二次創作小説(紙ほか)

無垢なるアイの願い星(完結編)(その1) ( No.906 )
日時: 2022/11/22 17:18
名前: 桜 (ID: 8uT9fcFc)

今回はスタアラ&ディスカバリー合同編、ようやく完結編!やっとこさ物語が進められます〜!!(号泣)


クルル「エリート黄色ダヌキさん、そういえば、アンタの身の上は大丈夫かぁ?」
パワえもん「エリート黄色ダヌキはいただけないけど、それはどういう意味だい?(笑顔だけど目が笑ってない」
クルル「どっかの22世紀の大物国会議員がな・・・」
パワえもん「うん?」






クルル「アンタの名までも利用した×××(自主規制)で×××(自主規制)して×××(自主規制)まで行ってる件」
パワえもん「おいっ!!?それは全く知らないんだが!!?つか、こんなとこで(ry」






ドラえもん「こんなんで悪いけど、完結編を楽しんでねー;」


つか、完結編のキャプションらしきにこれを投下は酷いな・・・;






銀河ではゼオの魔法により姿のみ二つに分裂したその一つのカービィ(スタアラ)一行は伝説の秘宝であるティンクルスターアライズに搭乗し、破神エンデ・ニルと交戦していた。あまりにも巨大なサイズであり、強大な強さを持つ敵を前にしても立ち向かう。


カービィ(スタアラ)「うわっ、危ない!」
レガムント「あのパンチを喰らったら自分達も倒れかねないから気をつけた方がいい・・・!」
うしお「それならパンチを構えようとした手を伝うのは私にお任せを!」


すると、うしおが持ち前の身体能力によりそのエンデ・ニルの手の上に着陸して走りながら伝った!


うしお「宝具【壇ノ浦・八艘跳】!!」


うしおの宝具によりエンデ・ニルにダメージを与えた後に彼女はティンクルスターアライズに戻った!


カービィ(スタアラ)「すごい!うしおちゃん、運動神経いいー!」
ツキノ「うしおちゃんはすごいの!」
メタナイト(ただし胸が見えかけたことは言わないでおこう・・・;)
うしお「えへへ、そうですよ!」
ププル「あっ、あれっ!」


すると、ププルは何かに気付く。うしおがダメージを与えたということはエンデ・ニルの弱点が少しでも突けれたということ。つまり、それが・・・!


ナーサリー「弱点は複数ならあるってことなのだわ。恐らく見えないけれど痛いのならあるのだわ!」
クルーク「よし、ナーリー、一瞬だけでも本の能力を使ってエンデ・ニルの視線をキミの方に誘き出せ!クー、メルヴ、ナーリーの護衛をお願い!」
クー「承ったぜ!それならお安い御用だ!」
メイヴ「とりあえずなんとか弱点に向かって攻撃しなさいよ!」


ナーサリーがエンデ・ニルの手まで飛んで自分の攻撃も兼ねた魔術でその視線を誘導しクーとメイヴが彼女をエンデ・ニルの攻撃から守護する!その間にカービィ(スタアラ)達のティンクルスターアライズはエンデニルの弱点に向かって砲撃を放ちエンデ・ニルの弱点の箇所の一つは打ち砕かれた!


アサト「よっしゃ、行けるぜー!」
エンジン「このまま他の弱点も撃つのだ!」


一方、新世界ではカービィ(ディスカバ)達がフェクト・エフィリスを相手に交戦していた。エフィリスのその華麗なるスピードと強さにもなんとか持ちこたえる。


チャラ王「あんなバケモンみてぇな奴の中にエフィリンが取り込まれてんのか!?」
ヒメコ「正確にはあの生き物の中の心と言える核がエフィリンだったんだ!」
ルート「嘘だろ!?」
トリスタン「(ならば尚更戻りたくなかった様子・・・エフィリンは良心を持つ心だったからこそ取り込まれるのを嫌がっていたのだから・・・)リップ!」
リップ「OK!トリちゃんのスキルで全体回避するから!」


トリスタンは気付いたら強化していたスキルの「治癒の竪琴」から「声高らかに愛を讃えん」で自分を含めた味方全員を回復や回避と同時に今までの敵から受けてきた攻撃による弱体状態を解除した!


