二次創作小説(紙ほか)

髪の毛は人間の命らしい(その1) ( No.888 )
日時: 2021/08/07 17:21
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

今回はトリスタンメインでかなりのギャグ話。まず先に言います全国のトリスタン、トリスタンファン、トリスタンが最推しのマスターのみなさんすみませんでしたOTL






トリスタン「〜♪」


とある日のチャラ王の家。トリスタンはとある音楽をイヤホンで付けながら聞いていた。それは・・・






プラズマジカのバンドの音楽だったからだ(爆弾投下)






チャラ王「おい、トリスタン!また俺の金でCD買いやがったな!?しかも俺がプラズマジカちゃんのぷるぷるにゃー(プラズマジカのファンの通称)だと思われるじゃねーか!!」
トリスタン「プラズマジカは可愛らしいから良いのです。ところでプラズマジカのメンバーだと誰が好きですか?」
チャラ王「は?」
トリスタン「あ、わかりました。モア王女でしょうか?」
チャラ王「はぁっ!!?」
トリスタン「モア王女はあんな幼く可愛らしい顔立ちして意外と豊かな身体なんですよねー。人妻の日向秋のマダムもいいんですけどね」←人妻好き
チャラ王「さっさとそれ持って今すぐ帰れえええええーーーーー!!!」
トリスタン「ぎゃーす!!」


チャラ王に家を追い出されたトリスタンはプラズマジカのCDを持ってとぼとぼと歩きながらぼやく。


トリスタン「なぜに怒ったのでしょう?悪気はなかったのに・・・ひとまずスマブラ屋敷に遊びに行きますか」


すると、立ち寄ったスマブラ屋敷にはみんな試合中などの用事で大半はいなかった。


トリスタン「誰かいませんか?いわゆる試合中ですか・・・ん?」


すると、トリスタンはあるものを発見した。それは・・・






長い毛を剃ることができるバリカンだった!






トリスタン「ん?何でしょうかこれ。説明書をちょっと見たらバリカン?変な名前ですね」


トリスタン は バリカン を てにいれた!▼






トリスタンはバリカンを見ながら説明書を読んだ。トリスタンはその内容に不思議な気持ちを覚えた。


トリスタン「毛を剃ることができる道具?ちょっと試しましょうかね」


すると、トリスタンはとある部屋に入ってある人物を見つける。会社の営業の仕事の疲れで眠っている野原一家の父だ。


トリスタン「ちょっと眉毛でも剃りましょうか」


すると、トリスタンはバリカンでひろしの眉毛を剃った!彼はそのバリカンの性能の高さに驚いてひろしはバリカンを眉毛がほとんどなくなった。


トリスタン「すごいです。本当に剃れるんですか・・・私は楽しい・・・!」


トリスタンはその部屋を出た後に俳優の仕事の疲れで一人眠るツーストを発見した。


トリスタン「彼の髪の毛を剃ったらどうなりますかね?ワクワクします・・・!」


トリスタンはツーストの短い髪の毛をバリカンで剃った!トリスタンはこの光景にスカッとするような気持ちを覚えた。


トリスタン「このバリカン、今まで以上に最高にスカッとしますね!これは今までにない奉仕活動になってちー殿も許してくれるのでは?そうだったら次は誰の髪の毛を剃りましょうかね?」


これを読むみなさんはお分かりいただけだろうか?この後、このバリカンで髪の毛を剃るという間違った奉仕活動にとんでもないしっぺ返しが待っていることに・・・!






ゼオ「いやー、スマブラの試合観戦もいいものだなー」
クルーク「ゼオ、最っ初から盛り上がってたもんね」


その数十分後、ゼオとクルークはスマブラの試合観戦から帰って来ていた。その前に起きた惨劇を知らずに。


ゼオ「ついでだから野菜ジュース飲むか?」
クルーク「いいねそれ。じゃあ、食堂に「ゼオーーーーー!!!」!!?」
ゼオ「なんだ!?」


すると、とある長い髪の毛を剃られ丸坊主みたいにされた気が強い女性がゼオに怒鳴りつけて来た!


