二次創作小説(紙ほか)

日本のライブではハープやチェロも採用されるらしい(その1) ( No.858 )
日時: 2020/12/22 19:50
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回は言わずもがなギャグ要素が強め。トリスタン、早く手に入れたい・・・






エージェント「やっぱりいいよなー、ましゅましゅやレイジン」
サクソン(サンソン)「あなた、またアリシア嬢に殴られますよ;」
アレク「プラズマジカもいい曲を作るよねー」


とある日の街。三人はその街並みを歩いている中で談笑し合っているところにサンソンはあの見覚えのある長く赤い髪を目にした。彼はその人物の名前を呼ぶ。


サクソン(サンソン)「あれ、あの髪は・・・トリスタン殿!」
トリスタン「おや、スパイ処刑人王子の三人組。今帰りですか」
アレク「うん。買い物帰りだよー」
エージェント「お前こそこの街並みで何してるんだ?」
トリスタン「リップ達に頼まれて、彼らのライブの場所取りですよ」
エージェント「へー!ついにあいつらライブやるんだ!んで、そのライブはどこでだ?」
トリスタン「この街の路地裏の穴場のところですよ」


トリスタン達はその街の路地裏の穴場のライブハウスの前にたどり着いた。アレクはその完備の良さに驚く。


アレク「へー!こんな場所にライブハウスあったんだー!」
トリスタン「ええ、この場所は穴場故に人気でして、リアルではコロナなので少人数で聞ける場合もあるのです」
サクソン(サンソン)「あー、そういう時に限ってこの場所は必須か・・・」
トリスタン「さて、予約済みの紙を書いときましょう。ん?」


すると、トリスタンはその紙を書こうとした途端にDOKONJOFINGERことどこ指の声を耳にし、同じく彼らの書こうとしていた予約済みの紙を見た。


トリスタン「おや、ハチ殿とヤス殿もそちらのバンドという方だったんですか・・・」
ハッチン「あっ、トリ!それにエージェント達も!」
エージェント「うわっ、どこ指で来たのか!?」
ヤス「ああ、このライブハウスが穴場で人気というのを聞いて・・・」


すると、ジョウがハッチンとヤスの二人を自分の後ろの方にやり、トリスタンに面と向かいながら言う。


ジョウ「いやー、うちのメンバーがそちらのお世話になっててすまねぇな、ところで今月はこのライブハウスは俺達が使うんだが・・・」
トリスタン「ずるいですねー。そちらの方が遅かったというのに・・・」
双循「そっちは誰に頼まれたのかは知らんが、おどれ一人・・・ワシの策略に勝てるわけがないのう」
トリスタン「ああ、私は哀しい・・・ハチ殿とヤス殿は私に良くしてくれたのに年長らしき人達にバカにされるとは・・・」
双循「年長じゃと?」


すると、年長という禁句の言葉を言われたジョウが血しぶきを吐いた!


ジョウ「て、てめえ、その言葉を言うとは・・・ゴホォ!!」
ヤス&ハッチン「ジョウーーーーー!!!?」
双循「うちのクソ不死鳥は裏番長というたわけたことを言われてるくせに成人なんじゃ(^言^)」
トリスタン(違う意味でハートをへし折った気がします・・・)
エージェント「認めたあああああーーーーー!!?」


すると、トリスタンが武器のハープを模した弓を使って言う!


トリスタン「この方々は話じゃ通じそうにありませんね!こうなれば戦いで決着を着きましょう!」
ジョウ「ハープかなんかは知らねーがそれを勝負に出すとは。望むところだ!」
双循「それが武器かはワシも知らんが、そんなもんへし折ってやるわい!」


すると、サンソンが手刀で戦いを決した彼らを止めた!


ハッチン「サクソン!?」
トリスタン「な、何をするのです・・・」
サクソン(サンソン)「ここで喧嘩は情けないですよ。どうせなら三回勝負で喧嘩以外の勝負をしないと」
ヤス「三回勝負の喧嘩以外の勝負?」


そして三回勝負の1回戦目。審判役のサンソンが勝負のとあるお題を出す。


サクソン(サンソン)「まずは腕相撲という勝負からですね」
アレク「ああ、あれ喧嘩以外に役に立つよねー」
双循「腕相撲じゃと?ワシに任せんかい!」


すると、双循とトリスタンが腕相撲の形で腕を組み、エージェントが審判のために組んでいる手の上に置いた。そして・・・


エージェント「レディー・・・GO!!」


腕相撲対決が始まった後にかなりの細筋肉質のトリスタンも双循の腕力の強さに驚いていた。


トリスタン(ぐっ・・・この腕力、ガウェイン卿以上ですか・・・でも、こんな腕力どこで・・・)
双循(ふん。あっちもなかなかやりおるが、こっちには秘策があるからのう)


