二次創作小説(紙ほか)

違う時代からの流通者(その1) ( No.787 )
日時: 2020/08/13 05:37
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

お久しぶりです。桜です。モチベーション低下などで今まで投稿できなくてすいませんでしたOTL
今回はとある人物が開いた異次元の戦国時代らへんからの来訪者が次々と登場でっす☆


シェゾ「今思うんだが、戦国時代らへんってあんまり今時のことは知らないんじゃないか?」


あ;






とある江戸時代の城下町前の道。そこではイノシシらしきの機械に二人乗りしているある二人組と鳥らしき機械に乗っているある人物が追い追われていた。すると、その二人組は偶然にもなぜか開かれていたあるタイムワープを見つけてそこに乗り込む!


???「!」


そして鳥らしき機械に乗った人物もそのタイムワープに乗り込み、異次元の中で彼らを追っていた・・・。






一方で現代では星ノ宮学園ではクルークがまほろの経験者のようなピアノ演奏を聴いていた。まほろはオーボエの演奏技術はもちろんピアノの演奏技術もプロみたいに完璧だ。


クルーク「いいんじゃない?むしろまほろさんは確かにピアノやオーボエのプロみたいだよ。まだ職業にはしてないからセミプロなんだけどね。ボクがピアノの演奏技術で教えることは何もないかな・・・」
金城「何もないって・・・じゃあ、教えてはくれないのか?」
クルーク「その逆だよ。まほろさんに今は必要なのはたくさんの名曲を聞くこと。そして自由にピアノやオーボエに触れてそれらを好きになることだよ」
まほろ「オーボエやピアノは今でも大好きだよー!」
クルーク「そうだね」


すると、どこでもドアを使ってオーボエの留学先のドイツから遊びに来た夏目が言う。


夏目「そういえば、僕らが中等部に入学したばかりの1年生の時に副科ピアノみたいな授業があったじゃん?」
ゼオ「そうだったのか?」
夏目「うん。僕らは初心者にしてはそこそこ弾けたからその時は初心者クラスだったんだけど、まほろだけはピアノが本当に初心者かって言うぐらいに上手くてさ、それで驚いた先生がまほろだけ経験者のクラスに移したんだけど、そこでもめっちゃ上手く弾けてたんだよね」
ププル「えっ!?すごいじゃん!」
雨季「そうよ。その時の写真もあるわ。まほろは音楽面やスポーツ方面ではかなり活躍してファンがたくさん増えて熱狂すぎてしまったから、景吾がまほろに学校では伊達眼鏡をかけろって言ったわよ。本当に景吾は天邪鬼だと思わない?」
アイオーン「まほろは可愛らしいがな・・・」


雨季やアイオーンの言葉に突き刺さる金城だが、それを聞いていないクルークはまほろのピアノやオーボエを実際に目にしてきてかつてないほどの大役が来たことに喜びや闘争心を感じていた。


クルーク(どうやらボクにかつてないほどの大役が来たもんだね。まほろさんのオーボエの本格的な指導はゼオに任せるけど、ピアノだけでもボクが指導する!)


一方、渋谷。渋谷ではどうやらある場所に人集りができていた。獅子のような二人組と豹のような男が現代の野次馬には見慣れない日本刀や軍配やギター槍らしきで対決しようとしていたからだ。


野次馬A「なんだなんだ?武器使って喧嘩か?」
野次馬B「今の時代、銃刀法違反じゃね?」
???(一人は軍配!これなら勝てる!)


しかし、白き獅子が軍配を吹き矢に変えて豹のような男の首に放つ!


