二次創作小説(紙ほか)

一頭身の人形とヒーロー ( No.890 )
日時: 2022/07/13 14:12
名前: 桜 (ID: nE04Zw/f)

小説の方ですがみなさん大変お久しぶりです、桜です!実はリアルの方で色々とバタバタしてましてようやく執筆再開にこぎつけました。まだまだ前途多難ではありますがそれでもこんな私でよければよろしくお願いします(震え声)
久々の話はとある作られた愛らしい一頭身人形メインのお話ですが・・・?






1:Heavenly Blue〝Y〟


気が付いたらボクちんはある時に魂を宿った形で目を覚ました。ボクちんはとある作られた愛らしい一頭身人形らしい。とある一頭身をモデルにして。目の前には・・・






ヤイバ「人形グリル!人形グリル!hsprhspr」
人形グリル「」






目の前にオタク趣味の侍魂を持つレジェンド・オブ・ヘンタイメガネ故に狐がいました(爆弾投下)しかも、人形グリルを複数のスマホカメラを持ちながら撮ってるし・・・;おまわりさん、こいつです。


人形グリル「・・・・・・・・・;」






2:Heavenly Blue〝Z〟


魂を宿すボクちんがいるこの空間は他にも色々な人形やぬいぐるみやポスターがたくさんあるの。中にはガンプラやフィギュアもあのヘンタイオタクメガネ狐らしいマニアックなものまであるの。その中で見つけたのはヒーローの剣士様とお姫様の象徴図であるリンクとゼルダというやつ。ボクちんはこれに憧れを抱いた。そして魂を宿してからずっと憧れたときめきである恋することができるのではないかと思った。この剣士様とお姫様のように・・・。


ガタッ!


人形グリル「!?」


すると、とある音が鳴り響いた!誰かが駆け込むような音。人形グリルが確かめようとした瞬間にドアが開かれた!


人形グリル「ーーーーーえ」


すると、人形グリルの前に現れたのは金髪の一際美しい顔立ちをした青年のスパイであるエージェント。人形グリルはスーツ姿のエージェントは憧れた剣士様とは違っていたけれど、それでも颯爽と現れたことに心奪われた・・・


人形グリル(誰・・・?金髪の、美しいあなた・・・)


3:Heavenly Blue〝A〟


エージェント「おい!ヤイバ、いるのか?エージェントだ!お前が持って行ってたランのCDアルバム、今日こそ返してもらう!」


エージェント。バカな名前だとは思うけれど、ボクちんには輝いて愛おしい良い名前だと思った。ヘタレそうではあるけど、可愛く思える。人形のボクちんを愛してほしい。
ああ、そうか。彼がボクちんの・・・


人形グリル「ヒーロー・・・王子様・・・」


すると、ヤイバがルキナのコスプレの姿でエージェントに怒鳴り込んできた!つか、真の変態に見られるはずなのに似合ってて違和感が無さすぎて怖いよ!!?


ヤイバ「ええい、うるさいぞ!?故にご近所さんにどうするつもりだ!!?」
エージェント「ぎゃあああっ!!?お前、そのコスプレ正気かよ!!?」


すると、エージェントの叫びを聞いたサンソンとアレクとアストルフォが駆けつけた!


アレク「エージェント、どうしたの!?」
アストルフォ「ああっ意外と似合ってるじゃんそのコスプレ!ボクも着たいなぁ〜!」
サンソン「アストルフォ、それは本気かい?」
ヤイバ「とにかく!故にランのCDは数日前ぐらいからどこかになくしたのだから今どこにあるのかは分からん!」
エージェント「知らねぇよ!!?まっすぐな目で堂々と諦めるな!!それとアストルフォ、あのバカメガネ狐のあれは見習うな!!」


エージェントとヤイバの乱闘に発展し、エージェントの拳銃の乱れ撃ちをヤイバが愛用のベースにも時には刀にもなる龍剣伝で避けていた!エージェントはあんなバカなコスプレの割になかなかにすばしっこいヤイバに苦戦する。


4:Heavenly Blue〝M〟


ヤイバ「はーはっはっ!故に!この拳銃の空気撃ち如きでこの龍剣伝の使い手である拙者を倒せると思うな!このポンコツスパイ!」
エージェント「チッ!そんなバカなコスプレしてる割にはバカなコスプレしやがって・・・!」
サンソン「!」