カービィ(ディスカバ)「弱体を解除してるー!」
姫子「このままやってやりますわー!」
トリスタン(そうですか。エフィリンを助けたい一心で気付いたらこのようなスキルを常態的に・・・)


一方、カーミラ撃破担当班は強力なスキルや戦闘力を持つカーミラと死闘を繰り広げていた。ブラックはアリシア達と同様にカービィ(ディスカバ)達のところにいるようにと言われていたはずのプロキオンがついてきたことを彼に問い詰める。


ブラック「プロキオン、なんでここにいんだよ!カービィ(ディスカバ)のところにいたらひとまず安心だからそこにいろってエージェントに・・・」
プロキオン「放っておけないよ!ブラック君はボクの、大事な友達なんだからっ!」


プロキオンの言葉にブラックはあの研究所にいた時の記憶を失う前のプロキオンの言葉を微かに思い出す。デオンはプロキオンの気持ちを考慮してブラックを諭した。


デオン「せっかく力になりたいと言ったんだ。プロキオンのポケモンのニャオニクス夫婦もなんだかんだで戦ってるし強いしな」
ブラック「デオン。・・・そうだな。プロキオン、絶対に死ぬなよ!」
プロキオン「うん!」


しかし、そんな彼らにカーミラはその攻撃の矛先を向けた!


カーミラ「あら。強い絆による友情は美しいわね・・・」


しかし、カーミラの攻撃を直前に気付いたサンソンの剣技により阻止した!


サンソン「させないよ。小さい子供に手をかけるのは僕だって許さないよ。それにデオンは僕が殺さずとも生かしておく理由があるから殺させない」
カーミラ「ふん。サーヴァントといえども「人間」を愛しているから「人」として振る舞うってわけね・・・人間が嫌いそうに見えてなかなかに特異な在り方に立つような稀有なサーヴァントではあるわね。普通なら泡沫の夢だとか言って諦めるのにね」


一方、銀河ではなんとかエンデ・ニルの弱点を全て大破したティンクルスターアライズがようやく弱ってきたと感じていた。


メタナイト「弱ったか・・・?」
ジャハルビート「その様子で・・・って、待って下さい!!?」
ディルムッド「はっ!!?」


すると、エンデ・ニルの弱点を破壊した穴から出現したほんの小さなブラックホールによってカービィ(スタアラ)一行はティンクルスターアライズから強制的に離されてエンデ・ニルの中に吸い込まれた!


ハルトマン「ぎゃーす!!!」


吸い込まれて着いた先はエンデ・ニルの心臓部があるそれの中心内部だった。あまりにも人体とよく似た内部に思わず不気味を覚えそうにもなった。


ププル「ここがエンデ・ニルの中心部!?」
アミティ「うわっ、不気味ー;」
ベンちゃん「!あれはっ!」


すると、彼らが発見したのはなんとその中心部で意識を失っているハイネスと三魔官シスターズだった!


ジャハルビート「ハイネス様!!三魔官シスターズ様!!」
カーン「あいつら、恐らくあの中に入れられて意識を失ったな」
アサト「ハイネスと、あいつが迎えに行こうとしていた三魔官のかわいこちゃん達も助けるぜ?」
エレナ「えっ!?それでいいの?」
アサト「ハイネスは俺達と対峙したのはあの時だけだったけど、俺達のことをなんだかんだで信用してくれたと思う。だから裏切ったっていうことはないよぉ」


アサトの本心に大半の全員が同意する。アサトは本能的に動くようなトラブルメーカータイプの無頼漢だが普段から言ってることに嘘はない。メタナイトはゼオに聞く。


メタナイト「・・・ゼオもいいのか?」
ゼオ「ああ、全員を助けよう。ハイネスは悪人ではあったが黒幕じゃなかったってことはわかるからな・・・」


すると、彼らの前にあるものが立ちはだかる!エンデ・ニルの心臓部だ!


ホルミー「心臓部が攻撃してきてるんですか!?」
フィン「絶対に心臓部を弱体化させるぞ!」


カービィ(スタアラ)一行はエンデ・ニルの心臓部に攻撃する!応戦の末にラフィーナがそれに最大の一撃を放った!


ラフィーナ「いつまでも汚いブツを晒してんじゃねーですわ!!シエルアーク!!」


ラフィーナの最大の一撃によりエンデ・ニルの心臓部が弱まった後にまた小さなブラックホールが出現し、吸い込まれる形でハイネス達共々放り出された!