???「ぐはっ!!」
???2「お前もしつこいなぁ〜?」
???3「兄上・・・;それはやりすぎじゃ・・・;」


現代の野次馬達が映画の撮影だと思って写真撮影をする中である貸切のバスが彼らが道を塞いだことによりある意味で運転手がクラクションを鳴らしたりなど渋滞していた。貸切のバスに乗っていたのは課外授業として乗っていた月見台小学校ののび太達のクラスでそのバスに乗っていたのび太達はバスが突然渋滞したことに困惑していた。


のび太「なんでバスが渋滞してるんですか;」
ジャイアン「オレ達、課外授業に渋谷をバスで通るはずだったよな?」
スネ夫「っていうか、あの人集りのせいなんじゃない?」
しずか「何か映画撮影でもあるのかしら?」
出木杉「映画撮影にしてはちょっと真剣すぎだよね;」


すると、のび太達のクラス担任の先生がこれに怒って彼らや野次馬達を叱り付けた!


先生「こらー!お前ら何をやってるんだ!今すぐそこで映画撮影はやめなさーい!!」


その先生の声を聞いた彼ら三人だったが、彼らは江戸時代から来たためにバスを見てもそれが何なのかはわからなかった。


???2「どうやらワシらはえいが?さつえい?みたいなことしてるとこの妖怪は思ってるみたいだぞ」
???「は!?妖怪!?それは危ないすぐに人間や童共を解放せねば!」


その豹のような男はバスを妖怪と勘違いしてそれを切りつけた!幸いにも乗っていた全員は無事だったもののバスが切りつけられ破壊されたことにより大混乱する!


安雄「うわー!!バスが壊れた!!」
はる夫「神様助けてー!!!」
???「・・・なんか子供達が妖怪から解放されたあまりの喜びで泣いてるな」
???3「それとは違いような気がするんじゃがな;」
???2「この隙に逃げるぞ!」
???「あっ、待て!!」


獅子の二人組がどこかに逃亡した後に豹のような男が彼らを追う中でこの貸切バス破壊事件は後に警察も駆けつける騒ぎとなった・・・;






リップ「ごめーん!ちーくん、ルートちゃん、待った?」
チャラ王「おせーぞリップ!危うく練習が先に始まってたぞ!」
ルート(自分はリップが来るまでは練習しなかったくせに・・・)


すると、クラリネットを持っていたリップがある譜面を目にする。それはまだ世には出していないが譜面を見る限り才能溢れている。リップはチャラ王に聞く。


リップ「ちーくん、また新曲を書いてくれたの!?」
チャラ王「ああ、曲作りのバイトでそのペンネームの「麻生夢叶(むと」としてある保育園の先生から子供向けでも大人でも楽しめる曲を作って下さいって依頼されたんだ。その報酬はいらないって言ったんだが、一応は報酬のとある有名洋食店の食券は三人分もらってきたぜ」
ルート「これ、CMや食レポサイトで美味しいと有名な洋食店じゃないか!ちー、でかした!」
チャラ王「まさかこんな有名洋食店に食券かもらえるなんて思わなかったな。さて、練習するぞー」


彼らが楽器(ルートはキーボードで)の練習をしている中でその音楽を獅子の二人組が聴いていた。


???2「聞いたことがない音色だな」
???3「兄上、一緒にその音楽に沿って謳ってみないか?」
???2「それはいいな」


彼らは謳と称して和楽器を弾きながらのような謡方をするが、その直後に彼らが謳っていた場所は公園の大通りの真ん中だったためサイクリングに来ていたみさえ達母親達の自転車と激突して大事故を引き起こしそうになった!


???2「?なんだ?何があった?」
みさえ「あんたら、なんでそんなところに古風な歌い方をするのよー!!?」
ネネママ「危うく大事故を引き起こすところだったじゃない!!」
???3「どうやら何かが原因で怒っているそうじゃな;」
風間ママ「ま、まあまあ全員無事だったんですからよかったじゃないですか;それに「見つけたぞー!!」!?」
マサオママ「って、豹が来たんだけど本当に何!!?」
???2「ヤバい!逃げるぞ!」
みさえ「あっ、こらっ!待ちなさい!」