すると、サンソンが何かに気付いたのかエージェントに声かける。


サンソン「エージェント様!諦めてはいけません!まだ仲間がいます!」
エージェント「はあっ!?仲間!!?」
ヤイバ「え?」


すると、ヤイバがふと壁の辺りを見たら・・・






おぞましい鬼の形相をした悪魔の道化師マルクがいた(爆弾投下)


マルク(°Д°###)
ヤイバ「」






⑨の強化形態になりかねない鬼の形相に思わず怯んだヤイバは小さくなったかのようにアワアワと弁解する。つか、明らかに人形グリルなどのグッズ達があることに気付いてるよね?


ヤイバ「マ、マルク・・・;いや、故にこれは違うのだ;これはレジェンド・オブ・癒しと壮大のハーモニー;故にこれは変態目的で集めたのでは・・・;」
アストルフォ「もう十分変態のやることじゃん。まあ、これよりも変態はボクの周りに一人はいるけどさ」
アレク「キミ(の生前の同僚)にはいるんだね;」


ヤイバの必死の弁解にその数秒後にマルクは大半の全員の予想に反して天使のような笑顔をした。


マルク(*^ω^)
ヤイバ(□∀□*)!


しかし、その直後にマルクが手にしたのは・・・






彼が魔法で現した術火で灯す魔法の木だった!!!


ヤイバ(Д)                □□






この日、ヤイバの住まいのアパートの一室にかなり特殊なボヤ騒ぎが起こされたという・・・;つか、あの魔法の木、火で灯すと放っちゃっても他には広がらないんだな・・・;






5:Heavenly Blue〝SSS〟


ヤイバ「せ・・・拙者の・・・故に・・・今まで集めたり自ら製作したサブカル関係のコレクション達が・・・OTL」
マルク「キメェのサ(^ω^#)」
エージェント「いや、それは言わないでやれよ!?それにオタクは悪いことじゃないだろ!?ほら!中にはこんな可愛いグリル人形があるんだぞ!」


エージェントが手に持ったのはボヤで燃やされる前に火の中から単身で唯一密かに救出した人形グリルだった!彼女は自身の愛しの人のエージェントに助けられたことが嬉しかったのか微笑んでるように見える。


アストルフォ「すげっ!?救出したの!?」
ヤイバ「拙者のレジェンド・オブ・プリティドール、グリル人形ーーーーーーー!!!(密かにドン引いてる人形グリルに抱きつく」
マルク「・・・(指ゴキゴキ」
エージェント「いや、俺の趣味じゃないからな!!?でも、燃やしたら流石に可哀想だろ!?こんなに可愛いのに・・・!」


エージェントに可愛いと思われたことに人形グリルはさらに嬉しくなるが、マルクは気付かないのかヤイバに説教する。


マルク「この故にバカメガネ狐!!その気持ち悪りぃ人形、BRRの倉庫にしまってこい!!!ロムにはもう許可取ったからな!!」
ヤイバ「嫌だー!!故に離れたくなーい!!!」
マルク「喫煙者がわがまま言ってんじゃねーよ!!?」
アレク「エージェント、例のCDは見つかったし帰ろうか」
サンソン「救出の際に負った少しの火傷の手当てはしますよ」
エージェント「えっ、あっ・・・ああ、そうだな・・・;」


人形グリルはBRRの奥にある倉庫に置かれてヤイバはマルクに引きずられながら涙ながらその場を後にした。誰もいなくなったと確認した人形グリルはポテポテと歩きながらそのドアを見る。


エージェント『こんなに可愛いのに・・・』


エージェントに会いたくて人形グリルはドアをトントンと叩いて開けようとしたが、小さな人形の身体では開けられずドアを叩く音もドンドンと大きくなる。悲しみで絶望して一人涙を流す人形グリルだが・・・


???「なあ」


すると、たまたま訪ねた誰かがドアを開けた!その者は人形グリルに静かに語りかける。
その者の名はザン・パルルティザーヌ。三魔官の一人でリーダーである彼女はーーーーー






パルル「協力するから、協力しろ」






星のカービィ・スタアラ編&ディスカバリー編合作編に続く・・・






お久しぶりです&ようやくこぎつけたのでスタアラ編&ディスカバリー編合作が投稿できたらよろしくお願いします!感想OK