二次創作小説(紙ほか)

アンダーノースザワでの出会い(その1) ( No.802 )
日時: 2020/05/18 23:41
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回は前回の続き物らしきもの。なんか最近は伏線ありのやつを書いてるなー私;






その日、大半の人物が凍りついた。彼らが見たのはいつもの髪のセットが何らかの形で解いた戸惑うクルークと真剣に彼の手を掴むブンブン蜂族の男子。そんな彼らを最も間近で見ていたエージェントは思う。


エージェント(な・・・何でそうなっちまったんだ!!?)


事の発端は約数時間ぐらい前にあった・・・。






クルーク「アンダーノースザワ?」
アイオーン「ヴッ」


その日のクルークの家。彼らはいつもの談笑の後にアイオーンがアンダースノザワに遊びに来ないかと仲間達に誘っていた。


アイオーン「何せアンダノースザワはバンドの聖地である。クルーク達も一度そこに遊びに行ってさらなる音楽に励むがいい」
ゼオ「なるほどな。そんなバンドの聖地なら一度行った方がいいかな」
ラフィーナ「もちろん日帰りの旅費代は出してくれますわよね?」
アイオーン「そういうことは我にある未来予知を使わなくとも予測していた。神の費用なら出費する」
ジャガー「じゃあ、今日はアンダーノースザワに行くということで!」


すると、ププルが何か思い出したかのように言う。


ププル「そういえば、エージェントさんやアリシアちゃんも一緒に行くことはできないかな?二人のアンダーノースザワでの反応、ちょっと見たいかもw」
あやクル「確かにそれは見たいな。奴ならまとめ役にピッタリだと思うが」
アミティ「じゃあ、ちょっとエージェントとアリシアちゃんの屋敷に襲撃しようか!」


彼らがアンダースノザワに行く前にエージェントとアリシアの住む屋敷に寄る。彼らはドアを壊さずにジャガーのお得意のピッキングで開けた。


リデル「ジャガーさん、流石です!」
ジャガー「もうこの屋敷限定にしろよ;」
シグ「エージェント、いるー?」


すると、彼らがリビングに駆け込むと、そこには・・・






朝シャワーから出たばかりのアレキサンダーもといアレクがいた!(爆弾投下)






大半の人達全員「」
アレク「?誰?キミ達」
ラフィーナ「きゃあああああー!!!屋敷の中に不審者あああああー!!!」
アレク「えっ、不審者ってどこ!?」


いや、不審者はあんな形で彼らと初対面したアレク君のことだよ;(爆弾投下)
すると、騒ぎを聞きつけてエージェントとサクソンに扮するサンソンが来た!


サクソン(サンソン)「アレク、どうしたんだ!?」
エージェント「って何やってんだよお前らは!!?」
アレク「なんかこの人達がフシンシャやらなんだか騒いでたみたいだよ!?」
エージェント「あー、あんな形でやっぱりか・・・;」
サクソン(サンソン)「エージェント様、知ってるんですか?彼らはなんなんですか?」


アレクとサンソンが事態を察したフルシュに連れられて一旦部屋から退室した後にエージェントは落ち着いた彼らに訪ねてきた理由である事の詳細を訊ねる。


エージェント「ところでお前ら、今日は一体何の用だ?また何かの下らない思いつきの実験なら断るが」
クルーク「ここみんなで遊びに行きたいなーと思って。だから、エージェントとアリシアも誘いに」
アリシア「あら。アンダーノースザワじゃない。ここってバンドの聖地よね?」
ゼオ「ああ、あそこには美味しいハンバーガー店がある。それもアイオーンが奢るから金銭的には大丈夫だとは思うが」
アリシア「ほんと!?そんなに美味しいハンバーガーなら連れて行って!もちろん美味しいデザート付きで!」
エージェント「・・・」