シグ「またかー」


しかし、ティンクルスターアライズが彼らを全員搭乗させる形で救出した!ハイネスや三魔官シスターズも含めてだ。


ロージア「ハイネス・・・」
ジャクリン「!!みんな見とき!!」


すると、エンデ・ニルが鳥のような姿に変形し、ティンクルスターアライズに突進を仕掛けようとした!辛うじて避けたものの次はやられたら一発でアウトである。


メイヴ「イヤー!!せっかく視線誘導したのにー!!」
カービィ(スタアラ)「これ当たったら終わりじゃんー!!」


すると、エンデ・ニルの動きが止まった。一瞬の間だけでも動きを止めれる魔法。その魔法が使える人物がカービィ(スタアラ)一行の元に駆けつけてきた!


マルク「危なかったのサ!つか、また厄介なのと対峙したな・・・;」
ゼオ「マルク!」
マルク「ふん!メタナイトの知り合いなんかに助けられたのは癪だが、ボクがあいつを引き寄せておくのサ!その間にあいつの弱点の箇所をさっきと引き続きで攻撃しろ!」
カービィ(スタアラ)「ありがとう!マルクも無事でいてね!」
メタナイト(?私の知り合いに・・・?)


一方、新世界ではカービィ(ディスカバ)一行がエフィリスにどうにかダメージを与えれた!


ラーマ「ふん!口ほどにもないわ!」
ヤス(お互いがな・・・;)


しかし、エフィリスが突如言葉を喋り出した!


エフィリス「そうか・・・私は・・・」
ほわん「ほわっ!?」
ジャック「喋った!?」
エフィリス「私は目醒めていたのか・・・私を目醒めさせてくれた貴様らには逆に感謝しかない。」


ここで消えてもらうのだから。
エフィリスはその瞬間に独自の異空間を出現し、それから巨大隕石を放出した!


フルシュ「隕石ですかー!!?」
あやクル「任せろ。イグニス!」


あやクルの強い威力を持つ魔法に隕石はことごとく破壊された!その直後にエフィリスが三体に分裂した!


ジャガー「三体に分裂!?」
アイオーン「ついに禁断の領域に踏み入れたか・・・!」


一方、カーミラ撃破担当班はカーミラの攻撃に次第に苦戦を強いられているのをわかりつつもそれでも抗おうとしていた。


カーミラ「なぜ貴方達が止めようとするの?ビースト軍団の悲願とハイネス達の悲願も同時に叶えようとしている時なのに?」
エージェント「それで願いを叶えるなら死んでもごめんだと言ってんだよ!そんなの叶ったとしても何も残らないってことだと、それはあんただってわかってんだろ!?」
アストルフォ「ボクも退屈や悲しみだけしか残らないんならやだー!」
アレク「僕だってこんなに綺麗な景色を残したいからね!」
ハッチン「・・・!」


すると、ハッチンは自分の左手に何か赤いのが浮かんだような感じを感じ取った!


カーミラ「ふ。ならばそれに抵抗したことに後悔することね。ーーーーーそこの、私達のために使える爆弾だったサーヴァントの幼い娘を始めとしてね」
パリス「!!」


すると、カーミラはパリスに宝具を放った!


カーミラ「宝具【幻想の鉄処女】」


カーミラはパリスに女性特攻の宝具を放ったことを確認した後にエージェント達の方に向く。


エージェント「パリス!!」
カーミラ「次は貴方よ。まだまだ未熟過ぎた駆け出しの新米、ヘタレスパイマスター・・・!」


カーミラはエージェントに宝具を放とうとするが・・・


パリス「ーーーーーなるほど。僕を女の子だと思ったのですね?」
カーミラ「は・・・?」


しかし、ある方法で耐え切ったパリスの放った宝具をカーミラに向けて渾身の一撃を放った!