ゼオ「誰?」
ルルー「あんた、髪の毛を剃った相手も覚えてないの!?あんたに髪の毛を剃られたルルーよ!!」
クルーク「えっ、格闘女王様!?なぜそんな姿に「クルークーーーーー!!!」!!?」


すると、先にトリスタンに髪の毛や眉毛を剃られたひろしとツーストがクルークに怒鳴りつけた!


クルーク「ひろしさん、それどうしたの!?って、ツーストwww本当にハゲになっちゃったwww」
ツースト「はぁっ!?お前が髪の毛を剃ったくせによくもそんな立場で言えるな!?」
クルーク「はぁっ!?知らないよそれ!ボクだったらバイクに細工して事故って炎の中で髪の毛を燃やさせるよ!」
ツースト「余計こえーよ!!?」
ひろし「どっちにしたって最悪じゃねーか!!こんな状態で会社なんかいけねーよ・・・OTL」


ひとまず修羅場になる中で一方、トリスタンはスマブラ屋敷を出てバリカンを手に持ちながら街を歩いていた。


トリスタン「次は誰の髪の毛を剃れば良いのでしょうか?」


すると、トリスタンはすれ違いさまに新作のガンプラを買ったケロロ小隊隊長ケロロ軍曹を発見した。


ケロロ「朝から並んでようやく新作ガンプラが買えたであります!」
トリスタン(ほう、カエルの宇宙人ですか・・・!待ちなさいそうなると・・・自分の生まれ持ったギフトの憑依を使って彼に取り憑けば、彼の株や後見の私の株まで上がるんじゃないですか!?そうなるなら早速!)


すると、トリスタンはケロロを後ろから手刀で気絶させて彼にあっさりと取り憑いた!


ケロロ(トリスタン)「やっぱり小さなカエルではありますが、これで彼の株も上がる奉仕活動は続けられます!」


いやいやバリカンで人間の命らしい髪の毛や眉毛を剃ったら確実に怒られるからね!?それは忘れるなよ!!?






ゼオ「何故に俺達が無実の罪で・・・(髪の毛を丸坊主にされたルルーに殴られたらしい」
クルーク「ボクは何も悪くなーい!!」


バリカンに関して無実の罪を着せられたゼオとクルークはそれを自分のサーヴァント達に愚痴っていた。それを聞いたメイヴは彼らに同情する。


メイヴ「まあ、それは酷いわね!やったのどこのどいつよ!?」
ナーサリー「酷いわ酷いわ酷い話だわ!」
クー「いや、こいつらの日頃の行いだろうが;」
ブラヴァツキー「でも、無実な人に罪を着せるなんて人の道理にかなったことじゃないわねー」
エンジン(私が髪の毛を剃られたらどうなっていたのだろうか・・・)


すると、ププルとアイオーンとフィンとディルムッドが部屋に入って来た。彼らの様子の異変に気付く。


ププル「みんな、どうしたの?」
アイオーン「ヴッ?」
ディルムッド「なかなかに機嫌が悪く感じますとも」
ブラヴァツキー「実は・・・」
フィン「ほー、わかったぞ。髪の毛は人間の命って言ってそのことで怒った人間がいたらしいな」
ゼオ「だからやってないって」


一方、ケロロに取り憑いたトリスタンはバリカンを持ってそのまま街中を歩いていた。何かを歌いながら。


ケロロ(トリスタン)「おお 偉大なアーサー王 おお 偉大なアーサー王 永遠に 果てなく 統治せよ」


カービィの偉大なハルトマンを替え歌にして遊んでるのかいあんた;しかもケロロの身体とはいえ歌が上手だなオイ。


トリスタン「次はどなたかをバリカンで剃りましょうか?あ」


すると、トリスタンは何やらもめているドラえもんズのリーダーとドラえもんズの西部のガンマンを見かけた。ドラえもんの妹でありキッドの恋人であるドラミを巡った上で。


ドラえもん「だーかーらー、キミがぼくのドラミに何かするかもしれないから追跡してやったまでだよ!」
キッド「誰が結婚前にそんなことしやがるか!なんでお前の中でそうなってんだよ!?」
ドラミ「もう、お兄ちゃんってば!」


ケロロ(トリスタン)(なるほど、兄妹と妹の恋人の関係性をめぐるもつれってやつですか・・・ここはいっそのこと兄の方にバリカンで剃れば少しはスカッとするのではないでしょうか?)