アリシアのキラキラしたような瞳をしたエージェントはようやく折れた。


エージェント「まあ、行ってやらんこともないけど・・・」
ププル「ほんと!?」
エージェント「あ、でも、いきなりで悪いと思ってるけど、サクソンやアレクも呼んでいいか?」
あやクル「そいつら、さっきの奴らだな。まあ、人数分が過ぎることはないが・・・奴ら、ミューモンとはいえ私にはそんな風には感じないが・・・奴ら、アンダーノースザワは初めてか?」
エージェント「(うっ、鋭い!!)いや、あいつらはアンダーノースザワとは違う街を一緒に転々としてたらしくてな、だからアンダースノザワは行くのが初めてだろうなーと」
あやクル「ほう」


あやクルはエージェントのいつもと崩さない態度にますます訝しげに感じたが、アミティはそれをとがめる。


アミティ「あやクル、きっとあの二人は違う街を転々として心細かったと思うし、人を疑うのは良くないと思うよー」
あやクル「そうか。それはすまなかったな」
エージェント「いや、わかってくれたならそれでいいよ(アミティ、こういう時は役に立ちそうだな;」
アリシア「じゃあ、アリシアも未亜とフルシュを連れて行くわ!」
ジャガー「じゃあ、決まりだな!」


そして彼らはアンダースノザワに遊びに行く中で行きの電車の中で各自自由に過ごしていた。ププルはゼオの隣で買ってきた苺クレープを食べていた。


ププル「楽しみー!アンダーノースザワ、どんなバンドがあるかなー?」
ゼオ「!ププル(プリンクレープを食べている」
ププル「何?」


すると、ゼオがププルの頬に付いてた苺クリームを舐めた!これにププルは後々に気付いて顔真っ赤になる。


ゼオ「苺クリームもなかなか美味いじゃん」
ププル「もう!ゼオってば・・・!」


これを見ていたクルークは微笑ましく見守る中で言う。


クルーク「いやー、ラブラブなことだねー。んで、アイオーンは隣でリデルが一旦寝てるから手を出したくても迂闊には手が出せないね」
リデル「zzz・・・」
アイオーン「ヴッヴッヴッ(リデルがまだローティーンなので手がもう半分出せなくて号泣」


一方、エージェントはアンダーノースザワから生まれたバンドの一覧を見ていた。


エージェント「どれもこれもレベルは高いと思うが・・・なんかオーラ的に物足りなさが・・・」


すると、エージェントは気付く!あるバンドに可愛い白キツネ族の太眉女子がいることに。


エージェント「おや。ギタリスト女子か。ちょっと垢抜けないけど太眉でも可愛いなー」
サクソン(サンソン)「ああ、「Mashumairesh!!」というバンドのほわんさんですか」
アリシア「知ってるのー?」
サクソン(サンソン)「Mashumairesh!!はまだ結成したばかりの新人バンドですが、ルーキーでも人気はあるみたいですよ。彼女はそのメンバーの中でも人を惹きつけるようなエンターテインメント性はありますよ」
フルシュ「何でサクソンさんがそんなこと知ってるんですか?」
サクソン(サンソン)「いや、知ってるというか・・・僕は戦いがなくて暇だから趣味のチェロを弾いてみた動画を「ギロチン」というアカウント名でツイッターなどに投稿したところ、彼女が「ほわ」というアカウント名で演奏を褒めてくれましたしね」
アレク「えっ!?そういえば、サンソンはチェロとヴァイオリンをかなり弾けるよね?」
サクソン(サンソン)「フィア様の日本でできたご友人にネットを通じて動画編集などを教えてもらって、それを投稿したら彼女が話しかけて来たことでそれなりに名を知られるようになったんですよ」
エージェント「!お前がウサギの着ぐるみをかぶって演奏したあれか!!信じられないなーあのほわんちゃんがチェロ弾きのサンソンのファンだったなんて・・・(目がキラキラ」
サクソン(サンソン)「サクソンですよ。まあ、サプライズでこのウサギの着ぐるみをかぶって驚かせれば少しは気付きますけどね」
アリシア「あー;(旅行用のドッグケースに入れた未亜を見る」