パリス「発射します!よろしくお願いしまーす!!宝具【輝かしき終天の一矢】!!!」






パリスの宝具により大ダメージを与えられたカーミラは消滅寸前になぜ耐え切っていたのかを問う。


カーミラ「なぜなのかしら?女性特攻の宝具まで放ったのに・・・?」
パリス「それは僕がこんな姿で現界を果たせたけど、れっきとした男子だからです。それに気付いてあなたの宝具寸前に効かせた回避も正直上手くいくかわかりませんが・・・結果的にあなたが僕が消滅したと思ったのがあなたのだった一つの失点による敗因だった」
カーミラ「・・・そう。私が女性特攻の宝具を放ったのが、実は男子だったということね・・・ならば、貴方達、「ビースト軍団に陣営として召喚された私」が消滅した後もこれだけは覚えておきなさい。決して悪い輩だと思い込んで道を違えないことを、何があろうとも必ず忘れるなと・・・!」


カーミラはそれだけを言い残して消滅した後、エージェント達がパリスの方に駆け寄る。


エージェント「パリス・・・」
ブラック「!お前、霊基に何も変化してない!?」
パリス「あれ?そういえば・・・」
ハッチン「!」


すると、大半の全員が何かに気付く。ハッチンの左手に令呪が宿っていたことを。そう、これはハッチンがパリスと契約したという証・・・!


デオン「ハチ、契約してまでパリスを助けてたのか!?」
ハッチン「ファッ!?いや、俺もなんでかよくわかんねーよ!?でも・・・パリスを放っておけなかったってのはある。なんだかんだで殺すなんてできなかったからな」


ハッチンの方にパリスはじっと見た後にその目に涙が浮かんだ。


ハッチン「パリス。何があっても守ってやる。必ずだ!」
パリス「ハチさまぁ・・・!」


号泣したパリスが自分のマスターになってくれたハッチンに抱きつく中で一方、メルトリリスはカーミラの霊基の気配が消えたことを感じとった。






スタアラ&ディスカバリー合同編の完結編

無垢なるアイの願い星(完結編)(その2) ( No.907 )
日時: 2022/11/22 17:21
名前: 桜 (ID: 8uT9fcFc)

メルト(カーミラ・・・あのタマネギ人間が率いる奴らに倒されたのね)
ハンドレッコ「三体に分裂したんじゃ攻撃しても偽物だったら消えてそれこそが奴の思うツボだね」
リデル「一体どうすれば・・・」
トリスタン「・・・」


すると、トリスタンがハープの弓射の反動を使って飛ぶ!それをエフィリスが捉えた。


アイレーン「トリ!?」
トリスタン「メルトリリス!その2体が倒された後に本物を一蹴なさい!」
メルト「!」


すると、トリスタンの弓射により分裂体である2体のエフィリスが本物であるその本体に戻った直後にメルトリリスがその一蹴を放った!メルトリリスはカービィ(ディスカバ)に呼びかける!


メルトリリス「星の戦士の君!!」
カービィ(ディスカバ)「OK!!」


カービィ(ディスカバ)はとある強化されたコピー能力に変身し、エフィリスに渾身の一撃を放った!






カービィ(ディスカバ)「フルメタルカッターーーーー!!!」






カービィ(ディスカバ)が渾身の一撃を放ったことによりエフィリスの身体からエフィリンが飛び出る形でトリスタンがその手で保護した!


トリスタン「エフィリン。大丈夫ですか?」
エフィリン「ありがとう・・・助けてくれて」


すると、空の上を見ると、ポップスターが新世界に浮き出た凄まじい光景を目にした!エフィリスが最後の力を振り絞ってポップスターごとぶつけようとしたからだ。


ペイペイン「まさかポップスターごとぶつけるつもりかー!!?」
カービィ(ディスカバ)「止めに行こう!」
リップ&エフィリン「うん!」


すると、そこにとある巨大なトラックが落ちてきた!大半の人物がこれに驚くが・・・


あやクル「なぜトラックが落ちて・・・」
カービィ(ディスカバ)「任せて!」
おぼろ(モイモイ)「えっ!?」


すると、カービィ(ディスカバ)が巨大トラックを吸い込んだことにより身体が巨大トラックに変形した!


ヤス「なんなんだこの変形はー!!?」
ルート「でも、それならいけるかもしれんぞ!ちー、お前も奴らに付いておけ!」
チャラ王「!おう!必ず全員生きて戻ってやる!」


エフィリン、ピュアクルvリップ、トリスタン、メルトリリス、チャラ王が新世界の物を頬張ったことにより変形したトラックカービィに乗って空上にいるエフィリスのところに発進する!