彼らが去って行った後に自転車の激突の音に気付いたリップ達三人が彼女達に声をかけた。


リップ「あ、あの、みさえさん達、大丈夫ですか?」
みさえ「大丈夫じゃないわよ!!おかげで大事故を引き起こしそうになったのよOTL」
チャラ王「それはドンマイっす;」
ルート(近くにはその事故未遂が元で小さな事故も今起こしてるがな;)


ルートの懸念通り、公園の近くには大事故未遂が元で小さな事故も起こっていた・・・;






一方、クルーク達はクルークがまほろにピアノを教えている間は仕事から帰って来たシグレや補習から帰ってきた宮島と合流したゼオ達がお茶会を楽しんでいた。と言ってもクルークが教えているのはピアノの技術的なことではない、ピアノの数多くの名曲をクルークが弾きながら教えているのだ。


クルーク「いいかい、まほろさん。これがベートーベンのピアノソナタの月光。これがショパンの子犬のワルツだよ」
まほろ「へー!ベートーベンのピアノソナタの月光ってこういう感じ?ショパンの子犬のワルツはちょっと速いような感じ?」
クルーク「(すごい!一度聞いただけで耳コピだけじゃない、絶対音感や記憶力も作用して完璧に弾きこなしてる!)そうそう、そんな感じだね。じゃあ、これはバッハのカンタータで・・・」


雨季「まほろも見事に順応するのもすごいけどクルーク、本当にそれぞれの人に合う教え方をしてるのね」
ゼオ「あいつ、一人一人に心を砕いて教えてるからな。例えば人にどのように問題を解くのか教えるテストノートは好きなマスコットとか好きな柄で心を惹かれさせるとかな」
ププル「他にもヤイバさんやレトリーちゃんに英語を教える時はクルークが二人の好きなアニメの英語版を買ってあげてそれで覚えさせたり」
宮島「あの人達、アニメのセリフを覚えてんのか!?求道心がやべーな!」
シグレ「いや、あの人達の場合は単なる求道心じゃない;」


すると、アイオーンがふとスマホを見るととんでもないニュース記事がネット上で広まっていた!


アイオーン「ヴッ!!?」
金城「どうした?」
アイオーン「ヴッヴッヴッヴッ!!!」
ゼオ「なんだ?ネットで何か広まってんだろ?スマホを壊さないから貸せ」


すると、このニュース記事にゼオも少しだけしかめ面になっていた。様子に気付いたププルがアイオーンのスマホをふと見ると、そこには先ほどの騒動が載っていた!


ププル「えっ!!?これ、のび太君達が課外授業で乗っていたバスじゃん!!」
クルーク「?どうしたの?」
まほろ「あ。でも、こっちの記事は何か同一犯がやったみたいな記事があるよ」
雨季「どれ?あ!これ、今日はみさえさん達が奥様女子会でサイクリングに行く公園じゃない!リップちゃん達の待ち合わせの一つでもある公園ね」
ゼオ「幸いにもみんな無事だったみたいだし、そろそろ原因究明の呼び出しが来るかもな」
宮島「えっ?もしかしてスマブラ屋敷の方から・・・?」
エージェント「おい」


すると、そこにエージェントがやってきた!彼の険しい様子から彼らを呼び出すつもりらしい。


エージェント「スマブラ屋敷やCOMからの呼び出しだ。もちろん多分あの騒動の解決のためにクルーク達もバックアップ要員として参加してもらうとのことだ」
金城「え?COMってなんだ?」


そして一部の人達はよくわからないまま大半の人達がスマブラ屋敷に集まる中でマスハンが彼らに言う。

違う時代からの流通者(その2) ( No.788 )
日時: 2020/03/04 22:42
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

マスハン「実は今日はこの人間界に事故や騒動が多発してな、その目撃者からお前らに依頼したんだ。今回は下手したら大事になりそうだから、人手不足にならないようにCOMの他にも人を呼んだんだ。俺達は事故を起こした奴を調べなければならないから、お前らはその目撃者や今回の被害者に話を聞いてそれで探ってくれ」
桜「私達は事故を起こした奴がどんな人かを調べて来るわ」