トリスタンはドラえもんの方にそっと近づきながらバリカンのスタンバイをする。キッドはそれを知らずに言ってしまう!


キッド「あんたには少しはスカッとする気分にはなれねーのか!?」
ケロロ(トリスタン)「じゃあ、今からバリカンでスカッとさせますね」
キッド「そうそう、ケロロの言う通り・・・え?」


すると、トリスタンがすかさずドラえもんの方にバリカンで剃る!ドラえもんはその後に髪型がスキンヘッドになっていることに気付きそれに気付いたキッドとドラミも次第に青ざめた。


ケロロ(トリスタン)「じゃあ、バリカンで剃りましたし費用は奉仕活動なのでいりませんよ?ご機嫌よう」


トリスタンが立ち去った後にドラえもんは恐る恐ると聞いた。


ドラえもん「ねえ、キッド。ぼくの髪型、一体どうなってる・・・?」


キッドは顔を青ざめながらドラえもんに手鏡を渡した。今のスキンヘッドの髪型になったドラえもんはケロロの名と「あの大バカガエルうううううーーーーー!!!」と叫びながら号泣したらしい・・・。






ケロロ(トリスタン)「バリカンはスキンヘッドにもなるってことですね?益々スカッとした気持ちにはなれました(めちゃくちゃいい笑顔」


すると、トリスタンはまた街中であるものを発見した。とあるコスプレを研究していた三善商事の社長の長男の三善俊彦だ。


俊彦「このコスプレをしたいけど、髪を切るのにやっぱりお金がかかるんだよなー。真兄にも迷惑かけたくないし・・・」
ケロロ(トリスタン)(コスプレ?彼はどんなコスプレが良いのでしょうか?ちょっと声をかけますか)


すると、トリスタンは俊彦に近付いて彼に声をかけた。


ケロロ(トリスタン)「少年よ、どんなコスプレがお望みです?」
俊彦「あ、ケロロさん。なんかいつもとは口調が違う気がするけど・・・」
ケロロ(トリスタン)「気のせいですよ。私もたまには口調の趣向も変えてみたくなったなーって」
俊彦「そうか。それならいいんだけど・・・今このコスプレをしたくなってね」
ケロロ(トリスタン)「どんなのです?」


すると、俊彦がそのコスプレ内容についてトリスタンに見せた!そのコスプレ内容は・・・






魔法陣グルグルのキタキタ親父だった(爆弾投下)






俊彦「僕も一度だけならそのコスプレのためにスキンヘッドをしたくなってね、バリカン持ってるなら刈ってくれない?真兄に言われたら僕から説明するから」
ケロロ(トリスタン)「ちなみに衣装は?」
俊彦「今家の中にあるよ」
ケロロ(トリスタン)「そんな高レベルのコスプレ、今にあったんですか!?まあスキンヘッドにして欲しいと言うなら良いでしょう。刈ります」
俊彦「ありがとう!」


すると、トリスタンは俊彦の許可の下で彼の髪の毛をバリカンで剃った!俊彦はそのスキンヘッドに何となく感慨深さを感じた。


俊彦「これがスキンヘッド・・・髪の毛を生やしたいと言ったら王ドラさんに頼めば大丈夫だよね」
ケロロ(トリスタン)「まあ彼ならばですけど。ありがとうございました少年!奉仕活動ですので費用は要りません」
俊彦「うん、またねー」


トリスタンは俊彦に喜んでもらえたことでさらにスカッとする気持ちが芽生えた。


トリスタン「さぁ、次にスカッとさせたい方は誰でしょうか?ん?」


すると、トリスタンはスーツと七三分けの姿で営業の外回りに向かうロムを見かけた。


ロム「あの喫茶店で一旦休むか・・・」
ケロロ(トリスタン)(彼はアイオーン殿と同じシンガンのドラマーですか。そんなに疲れてたらバリカンで癒やしてあげたら最高ですね!)