エフィリスのところに乗り込む大半の全員「発車ーーーーー!!!!!!」


その行く末を見届けることになったジャガーは少しばかり驚いた。


ジャガー「あれで変形した上に使いこなすとは、星のカービィという戦士はすげーな・・・」
アリシア「!」


すると、アリシアがある鳥が自分の方に降り立つのを見る!アストルフォの移動にも使える宝具のピポグリフにアストルフォやサンソン達と一緒に乗っているエージェントだ。


エージェント「ハチ達もこっちに合流する!だが・・・アリシア!フルシュも一緒だ!」
アリシア「うん!」
フルシュ「承りましたー!」


アリシアとフルシュも乗せたピポグリフが再び飛び立って行ったことでその様子を見たヤスはふとあることを言う。


ヤス「ところであの一頭身の魔女娘・・・いつになれば目が覚めるんだ?」






一方、広大な銀河ではマルクの誘導によりようやくエンデ・ニルの弱点を全て破壊したカービィ(スタアラ)一行が乗るティンクルスターアライズはその様子を少しばかり確認する。


ジャハルビート「・・・やったか・・・?」


すると、またエンデ・ニルが残り少ない力を振り絞ってカービィ(スタアラ)一行を吸い込む!


クルーク「またかーーーーー!!!」


彼らが吸い込まれた先で意識を取り戻した矢先に見たのは予想だにしなかった禍いモノだった!


マルク「なぁ、アレは・・・」
ゼオ「ああ」


その姿は丸く悍ましく顔はカービィにそっくりだった。まるで自分が「カービィ」として君臨しようとしているかのように。
そのような姿に変貌したエンデ・ニルはすぐさまに攻撃を仕掛けてカービィ(スタアラ)一行も応戦する!


ロージア「きゃあ!!こっちに攻撃を仕掛けてくるわー!!」
うしお「今助けます!はぁっ!」


メイヴ「ぎゃー!!気持ち悪い顔になってるー!!」
エレナ「そんなこと言ってる場合!?今は何としてでもアレを倒すわ!」


アミティ「うえ〜ん!!変な光線をあたし達に当てようとしたー!!」
ラフィーナ「今は回避がベストしかないですわ・・・!!」


エンデ・ニルの攻撃に次第に苦戦を強いられカービィ(スタアラ)は何か策はないのかと思案した。


カービィ(スタアラ)(何か策はないの・・・!?)


すると、カービィは思わずとあるコピー能力に変身した。コピー能力のアーティストだ。


カービィ(スタアラ)「アーティスト?」
メタナイト「なぜにその姿に・・・いや、それなら攻撃や補助にも使える!その二つを駆使するんだ!」
カービィ(スタアラ)「うん!」


すると、カービィ(スタアラ)はアーティストのコピー能力による技でエンデ・ニルを圧倒する!それをナーサリーが思わず感嘆しながら見る。


ナーサリー「カービィちゃん、すごいのだわ!」
ディルムッド「!!カービィ嬢、エンデ・ニルの光線がそちらの方に・・・!!」
カービィ(スタアラ)「!!」


すると、そのエンデ・ニルの光線の攻撃を防ぎ切った人物がいた。ジャハルビートだ。


カービィ(スタアラ)「ジャハルビート!」
ジャハルビート「私の防御も兼ねた攻撃にニルの奴が弱まってきました!カービィさん!!」
カービィ(スタアラ)「うん!」


カービィはジャハルビートの助けもあってエンデ・ニルの方に攻撃に飛び立った!


カービィ(スタアラ)「ごめんね。キミはボクじゃないから、「カービィ」にはなれなかったんだよ」






カービィ(スタアラ)「・・・だからもう人を巻き込まないでよねーーーーーっ!!!」






アーティストに変身したカービィ(スタアラ)の一撃により大ダメージを与えられたエンデ・ニルは最後の力を振り絞ってカービィ(スタアラ)一行を銀河に再び放り出し、ティンクルスターアライズがカービィ(スタアラ)一行を受け取った。
一方、新世界では巨大トラックに変形したカービィに乗ったリップ達はエフィリスにようやく辿り着けそうになっていた。


メルト「ようやく着けそうよ!!」
カービィ(ディスカバ)「あとはもう少し力があればいいんだけど・・・!」


すると、銀河・新世界ともにピンククォーツの光が放出し、またセレンがその光を通信代わりにして出現した!彼は大半の全員に伝言を伝える。


セレン「ピンククォーツの守護が使えるのはあと2回だけど、使うのはその1回だけだよ!その効果が切れる前に無駄にしないでね?」


ピンククォーツの守護の光を両者に帯びさせた後にそれぞれの敵に戦いを挑む!