そしてアンダーノースザワの駅にたどり着き全員が降りた後に初めて見る景色を見渡す。

アンダーノースザワでの出会い(その2) ( No.803 )
日時: 2020/05/18 23:46
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

ラフィーナ「アンダーノースザワですわー!」
アミティ「快適な空気ー!」
シグ「ムシ、いるかな・・・」
あやクル「さて、まずはアンダーノースザワ中を駆け巡るぞ。まずはここの映画館だな。着いたら見たい映画があるだろう?」
ジャガー「ああ、ここ限定のローカル映画だ。そのローカル映画がかなり評判がいいらしくてな、見たいと思ったんだよ」
アイオーン「ではまずは映画を閲覧で休息を誘おう・・・」


そして彼らはローカル映画を見た後に例のハンバーガー店で食事を取っていた。


アレク「映画面白かったし、これ美味しいな!」
ラフィーナ「それ、ハンバーガーって言いますのよ。サクソンさんは食べないんですの?」
サクソン(サンソン)「いや、食べ方が・・・;手で食べろと・・・;」
エージェント「ハンバーガーは手で食べたっていいんだよ。ほら」
サクソン(サンソン)「・・・(もぐもぐ)美味しいです」


すると、アレクが事故ってうっかり水をクルークの方に溢してしまう!


アレク「クルーク君、ごめんなさい!」
クルーク「いや、いいよ。わざとやったわけじゃないと思うし」
ププル「クルーク、髪と服濡れてない?大丈夫?」
クルーク「うん、髪は解けちゃったけど大丈夫・・・」


すると・・・






パリーーーーーーーーーーン!!!


???「ファアアアアアアアアアーーーーー!!!」






誰かが窓のガラスを打ち破ってその角で壁に刺さった!この光景にその場にいた大半の人達が戸惑う!


ラフィーナ「なんですの!?誰かがツノ(?)で壁に刺さってますわよ!!?」
ゼオ「窓ガラス割ったとはいえ壁に刺さるなんて可哀想な奴だな・・・」
クルーク「おーい、大丈夫かい?」


クルークが壁から刺さった人物を救出して彼に声をかけた。


???「大丈夫だこんな怪我ぐらい・・・!!」
クルーク「?」


すると、彼はクルークを見た瞬間にある衝撃を覚えた。すると、その直後に目つきの悪い八咫烏族の男子がそのハンバーガーショップを訪ねていた。


???2「おい、うちの変なヤツがさっきここに飛ばされてなかっ・・・」






???「ファーイ!俺と付き合ってくれねーか!?」
クルーク「えっ?」
???2「は?」






何と何の因果かその救出された人物がクルークに一目惚れして愛の告白をしていたあああああー!!?(爆弾投下)んで、時を冒頭のシーンに戻る。


エージェント(なぜにこうなっちまったんだ!?男が男に告白って!!?)
???「俺はお前を初めて見た時にピリッと電流が走ったぜ!だから、俺と付き合ってくれねーか!!?」


すると、この状況を見たアイオーンはそのブンブン蜂族の男子からクルークを引き離す!


アイオーン「ヴッ!!」
???「なんだよ!?テメー、その可憐なボーイッシュメガネ女子の彼氏か!?」
アイオーン「ヴッ!!(訳:違う」
あやクル「ははーん」


すると、あやクルが彼らに聞く。


あやクル「お前らももしかしてバンドをやってるのか?」
???「ファッ?そうだぜ!俺がギター、んで先程俺を殴った奴がうちのバンドのギターボーカルのヤスだ!」
ヤス「指差すな指を。うっぜぇ」
アミティ「ちなみにキミは?どんなバンド名なの?」


すると、彼は声高く言う!