すると、喫茶店で思わず疲れで微睡むロムにトリスタンは近づいてバリカンで彼をスキンヘッドにした!もちろん眉毛も剃って。


ケロロ(トリスタン)「よし、できました。彼の人相は少しだけ丸くなるでしょう・・・」


トリスタンはその喫茶店を出た後にるんるん気分になって街中を歩いていた。


ケロロ(トリスタン)「さて次は誰をバリカンで・・・「ボケガエル!!」


すると、トリスタンはその怒号に思わず振り向くとそこには明らかに怒っている地球最終防衛ラインだった!夏美は言う。


夏美「あんた、キッドから聞いたけど擬人化になってたドラえもんをスキンヘッドにして泣かせたそうじゃない?謝りに向かうからこっちに・・・」
ケロロ(トリスタン)(そういえば、母親は豊かな身体の持ち主なのに何故に成長期であるとはいえ娘はまだ小さい方なんでしょうか・・・)
夏美「ボケガエル?」


すると、トリスタンは夏美に対してとんでもない行動に出た!






ケロロ(トリスタン)「この身体にもうちょっと胸が大きければ!!(夏美の胸を触ろうとした」
夏美「ぎゃああああああーーーーー!!!(思わずトリスタンを殴る」






思わず殴られた衝撃でケロロの身体から出てきて霊体化したトリスタンを尻目にケロロは何が起こったのか分からずに夏美に詰め寄った!


ケロロ「何するでありますか夏美殿!!?」
夏美「あんたが逆ギレ紛いで私の胸触ろうとしたじゃない!!」
ケロロ「なんのことでありますか!!?」


一方、事態を察したトリスタンは逃げながら何かをまた思案していた。


トリスタン「あれはしばらくは使えませんね。彼の株は上がるでしょうけど。ん?」


すると、トリスタンはアルカレのヴァイオリン担当のオリオンを見かけた。


オリオン「おお、これは今度のライブのパフォーマンスに行けるな。早速じいやを呼んで手配して・・・」
トリスタン(ライブパフォーマンス?なかなかに斬新な。でも、彼ならば何となく取り憑くのに具合が良さそうな予感がします!早速霊体化して・・・)


すると、トリスタンは手刀でオリオンを気絶させて彼に取り憑いた!


オリオン(トリスタン)「さぁ、また新たな奉仕活動でも行きましょうかね!」


一方、夏美に無実の罪で捕まったケロロはバリカンの被害者達から尋問を受けていた。

髪の毛は人間の命らしい(その2) ( No.889 )
日時: 2021/08/07 17:23
名前: 桜 (ID: exZtdiuL)

ツースト「ケロロ、てめーなんてことしやがったんだ!!」
ひろし「俺の眉毛までなくなってたんだぞ!!」
ケロロ「我輩はやってないであります!ただ気付いたら誰かに殴られて気付いたら夏美殿に捕まって・・・」
ドラえもん「バカなこと言わないでよ!!」
ルルー「私の髪の毛を返しなさいよ!!これじゃあサタン様に会えないー!!(号泣」


すると、とりあえず無実が証明されたゼオとクルークの元にキタキタ親父のコスプレをした俊彦が訪ねて来た。


俊彦「ゼオさーん、このコスプレはいかがですかー?」
クルーク「って、俊彦、その頭はどうしたの!?」
俊彦「えっ?そこのケロロさんにやってもらったよ」
ゼオ「ちなみに学校でのリクエスト?」
俊彦「うん、みんな最近はこういうコスプレが流行ってるみたいで・・・」


一方、オリオンに憑依したトリスタンは来る人々の頭をバリカンで刈りながら意気揚々と街を歩いていた。つか、全部バレたらオリオンにも怒られるだろうな・・・;


オリオン(トリスタン)「流石にこんなにスカッとした気持ち、今までしたことないですね・・・この身体も飽きて来ましたし次は・・・」
サンソン「トリスタン卿、何してますか」


すると、トリスタンは後ろにいるサンソンの方をじっと見た!トリスタンは言う。


オリオン(トリスタン)「あ、憑依していることバレました?」
サンソン「まあ、あなたの雰囲気からして。この方はもっと自信ありげの偉そうな感じでしたよ。それよりも何してますか?」
オリオン(トリスタン)「バリカンですよバリカン」
サンソン「バリカン?なんですかそれ」
オリオン(トリスタン)「髪の毛を刈るみたいなそんな感じの道具です。刈れば刈るほどスカッとするような気持ちですよ」


トリスタンはこの時にサンソンが怒るようなことを想像していたが、彼の反応は意外なものだった!