カービィ(スタアラ)&カービィ(ディスカバ)「勝負だーーーーー!!!!」


両者が死闘を繰り広げる中でカービィ(ディスカバ)はエフィリンの力を振り絞るような形でエフィリスに攻撃しようとしていた。


カービィ(ディスカバ)「エフィリン!」
エフィリン「大丈夫!まだ行けるよ!」


一方、カービィ(スタアラ)一行が乗るティンクルスターアライズではエンデ・ニルが最後の最後に残っていた力を全力で振り絞ってでもそれを跳ね除けようとしていた。


ゼオ「行け!これがティンクルスターアライズの全力だー!」
カービィ(スタアラ)「負けるかーーーーー!!!」


そして大半の全員が今ある全力をさらにそれ以上に攻撃に注いだ!


大半の全員「いっけーーーーーーー!!!!!!!」


そしてエンデ・ニル、エフィリスがようやく倒され元のカービィ(ディスカバ)に戻った後にポップスターに降り立った全員はとんでもない光景を目にする!ポップスターが飲み込まれそうになったからだ。


リップ「このままじゃポップスターに飲み込まれちゃう!」
メルト「でも、これ以上は・・・!!」
エフィリン「任せて!ボクの最後の力で・・・!!」


すると、エフィリンは最後の力を使ってポップスターが飲み込まれるのを阻止した!そう、つまりそれを使うということは・・・


カービィ(ディスカバ)「エフィリン・・・!!」
エフィリン「カービィ、リップ、メルト、ちー。そして・・・ボクをずっと助けようとしてくれた騎士様。今まで、あり、が、と・・・」


エフィリンがそう言い残した後にポップスターを飲み込む異空間が消えた・・・
一方、同じくポップスターに行き着いたことでカービィ(スタアラ)が分裂体を一つに返還する形でカービィ(ディスカバ)の元に渡ったメタナイト一行は異空間が閉じていつもと変わらない日常の空を見る。






エフィリン・・・

無垢なるアイの願い星(完結編)(その3) ( No.908 )
日時: 2022/11/22 17:25
名前: 桜 (ID: 8uT9fcFc)

最後の最後に・・・






ゼオ「これで二つの事態は万事解決だな。あとはハイネス達を探し出してエージェント達と合流するだけだがな」
メタナイト「そうだな。カービィもあの居眠り女たらし糸目騎士のところにいると思うしな・・・(激怒」
マルク「・・・」






モードレッド『マルク。決して身近な奴であっても見抜くことは必ず怠ったりすんなよ』






マルク「・・・グリル?」


すると、何かに気付いたマルクが一人エージェント達のところに飛び立った!


ププル「マルクー!?」


一方、ピポグリフに乗っていたエージェント達は事態解決を誰よりも近くで見届けた後はグリル(人形グリル)が未だに目を覚まさないことに心配していた。


アリシア「まだ起きない?」
エージェント「うーん、このまま目を覚まさなきゃ流石に困るなー・・・」
フルシュ「やっぱりボクに願えば叶う形で目を覚ましますよ!」
アレク「いや、それはリスクが大きかねないから推奨はできないよ」
アストルフォ「ボクもそれは勧めたくないよねー」
サンソン「・・・」






デデデ『何があってもエージェントから目を離すな。お前の仕事でもあるゾイ!』






サンソン「ーーーーーああ、そうか。そういうことか・・・」


すると、サンソンはエージェントにその事前にあることを伝える。


サンソン「エージェント様」
エージェント「なんだ?」
サンソン「サーヴァントが裏切る事態も発生することもあると前に僕から教えられたはずですよね?」
エージェント「うん?」
サンソン「ならばこれは一か八かの賭けでもあるし、マスターのあなたに決してその命を奪いはしませんので・・・」