マスハンや桜が事故の主犯を調査するため退室する中でCOMのスマブラチームのリーダーで総合チームリーダーのマリオが言う。


マリオ「あんな事故を起こされたら俺達は裸族としての活動をできなくなっちまう。だから、手分けして事故の被害者や目撃者から話を聞くんだ!」
ゼオ「へー、マリオもカッコいいことを言うんだ」
ププル「いや、マリオさんの前半のセリフをよく見て;」
ユーリ「じゃあ、部隊を分けるぞ」


ユーリ達は攻撃部隊、サポート部隊、通信部隊、物質運行部隊の四つを分けた!ゼオやププルやジャガー、クルークやアイオーンやエージェントは揃って攻撃部隊の第二部隊に配属された。


ゼオ「えーと、アミティやシグやラフィーナやあやクルは攻撃部隊の第一部隊、シグレやリデルや金城やまほろや雨季はサポート部隊の第一部隊、宮島は物質運行部隊の第一部隊に配属か」
ププル「ところでアリシアは?」
エージェント「アリシアは姫子さんと一緒に通信部隊の第一部隊に配属されたよ」
クルーク「まあいいや、アイオーン、今回はキミは不安に思うだろうけど頑張ろうね」
アイオーン「ヴッ・・・」
ジャガー「まあ頑張れよ」


一方、とある人物がポップン学園の高等部の屋上で黒いギターを弾いていた。彼の名前はマサムネ。とある経由で戦国時代からタイムスリップしに来た義賊・暗闇烏の18代目でポップン学園の高等部2年生だ。


マサムネ「こっちの屋上は俺様の住んでいた城よりも高いからな。だから立ちながらギターが弾けやすい」


すると、マサムネはイノシシらしきメカで飛んでいる例の二人組と鳥らしきメカで飛んでいる人物が戦い合っているのを発見する。マサムネはこの三人を知っていたために思わず名前を呼ぶ。


マサムネ「獅子若、獅子次、カネノブ・・・?なんであいつらがここにいるんだ?」


すると、戦い合う三人を夏美達が発見して止めようとするが、三人は彼らの話を全く分からずにすぐに逃げていたところを目撃した。マサムネはこの様子にすぐに察知した。


マサムネ「あいつら、ここに来て訳も分からずにトラブルを起こしまくったんだな・・・!」


マサムネはすぐさま彼らを止めようとしに行く一方、獅子若達は戦いを止めようとした夏美達から逃げまくっていた!


獅子若「お前らがなんなのかは知らないが、ここで捕まるわけには行かん!」
夏美「待ちなさい!ちゃんと人の話は聞きなさい!」
獅子次「どうやらこやつらはワシらが珍しいから捕まえようとしてるんじゃな」
シェゾ「ちげーよ!あのバスの事件を起こした経緯について聞きたいんだよ!」
カネノブ「バス?それはなんなのか分からんな」
王ドラ「どうやら覚えてるのかどうかは知りませんが、のび太君達が乗ったバスについては知らずに破壊したみたいですね・・・!」


すると、王ドラがヌンチャクを使って彼らを捕まえようとするが、あとちょっとのところで彼らへの攻撃範囲に届かなかった!


王ドラ「チッ!」
シェゾ「ゼオ達!お前らの主な第二部隊の出番だぞ!しっかり捕まえろ!」


シェゾの呼びかけに応じた主な第二部隊の中心であるゼオ達はそれぞれ武器装備やスキル解放をする中で彼らを捕まえようとする!


カネノブ「なっ!?あちらにも追手がいたのか!」
獅子次「それにしても変わった武器や書や楽器を使う奴らみたいじゃな」
獅子若「だが、このウリボー機には誰にも負けん!」


すると、ウリボー機を運転していた獅子若がスピードを速めるが、その時を待っていたクルークはある合図をする!


クルーク(アイオーン、今だ!)
アイオーン「ヴッ!闇雷!」


すると、アイオーンがホーリーアークでのギター魔法でウリボー機のスピードを遅めた!