サンソン「そんな新鮮な道具が存在していたんですね!?エジソン殿でも思いつかないような斬新な仕組みです!」
オリオン(トリスタン)「え?はい」
サンソン「あなたはやったことはその奉仕活動としてエージェント様に報告します!きっと彼も喜ばれるに違いない!」


サンソンはそう言って立ち去った後にトリスタンは言う。


オリオン(トリスタン)「・・・。彼は冷静沈着で温和に見えて意外と天然ボケですね・・・」


一方、ゼオ達はなんとかはバリカンの被害者達(俊彦以外)を慰めつつバリカンのことでケロロに本当に加害者じゃないのかを問いかけていた。


ゼオ「お前、本当に今回の加害者じゃねーのか?」
ケロロ「当たり前であります!だったら誰が凶暴すぎるルルー殿の怒りを買うようなことをするでありますか!!」
クルーク「今の発言は格闘女王様に怒られるような気はするけど一理はあるね。俊彦、ケロロがやってくれたと思って何故か喜んでる感じだけど」


すると、誰かが部屋に入ってきた。サンソンだ。


サンソン「すいません、皆様方。エージェント様はいませんでしたか?」
ツースト「あいつなら今は任務で抗争に巻き込まれてるって聞いたけど。まあ、いつも通りにまたすぐに生きて帰って来るだろうだがな」
サンソン「じゃあ、彼の奉仕活動を報告するのはあとですか・・・」
ひろし「あとってなんのことだい?」


ひろしの問いにサンソンは意気揚々とトリスタンのバリカンでの奉仕活動を語り出した!


サンソン「トリ殿、バリカンで奉仕活動をなさってるみたいですよ!みなさんの毛が剃って自分も相手も相当にスカッとするみたいです!バリカンの仕組みは僕も案外驚くことばかりで・・・」


サンソンは意気揚々と目がキラキラと輝きながら話すが、大半のそのバリカンの被害者達の顔は一瞬だけ真っ青になり、すぐに真っ赤になって米筋を立てていたことを気付かなかった。クルークに至っては顔面蒼白になるし、ゼオはチャラ王に連絡を入れるし・・・;


俊彦「えっ、あの時にバリカンで剃ってくれたのはトリさんだったのか!?彼にも温情派あったんだ!」
サンソン「そうですよね!バリカンはスカッとさせてくれますね!だから、エージェント様が帰ってきたらすぐにこのことを報告しに・・・」


しかし、その場にはサンソンと俊彦以外は誰もいなかった。二人はなんでゼオ達がいなくなったのかはやや疑問を抱く。


俊彦「なんでいなくなったの?」
サンソン「さぁ・・・?」


一方、オリオンに憑いていたトリスタンは夕方になった後に今日の奉仕活動について満足していた。


オリオン(トリスタン)「意外と楽しかったですねこれ!明日は誰の株を上げるためにバリカンで剃りましょうか・・・」


すると、トリスタンは誰かに気付かれて声をかけられた。デート中だったシェゾとアルルだ。


シェゾ「おーい、オリオン?」
オリオン(トリスタン)「!」
アルル「一人でどうしたの?まさか今日はじいさんの休暇?」
オリオン(トリスタン)(まずい!この方のお付きが休暇だなんて思いもしませんでした!すぐにこの青バンダナの男に取り憑かなければ!)


すると、トリスタンはシェゾに取り憑こうとしたが・・・


アルル「あっ、シェゾ、近くにカレー屋さんがある!」
シェゾ「あっ、本当だな?」
トリスタン「ゑ?」


すると、トリスタンはたまたまシェゾの近くにいたアルルに取り憑いてしまう!


アルル(トリスタン)「な、何故このロリ少女に取り憑いて・・・(って、あれ・・・?この魔力、今までに類を見ない強大な力を感じます・・・まさかこのレディの身体を使って私の力を最大限に発揮できると言うのは!?」
シェゾ「おい、アルル、どうした・・・!」


すると、アルルに取り憑いて彼女の類を見ない強大な魔力に気付いたトリスタンはシェゾに武具の弓で攻撃する!