???「俺は「DOKONJOFINGER」っていうバンドの歌声高音兼ギター担当のハッチン様だぜ!」
ゼオ「つまりどこゆびのボーカルギターだと」
ハッチン「初対面でそれはねーだろ!!?まあ、どこゆびは元々は俺達の退学回避のためにユーダス校長が奉仕活動として提案したことなんだけどな;」
ププル「あと、二人ぐらいはバンドにいるの?」
ハッチン「ああ、虚弱体質の不死鳥族のベーシストの6年生と基本的に外道の狛犬族のドラマーの3年生がいるぜ」
サクソン(サンソン)「前者はもう成人してるじゃないですか;」
アレク「基本的に外道な狛犬族のドラマーってどんなんだろう?」


すると、誰かがハンバーガーショップに来店してきた。その人物はエージェントがパンフレットで見た白っぽいきつね族の太眉女子と縞々猫族のツインテ女子だった。


???「ヤス君、ハッチン君が何かあったの?」
エージェント「あっ!!キミ、ましゅましゅのほわんちゃんだよな!?サイン下さい!!」
ほわん「えっ?パンフレット見てくれたんですか?嬉しいです、よかったらうち達のバンドのライブを見に行っていただけませんか?」
エージェント「はい!ぜひ!」
???「ほわん、こんな怪しいホストみたいな奴と打ち解けちゃダメだよ。それに見る限り大半は動物の耳と尻尾が生えた人間かもしれないし・・・」


すると、その縞々猫族のツインテ女子がほわんが来てすぐにウサギの着ぐるみを被ったサンソンを見る!これに縞々猫族の女子が戸惑う。


???「あんた、何してんの?って、そのウサギの着ぐるみ、もしかしてほわんが最近よく見るチェロ演奏動画の・・・!」
ほわん「ギロチンさん!?まさかギロチンさんの方から会いに来てくれるなんて嬉しいです!うちのギター演奏だけでも聴いてくれませんか?」
サクソン(サンソン)「ええ、そのぐらいは構いませんが」
カーン「む、ギロチン?」


すると、カーンがクルークが持っていたルビーの指輪から出てきてサンソンのアカウント名に疑問を持った。


カーン「そこの白っぽいきつね族の娘、先程そやつのチェロ演奏動画とはギャップがあるアカウント名を言ったな?」
サクソン(サンソン)(ドキッ!!)
ほわん「そうですけど・・・?」
カーン「その男の気配からも確認はしたが、どうやら奴らはーーーーー「ハイヤアアアアアーーーーー!!!」


すると、エージェントが叫びながらフルシュは後ろからカーンを隠し持っていた鉄板で殴り飛ばし、カーンをルビーの指輪の中に封じ込める。エージェントとアリシアとフルシュ、サンソンとアレクと未亜の異様な姿にその場にいた大半の全員は困惑を見せた。


ハッチン「あの・・・;これ、何の会だ?」
エージェント「今のは生贄の儀式の時間だ」
アレク「そういえば、縞々猫族の女子のキミの名前は?」
???「あたし?あたしはマシマヒメコ。ましゅましゅのギターボーカルの女子だよ」
ププル(ボクと同じ年頃のはずなのになんでリーリカやクリオラ同様に胸が大きいの!?)
アリシア「ヒメコ?アリシアの友達に同じ下の名前の子がいるからアリシアはヒメコちゃんって呼ぶことにするわね」
ヒメコ「あたしと同じ名前の子がいるの?」
アリシア「ええ、白鳥姫子」
ヤス「お嬢様っぽいな・・・」


すると、場を切り替えたハッチンが再度クルークに迫った!


ハッチン「っつーわけでそこの可憐なメガネボーイッシュ女子!俺からの誘いにはちゃんと無下に断るんじゃねーぞ!」
アイオーン「神の癒しを貴様には穢させるなど・・・!!」
クルーク「えっ?もしかしてこれからみんなで行くここのゲーセンに案内してくれるとか?」
ラフィーナ(直球に言わないと気付きませんのこのモヤシメガネは!?)
ハッチン「あ、そういえばお前らはアンダーノースザワに来たばかりだったな。いいぜ、俺達がアンダーノースザワのガイドに案内してやるよ」
リデル「いいんですか?」
ハッチン「ああ。どうせあの外道はまたどこかに行ってると思うし、あの虚弱はまた入院中だろうし」
ゼオ「後者の入院中って・・・それだけ身体の方が大変だってことだな」
シグ「ムシのいる場所に案内して」