獅子若「なっ、我がウリボー機の類稀なるスピードを遅めただと!?」
ゼオ「じゃ、攻撃は行くか★」


すると、ププルの魔法のアタックスタンスの力を受けたゼオとジャガーがそれぞれの攻撃魔法を放つ!察した獅子次の武器のギターである風林火山によってダメージは最小限に抑えたもののカネノブの剣術で攻撃しようとする!


カネノブ「くそっ!だが、俺は訳も分からないような格好をしているお前らに負けるわけには行かん!「変な格好をしてるのはむしろそっちなんだがな?」


すると、カネノブの空上にいたエージェントがバク宙を繰り広げ、持ち前の格闘術による蹴り技でカネノブの刀を吹き飛ばした!


獅子次「兄上!カネノブ!だい・・・」


すると、気絶した二人のもとに駆け寄ろうとした獅子次がゼオに捕まった!ゼオは言う。


ゼオ「生憎俺達には作戦参謀の頭脳がいくつかいるんでね、抵抗するだけそいつらの頭脳でそれを看破するだけだぞ」
獅子次「ぐっ・・・!!」
ゼオ「さーて、話を聞いてもらうぞ。なんでのび太達が乗ってたバスを破壊したのか・・・」


すると、ゼオは獅子次の髪によるフワモコ感に心を奪われた!ゼオは目をキラキラさせながら言う。


ゼオ「お前、意外と髪がもふもふしてるな!触らせろ!」
獅子次「なっ!?これいやめろ!ワシの髪は癒しじゃないんじゃー!!」
アイオーン「な、なんと羨ましい・・・!」


すると、ある人物が攻撃により二人を引き離した!マサムネだ!


マサムネ「おっと。こういう時は俺様の方が適任だと思うぜェ?」
獅子次「今度は何奴・・・!!!」


すると、獅子次にもマサムネの顔に見覚えがあった!獅子次はマサムネの名を呼ぶ。


獅子次「あ、あんたは・・・!寿々姫との結婚の前夜に突然失踪して行方知れずになっていたマサムネ様!!」
ププル「えっ!?」
クルーク「えっ!?マサムネ、どういうこと!!?こいつらと知り合い!?」


すると、エージェントとジャガーは何かに気付いた。


エージェント「そういえば、マサムネはとある国から来たって言っていたな」
ジャガー「六やムラサキ、ハニーは日本生まれだったけど、マサムネの方は遠い国から来ていたってMZDが言っていたから・・・」






エージェント&ジャガー「マサムネが違う時代からタイムスリップした人間!!?」






驚愕の事実が判明した後に後から駆けつけて事情を聞いたシェゾ達がマサムネ達に尋問する。


シェゾ「んで、なんでマサムネを含めてお前らはこの時代に来たんだ?」
獅子若「それがカネノブから草原に逃げていたら偶然トンネルみたいなものがあってな」
夏美「戦国時代の草原にトンネル?そんなのがなんであんたらのところの時代にあるの?」
獅子次「それがワシにも分からんのじゃ」
カネノブ「まるで偶然導かれたみたいにな」
マサムネ「ああ、それ俺様がこの時代に飛ばされた日にそのトンネルを見たぜ。確か浮いてたな」
ゼオ「浮いてた?」
ジャガー「お前ら、何か知らないか?」


ジャガーがこの場にいた彼らに聞くが、王ドラは涼しい顔をしながら言う。


王ドラ「まあ再会しただけでもいいんじゃないですか?よほどの親しい仲みたいですし。じゃあ、私はそういうことで〜」


すると、立ち去ろうとした王ドラの肩を何かに気付いて険しい顔をした夏美が掴んだ!