アルル(トリスタン)「ついにこの能力の使い道を見つけました・・・ですが、このレディの魔力を使うわけにはいかないので試しに・・・あなたからです!」
シェゾ「チッ!(こいつはアルルじゃねぇ・・・!」


シェゾはトリスタンの弓で放つ鋭い波動を必死に闇の剣で相殺するが、魔族とのハーフとはいえ闇の魔法での攻撃に長けているだけの人間の闇の魔導師と円卓一の弓の名手で防御術やサポートに長けたサーヴァントの実力差は歴然だった!トリスタンはシェゾを自身の宝具で吹っ飛ばした!


シェゾ「ぐっ・・・!」
アルル(トリスタン)「まさかこの能力に意味を見出すとは・・・あなたはゼオ殿の先輩のようですが、そこまでならもういいですよね。まあ、とにかく私の能力の使い道ぐらいにはなってあげますよ」


トリスタンはシェゾを拘束して彼に取り憑こうとしたが・・・






チャラ王「そこで何をしてるんだトリ?」
アルル(トリスタン)「!!」






すると、チャラ王に声をかけられたトリスタンはシェゾの拘束を止める。チャラ王は聞く。


チャラ王「これだけに飽き足らずゼオから聞いたんだけど、今日のバリカンの被害はお前の仕業か?」
アルル(トリスタン)「し、仕業ではありませんよ!ただの奉仕活動ですよ!ほら、サクソン殿も聞いたら感激していたみたいですよ。バリカンはすごいんですから!」
チャラ王「そうか・・・じゃあ、あの人達の今の顔を見ても奉仕活動と言えるのか?」
アルル(トリスタン)「ゑ?」


すると、チャラ王に指を刺された場所に立っていた大半のバリカンの被害者達は怒りの表情になりながらトリスタンに少しずつ詰め寄った!バリカン被害者の会の代表であるロムは冷ややかな視線でトリスタンを見ていた。


ロム「話は全てツースト達から聞いたぜ?どうやら仕事で大事な髪を剃ってくれたてめぇにはお灸が必要みてぇだな・・・!!」
アルル(トリスタン)「待って下さい!今の私は女の子ですよ!そう簡単には・・・」


すると、ゼオがアルルの身体からトリスタンを引き離した!


ゼオ「よかったなー、みんなに喜ばれて★」
トリスタン「ゼオ殿!卑怯ですよこの野郎!私は奉仕活動をしたんですが、もしかしてみなさん怒ってますー!!?」






チャラ王「当たり前だバカそれ以外の何があると言うんだあああああーーーーー!!!」
トリスタン「バルスーーーーー!!!」






チャラ王「・・・そういうわけで、俺が追い出したばっかりにこいつがあんたらに迷惑をかけたっす!」


その数分後に肉塊になったトリスタンの代わりに謝ったチャラ王を見てルルーは諭す。


ルルー「いえ、犯人が見つかってよかったわよ。でも、今度からはちゃんとこいつの教育指導はしなさいよ!」
チャラ王「精進します;」
ツースト「さて、バリカンを没収しに・・・あれ?」


すると、ツーストはトリスタンが持っていたバリカンが手元にないことに気付く!ひろしは聞く。


ひろし「キミ達、何か知らないかい?」
クルーク「知らな「ああ、私所有のこのバリカンのことですね?」


すると、木の上から声がした!その人物はバリカンを持ちながら言う。






王ドラ「私が机の上に置いてあったのをこのバカ赤髪ロン毛が勝手に持って行ったんですよ!というわけで返してもらいま「死ねえええええーーーーー!!!」






王ドラ、ロムによりフルボッコ。なおこのフルボッコを止める人間はいなかった。


ブリテンの終わり






「後書き」


今回はトリスタンがメインでギャグ話でしたが、短い上にこれでは申し訳ないなーと思いましたね・・・;でも、私はこれはこれで好きな話です。
余談ですが、うちの姉がとうとう私にニンテンドースイッチライトを買ってくれました。えっ?2回目じゃないかって?知るかーい。






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