ハッチンの協調性に大半の人物が初対面にも関わらずすっかり馴染む中でヤスが言う。


ヤス「あのメガネ女も楽しそうだな・・・まあ、ハッチンが一目惚れしただけあるな」
あやクル「いや、実はクルークは・・・(ヤスにヒソッと事実を言う」
ヤス「えっ!?もし、それをハッチンが知ったら・・・!?」
あやクル「ああいうタイプはもう痛い目を見るまで勘違いさせた方がいい。あくまで身体は私と同じだからな」
ヤス「・・・お前、なかなかに外道な性格だな;」
あやクル「こう見えてもクローンのように作られたクルークの身体に乗り移ってる魔物だからな」


そしてハッチンを先頭としたガイド達が大半の人物にアンダーノースザワの名所などを案内する中で(ちなみに割ったハンバーガーショップのガラス代はゼオの提案でウーノに請求書を送りました)ププルはアンダーノースザワのヤスの実家の弁当屋特製のカレーコロッケを食べながら言う。


ププル「キミの家の弁当屋さんのカレーコロッケ、意外と美味しいじゃん!」
ヤス「意外とってなんだ?(ドスの利いた声」
ププル「いや、なんでもない;」
ほわん「ヤス君のお家の弁当は美味しいから一度買いに行った方がいいよ!」
アミティ「マジで!?今度、来た時に買いに行こうかなー!」


曲がりなりにもそうではないなりにも大半の全員がようやく打ち解けた後にクルークは言う。


クルーク「ゲームセンターのゲームセンターUNZにもノスタルジアあるかな?」
ハッチン「ああ、あるぜ!俺達がいつも遊ぶのは格ゲーとかだけど、それは音ゲーコーナーにある!」
クルーク「ほんと!?ありがとう、ハチ」
ハッチン「えっ!?ハチ!?なんで!?」
クルーク「だってゼオがハチのことそう呼べって」
ハッチン「(あの空色髪のチビ黒チワワ、今日出会ったばかりなのにさっきといい可愛くねー!!!)本名で呼んでくれねーの?」
クルーク「えっ、だってハチは蜂なのに忠犬ハチ公みたいな性格してるし・・・」
ハッチン(ヤスよりもチビな奴のせいで定着した!!!)


そしてゲームセンターUNZにたどり着く中で各自ゲームをしたりそれを傍観したりなどで楽しんでいた。


ヒメコ「うわっ!あんた、ノスタルジアめちゃくちゃ上手いね!?」
クルーク「そうかな?この曲、結構簡単なんだけど」
ほわん「この曲はノスタルジアのクラシックの中でも一番難しいのにそれを簡単って言えちゃうのがすごい!」
ヤス「ちょっと手を見せてみろ。・・・よく見たらピアニストのような手してるな」
クルーク(ギクッ!)


ハッチン「だーっ!!くっそ!!また負けたー!!」
ゼオ「あはは、ハチのような奴が俺にポップンで勝とうだなんて10年早いぜ?」
ププル「こらっ!ゼオ!」


エージェント「そうそう、シューティングゲームはこんな感じで・・・」
アレク「あっ!できた!」
サクソン(サンソン)「僕の方もちょっとコツを掴んできました」


アリシア「アイオーン、アリシアのはこれ!」
リデル「私のはこれがいいです・・・!」
フルシュ「ボクは幸せな感じで!」
アイオーン「ヴッ?(←ゼオ達のプリクラに付き合ったおかげでプリクラのやり方がちょっと上手くなってる」


そしてアンダーノースザワ・・・略してUNZで時間を過ごした後に彼らはましゅましゅやどこゆびが使用するライブハウススタジオUNZに案内された。

アンダーノースザワでの出会い(その3) ( No.804 )
日時: 2020/05/21 01:09
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