夏美「待ちなさいよ王ドラ。あんた、何か知ってんでしょ?あんたがロボット学校時代か何かにタイムマシン関連で失敗したとかね」
王ドラ「ギクリ!!」
シェゾ「図星か。お前がそうやって逃げようとする時は何事もなかったかのようにとぼけた顔をしてるからお前関連のことだって気付いたんだ!」
王ドラ「キャー!!ちょっと離してー!!ヘンタイに襲われるぅー!!誰か助けてー!!」
シェゾ「おい俺はヘンタイじゃないって何度も・・・ってコラ!!逃げるな!!」


王ドラが隙を突いてどこでもドアで逃げ出そうとするが・・・


王ドラ「どこでもド「スカルジャガー」


すると、そのどこでもドアを偶然騒ぎを聞きつけて感づいた人物によって壊された!その人物はロムとシュウ☆ゾーだ。


シュウ☆ゾー「キミ、ロボット学校時代に失敗してたタイムワープの一つをそのまま放置するなんて最低だね。僕は面白いことは大好きだけど流石にこれは笑えない・・・!」
王ドラ「あ・・・;あ・・・;」
ロム「まあ、マサムネ達にはこの時代にはいて欲しいなとは思う。だがな・・・」






ロム「せっかくできていた俺の半日分の休日を返しやがれえええええーーーーー!!!」
王ドラ「ぎゃあああああーーーーー!!!」






タイムスリップの原因だった王ドラはロムにより赤の吸血鬼のユーリが待つ拷問部屋に連れて行かれた後にマサムネは獅子若達に聞く。


マサムネ「んで、お前らはこれから戻るまでどうするんだ?」
獅子若「そういえば、ここでの住処を考えてなかったな」


すると、気付けばクルークが誰かに電話をしていた。これを見た大半の全員が戸惑う中で電話をし終えたクルークは獅子若達に言う。


クルーク「金城がキミらに家に来ないかって」
カネノブ「はぁ!?」
クルーク「金城は日本人だけどフランスからの帰国子女だから日本に関する知識はついてきたけど実家での日常会話はフランス語だからまだまだ昔の日本のことは知らないんだって。それに金城のおじいちゃんに聞いたところ三人増えたって一緒だし、金城のおじいちゃんもお父さんもお母さんも割と稼いでるから増えたところで賑やかになるだろうって」
マサムネ「えっ!?マジでいいのか!あいつ、口は悪いけどいい奴だな!」
獅子次「本当に良いのか?」
クルーク「まあ、金城の家族も承認したし、多分大丈夫だよ。その代わりにーーーーー」


その翌日、クロウとシアンが二人でデートしているところにある店を発見した。キビの実家が経営する和菓子店「MOMO」だ。


シアン「キビちゃんの店だにゃ!クロウちゃん、ちょっと買ってきていいかにゃ?」
クロウ「ああ、俺もキビの店が気になってたし、買うしかないだろ!」


二人がMOMOに入ると、そこには空いた時間で実家を手伝っているキビとアルバイト中のアン子とマサムネがいた。


キビ「いらっしゃいま・・・あ、キミら、こないだの!」
クロウ「覚えてくれてたのか?」
アン子「うん、今日はこないだの私からのお詫びとして半額で和菓子を売ってあげる」
シアン「ありがとにゃん!じゃあ、苺大福とみたらし団子の二つずつにゃ!」
マサムネ「わかった。お前らー!そのみたらし団子と苺大福の二つずつ持ってこーい!」


すると、現れたのは・・・






獅子若「いらっしゃい!」
カネノブ「苺大福とみたらし団子の二つずつだな」
獅子次「何か頼みたことはあるか?」
クロウ「この状況をワンセット!!」






なお、獅子若達三人がMOMOでアルバイトとして働かせたのはクルークと金城の策だったことは言うまでもない。


江戸幕府の終幕






「後書き」


今回は獅子若達登場話でした。マサムネの経歴も明らかになりましたし、ひとまず満足です。
後々に寿々姫さんやあやめちゃんなどが登場するとは思いますがそれはまた別のお話で。ちなみに私は記憶力がいいから暗記が割と得意なんですよ。






感想OK