトサックスを持って小説が原作のアニメ「響け!ユーフォニアム」の架空曲(後に曲が書き下ろされてその曲はアニメで演奏されました)である「三日月の舞」を吹く。その音になぜか高層マンションの住人達は怒らなかった。この音が居心地がいいからだろう・・・。


おしまい






「後書き」


今回はレガさんのお話です。レガさんはカッコ可愛いですし、いつか再販があったら絶対手に入れたいです!!
さて紫の闇天使についてはぷよクエの公式が出たら登場させる予定です。名前は「ニナ」だからきっと可愛い子なんだろうな。






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