ヒメコ「ここがあたし達がよく練習するスタジオ。あたしの知り合いのおじさんが経営してるんだよ」
ゼオ「へー、設備の良さそうなスタジオだな」


すると、ププルがあるものを発見する。それは被り物を着ている小さな猫のようだった。


ププル「これ、何?」
ヤス「悪かったな、それはこのスタジオのマスターだ」
エージェント「へー、このスタジオのマスター・・・って、え゛っ!!?」
ほわん「マスターさん、起きてー」


すると、そのマスターが目を覚まして彼らを見た。気付いたマスターは言う。


マスター「ああ、みんなか。随分とバラエティに富んだ友達ができたみたいだねー」
サクソン(サンソン)「彼らのスタジオのマスターだと聞いた時はてっきりスタジオのマスターらしいダンディな方だと思ってましたよ」
エージェント「こら、サクソン;」
マスター「ちょうど一部の人達が持っているのは主にクラシカルな楽器だね。って、キミはシンガンのアイオーン君!?なぜキミがこのスタジオに!?」
アイオーン「神が少し興味を持って行ってきたまでのこと・・・」
マスター「よくわからないけど、まあ興味を持ってくれたならいいかな。ところでキミ達、楽器を持ってる人はちょっとセッションしてみる?ピアノも一応はあるけどねー」
クルーク(ピアノ・・・)


そしてスタジオの練習室に入った後にハッチンは言う。


ハッチン「このスタジオは俺の神がかかったギターテクを披露してるんだぜ!」
ゼオ「へー。そこまで言うならヤスやほわん、ヒメコさんと一緒に弾いてみろ。もちろん俺達も一緒にだ」
ヒメコ「えっ、楽器を一緒に演奏してくれるの?」
ゼオ「もちろんだとも。曲はなんだ?」


すると、ほわんがある曲を答えた。


ほわん「うち、ヒメコちゃんが作ったエールアンドレスポンスを弾きたい!」
ヤス「ああ、ましゅましゅのか。まあ、反対はしないがな」
ジャガー「よっしゃ、弾くぜ!」


そして一部の人達を除いて楽器を持ってる人達全員がましゅましゅのエールアンドレスポンスを奏でる!


BGM:スペシャル版エールアンドレスポンス


アミティ「うわっ、あれ、本当に初めて!?」
ラフィーナ「あんなに息ピッタリですわね!?」
アレク「ほわん達もなかなかやるじゃん!」
クルーク「・・・」


クルークはヒメコ作曲のエールアンドレスポンスを聴いて感動を覚えた。同時にピアノを弾きたい衝動が強くなり、気付けばピアノを見ながらソワソワしていた。すると、ハッチンがギター演奏をやめてクルークに駆け寄る。


クルーク「?」
ハッチン「お前、ノスタルジアはめっちゃできるからピアノもできるんだろ?お前もあそこにあるピアノで弾けよ!」
クルーク「・・・!うん!」


すると、クルークがピアノでエールアンドレスポンスを弾き出し、演奏を再開する!演奏を聞いていた一部の人達はもちろん演奏していた人達も腕前がプロ顔負けなほどに極めて高いクルークのピアノを聴きながら驚く。


アレク「うっそ、クルーク君、こんなにピアノ弾けるんだ・・・!」
フルシュ「それに見て下さいよ、初めて合ったはずなのに・・・さっきよりもさらにめちゃくちゃ息ピッタリですよ!」


そしてエールアンドレスポンスをピアノで弾きながらクルークは思う。


クルーク(ボクだって信じられない。初めてなのにめちゃくちゃ合ってて気持ちいい!)


そしてエールアンドレスポンスを演奏し終えてスタジオの外で聴いていた人達も遠くから拍手喝采を送っていた・・・。



エージェント「フルートの2ndとはいえ疲れたー;」←任務用に持ってきたフルートでエールアンドレスポンスの2ndを担当
アリシア「でも、ヴァイオリンでもギターとも意外に合ってて本当に気持ちよかった・・・!」
ハッチン「おい、クルーク!」


すると、ハッチンがいつのまにか花屋で買ってきた小さくて可愛らしい花束を持ちながらクルークに詰め寄ってきた。


クルーク「何?」
ハッチン「これ、やるからさー・・・お前の好みのタイプはどんなだ?」
クルーク「そうだなー・・・」


すると、クルークがとんでもない爆弾発言をした!