そしてトリスタンは双循の発した微かな音から何かに気付いて彼は無言の後に言う。


トリスタン「・・・双循殿。あなたのエネコ、密かに脱走してますよ」
双循「!!?」


すると、自分の大事なエネコのナージャのことで双循が微かに動揺した隙にトリスタンは双循の腕を倒す!アレクはトリスタンに軍配を上げた。


アレク「トリスタンの勝ちーーーーー!」
ジョウ「ちょっと待てえええええー!!!反則勝ちじゃねーかこんなの!!嘘まで吐いてそれで精神攻撃するって卑怯じゃねーか!!」
ハッチン(双循のエネコのナージャについては事実なんだけどな;)
ヤス(しっ!これはジョウには言えねーんだ;)
トリスタン「卑怯なことを先にしたのはそちらの方だと思いますけどね。だから、卑怯で返しましたよ」
ジョウ「え?」


すると、トリスタンが双循から何かを取り出したのは彼が着けていた手袋の中の大きなビー玉だった!おそらくはこれでトリスタンに対抗しようとしたらしい。


ハッチン「あー!!双循、手袋の中にビー玉を入れやがったなー!!?」
トリスタン「恐らくは手袋の中に上手くビー玉が絡み合うことで腕力が高いということを示して勝とうとしたのでしょう。賢いですがフェアじゃありませんよ」
双循「・・・チッ(音だけでわかりおって・・・」


そして2回戦のお題をアレクが出した。


アレク「2回戦のお題はアイスホッケーだね。ちょうど近くにスケート場があるよ」
ヤス「アイスホッケー?」


全員はそのスケート場に入ってそこでアイスホッケー場を見る!エージェントは言う。


エージェント「スケートでアイスホッケーか。俺はアリシアと行ったきりなんだよなー」
サクソン(サンソン)(なんだかんだで無自覚にラブラブじゃないですか)
ジョウ「よし。俺達でチームを組むからお前らだけでも別のチームを組め」
サクソン(サンソン)「えっ!?僕はやりませんから・・・ぐぇっ」
トリスタン「巻き込みましたからこれぐらいは巻き込まれて当然ですよね?べディヴィエールと同じ声のサクソン殿?」
サクソン(サンソン)「うう・・・;」
ヤス「決まりだな」


そして2チームでアイスホッケー対決をすることになった!そして先攻のエージェントの合図とともに試合が始まった!


ハッチン「ブサササササー!!!俺のアイスホッケーテクはこんなんじゃねーぞー!!」
エージェント「うわっ、はえぇ!!」
トリスタン「まずいですね。ハチ殿ばかりがどんどん点を取っていますね。こっちもなんとか追い上げてますけど・・・ぐぅ(思わず寝る」
サクソン(サンソン)「立ちながら寝ないで下さい!!」


※良いスポーツマンの方はアイスホッケーのみならずスケート場で立ちながら寝るのは絶対にしないで下さい。転びます。


ヤス「やるなぁ、そっちも・・・ん?」


すると、ヤスはあることに気付いて双循に聞く。


ヤス「おい、双循」
双循「なんじゃ?」
ヤス「氷がどんどん溶けてねーか?」
双循「ああ、アレか。アレは・・・」






双循「このワシが氷全体に塩をかけたんじゃからな(^言^)」
大半の人達全員「」






※氷の上に塩をかけると、その氷が早く溶けてしまいスケート場などでは塩をばら撒くと溶け出すのでそれを持ってはならないそうです(末恐ろしや・・・;)






エージェント「ぎゃあああああー!!!」
トリスタン「つ、冷たいですこれは!!」
双循「ふん。ワシを敵に回した罰じゃな。このクソトリ野郎」
ジョウ「てめぇ一応聞くが・・・その塩はどっから出したんだ!!?」


アイスホッケー対決での双循によるアクシデントによりその対決では先に点が多かったどこ指が勝利を収めた後にサンソンとアレクは3回戦のお題を出した。

日本のライブではハープやチェロも採用されるらしい(その2) ( No.859 )
日時: 2020/12/22 19:53
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

サクソン(サンソン)「3回戦のお題は・・・」
アレク「肉☆弾☆戦!」
エージェント「そのお題、喧嘩と一緒じゃねーか!!」


そしてトリスタンがジョウと双循の向かい合わせに立って武器のハープを模した弓を構える。


トリスタン「さっきはよくもやってくれましたね・・・?」
双循「おどれが1回戦目に卑怯なことしたからこっちもやり返したんじゃ」
トリスタン「ほう。じゃあ、できるものならかかってて下さい」


そしてジョウが自分の炎を使ってトリスタンに炎の拳で攻撃しようとした!


ジョウ「ファイナルフェニックスフラッシュバード!!」
トリスタン「その炎は私の前では効かないことを聴いてくださいね!」


ジョウが炎を出した途端にトリスタンがハープの弓で相殺する!


ジョウ「なっ!?見た目は赤髪ヒョロ男のくせに俺のファイナルフェニックスフラッシュバードが効かないなんて・・・!!」
ヤス(無理だジョウ!!あいつ、人間の攻撃には効かないサーヴァントだぞ!!)
トリスタン「口ほどにもありませんね・・・次はこちらから行きますよ!」


トリスタンが宝具で攻撃しようとする前に双循がハッチンに言う!


双循「ハチ公!やむをえんわ、アレを使え!」
ハッチン「えっ絶対やだ!!」
双循「ええわ!はよせんかい!」
トリスタン「どう足掻いても私の宝具には勝てませんよ・・・」
ハッチン「うう・・・;トリ、ごめん;」


すると、ハッチンが双循に早着替えをさせ、双循は自分の作戦通りに・・・






ひらひらふりふりのレースだらけの少し胸部に露出度があるメイド服姿となった!


双循「ワシのメイド服じゃ!」






トリスタン「」←衝撃のあまりハープを模した弓の弦が切れた
エージェント「ショックでハープの弓の弦が切れたあああああー!!!!」


トリスタンの敗北にジョウが歓喜を上げた!


ジョウ「俺達の勝ちだな!」
双循「悪いがこっちもバンドやらないと退学の危機に遭ってな・・・約束通りこのライブハウスはワシらに使わせてもらうのう」
サクソン(サンソン)「トリ殿・・・;」
トリスタン「うう・・・あの方々だって・・・あなた方には負けないぐらい情熱をかけているんですよ・・・」
エージェント「トリスタン・・・だけど、この二人にここまで張り合えたら十分だよ・・・」


すると、敗北を認めないトリスタンがエージェントの拳銃を強奪し、それを彼らに向けた!


トリスタン「これぐらいのことで負けません!」
エージェント「俺の拳銃を使うなあああああーーーーー!!!」
ジョウ「うわあああああー!!?すごい情熱・・・ゴホォ!!」
双循「フン!ワシは拳銃にも負けんわい!」


しかし、彼らが例のライブハウスをかけて対決をしている間でそのライブハウスを先に予約したバンドがいた。シンガンクリムゾンズだ。


クロウ「・・・何やってんだあれ;」
ヤイバ「しかも三人は故に増えているな;」
アイオーン「争いをやめさせるために声をかけてやろう・・・」
ロム「いや、いい。何やってんのかは知らねーが、絶対に気付かれずにこのライブハウスを予約しねーとな・・・!」


その後、シンガンクリムゾンズが今月はそのライブハウスを使うことになったのは言うまでもない。


おわパト!






「後書き」
今回はたまには新キャラを登場させずに書きたかった話ですが、短い上に未完成という形になってしまいました・・・;
とりあえずスケート場を壊した双循様とそれに関係するトリスタンはあとでオシオキ部屋ですね。他のメンツは反省文ということで。






「おまけ」壊したスケート場のその後


王ドラ「あー!!スケート場が壊れてますー!!」


王ドラとタママが後日行われるはずだったスケート大会に使うスケート場の下見に訪れたが、そこで何故かスケート場を張っていた氷が壊れていた。タママはスケート場のスタッフに話を聞いた。


タママ「何があったんですか?」
スケート場のスタッフ「実は赤い髪の騎士風の美男子に金髪パーマのヤンキーの美男子が何か恨みを持ったらしくてそこで塩をかけられたみたいで・・・;」
タママ「赤い髪の騎士風の美男子は知りませんが、金髪パーマのヤンキーの美男子ってまさか・・・って、ヒイッ!!?」
王ドラ「よし、ブッコロ★(隠し持っていた槍を装備しながら原因を突撃」
タママ「ちょっ王ドラさんーーーーー!!?」


この数秒後にトリスタンと双循とそれに巻き込まれた人物全員が王ドラにボコボコにされた☆






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