クルーク「髪がロングで胸がボンボンで、明るくておしとやかな可愛い女の子かな!」
ハッチン「」






このクルークの爆弾発言でハッチンはようやく事実に気付きながら聞く。


ハッチン「お、お前、まさかもしかして・・・;」
クルーク「うん。ボク、男だけど?」
ハッチン「OTL」
ヤス(あーあ;ついに気付いたか;)


すると、ハッチンが大泣きしながらその場から逃げ出した!


ハッチン「さらば、俺の初恋ーーーーー!!!」
アレク「あ、ハチ君」
ハッチン「なんだ!!?変な慰めは・・・!!」






アレク「盛り上がってるとこ悪いけど、今から走ろうとしてる近くにはちょうど排水溝の蓋が空いてるよ?」←エージェントに排水溝などの言葉を教えてもらった
ハッチン「ゑ?」






その数分後、ゼオに魔法で救出されたブンブン蜂族の姿があった・・・。






一方、ヤスとハッチンが通うDO根性北学園の生徒会室。その生徒会番長であるDOKONJOFINGERの例のドラマーである双循はその彼らの様子をモニターで見ていた。


双循「死神八咫烏とハチ公の奴め・・・まさかワシのいない間にミューモン化した人間と仲良くするとは・・・だが、エージェントはなかなかの強さは気になるが、あの七三メガネはハチ公を完全に恋焦がれられるほどに手懐けておる。一体奴はその手懐けにどんな秘密が・・・」


すると、生徒会室にある人物が入って来ていた。


双循「誰じゃ」
???「なんかキミ、噂で聞いたけど随分と面白いことしてるじゃないか」


その人物はフードを脱ぎ捨てながら言う!彼はエージェントの商売敵である人物・・・!






エミーリオ「俺もその話に混ぜてよ、悪魔の狛犬さん?」






続く・・・?






「後書き」


サクソン(サンソン)「作者?ちょっと聞きたいことがありますが・・・」
桜「なーに?」
サクソン(サンソン)「なーに?じゃありません!なぜ前回でも僕のマリーが出ていない上に僕にあんなウサギの着ぐるみを着させるのですか!?」
桜「いやー、マリーさんはまだ私のカルデアでもまだ出てないのでね、それでマリーさんの登場はもっと後にしようということに・・・」
サクソン(サンソン)「でも、僕がFGOの中でも一番の推しですよね!?責任取ってマリーを頑張って入手して下さい!」
桜「うう・・・;それでは次回もちょっとチラ見せしちゃいまーす!」
サクソン(サンソン)「今話を逸らしましたよね!?」






「次回チラ見せ」


ルフユ「チームのましゅましゅのハンマードラマーのルフユだよー!」
デルミン「同じチームのましゅましゅの鬼の魔族のベーシストのデルミンです」
アミティ「よろしくね!」


ヒメコ「ほら、あんた見える?あの夜の景色がね。十字架の星」


サクソン(サンソン)「急いで下さい!今ならこの攻撃は僕の攻撃で相殺します!」


双循「約束が違うではないか!チッ!」


アリシア「聞いたことあるわ。デスフェニックスは虚弱でも不死鳥だって・・・!」


クルーク「ボクがーーーーー必ず助ける!」


ゼオ「行こう。世界が滅びゆく前に」


ーーーーー以下次回・・・!






サクソン(サンソン)「これ、嘘予告じゃないですか(^ω^#)」
桜「だって書きたかったんだもん!でも、真実じゃないのは一つだけあるわ!他は次回のセリフをちょっと改造しただけd」
サクソン(サンソン)「ギロチン刑行き決定」


それでは次回もよろしくお願いします!






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