サンソン「あなたが今抱えてるそれから今すぐ離れろ。少なくともそこから半径3メートルは近づくな」
エージェント「え?」






すると、サンソンが斬りかかった瞬間にそれを受け止めた!サンソンの剣を素早く受け止めたのは眠っていたはずなのにエージェントの身体から素早く離した・・・


フルシュ「えっ!?どういう・・・!?」
???「わーん!やっと合流できたですぅー!!」


すると、空間転移を使ってそのワープから出てきたのはエージェント達を探していたタママだった。


アリシア「タママ!?」
タママ「新世界のあの研究所にようやく座標を確定までして行ったらいないし、ポップスターかと思えば座標認識がエラーを起こすしどういう・・・タマ?」


すると、タママが何か目にしたのを拾った。


タママ「これは綺麗な桃色のハート型の水晶石・・・!!?」
アレク「あ、エージェントが見つけた時に彼女が大事そうに握っていたやつ・・・」


すると、大半の全員はとんでもない事実を知った!そのハート型の桃色の水晶石の中には閉じ込められて眠らされている本物のグリル・・・!


アストルフォ「えっ!!?じゃあ、あのグリルちゃんは・・・!!?」


すると、マルクがエージェント達を見つけてようやく駆けつけた!


エージェント「マルク!」
マルク「ボクも信じられないが、これは全くの事実なのサ!あのグリルはヤイバ作製の、あの時に目にしてたグリルの人形だ・・・!!」
タママ「えっ!?それなら辻褄が・・・!」


ああ。悲しい。あの暗い部屋に一人閉じ込められた人形として生を終えた人形のはずがチャンスを与えられて、「グリル」に成り代わった自分の物語はここで幕を閉じるのか。悲しみのままに正義を前に朽ち果てた結末?それとも恋に敗れて変貌を遂げたバケモノとして一人ぼっちのままに彷徨い続ける?
いいえ。いいえ。そんなことはない。だって芽生えた想いは何としてでも遂げるべきだ。そのために、どんな手段を使ってでも。そうだよね。そうでしょう?


人形グリル「・・・ああ、悲しいなあ・・・キミらに物語を終わらせられるなんて・・・ならば、今そこで標本になったとしても正しかったその結末を見るがいい!!」


すると、人形グリルは魔物に変貌を遂げて目にしたサンソンに襲い掛かった!


サンソン「!」
エージェント「サクソン!!」


サンソンは攻撃を受けたものの剣が防御代わりになってくれたことで幸いにも無事だった。だが・・・


サンソン「大丈夫です!セーフです(第一再臨の姿のシャツが胸元だけ破けた」
マルク「ギリギリアウトじゃん!!!」
アストルフォ「えー!ボクもラッキースケベみたいな感じに遭いたかったなー!」
人形グリル「あんたはその見た目の時点でそのままアウトだけどね」
アストルフォ「ムカーッ!ボクはキミなんかより可愛いんだもんー!」
マルク「バカ野郎!!確かにグリルは本物でも乱暴で凶暴な魔女だがそんな言い方したら・・・!!」
フルシュ「その言い方の方が殺されますよ!?」


すると、人形グリルが力を全放出してまで攻撃を放とうとしていた!エージェントは通信機代わりになっているセレンを出現させる!


エージェント「セレン!俺は彼女に話したい!!だからピンククォーツの守護の光を俺に与えてくれ!」
セレン「ええっ!?確かに彼女については驚くけど正気!?キミの話を聞いてくれなかったらどうするの!?」
エージェント「殺される心配はない。その時は俺だけが手にかけた方がいいけれど・・・案ずるな。俺は皮肉にも不死身だ」
セレン「エージェントさん・・・」


すると、エージェントをサンソンが引き止めた!


サンソン「エージェント様!行かないで下さい!確かに事実とはいえあなたを傷つけたくない・・・!」
エージェント「サンソン」
サンソン「それにアリシア嬢も・・・怒るどころか泣いてしまうますよ・・・」


引き止めようとしたサンソンを目にしたエージェントはその頭をポンと撫でながら言う。


エージェント「必ず生きて帰るよ。アリシアも・・・お前も変なところで素直じゃないけど、ちゃんと人のためにも泣いたり怒ったりできる奴だって知ってるからな。だからそんな泣くな」


エージェントに諭されたことでサンソンもようやく涙目に納得し、金髪の青年スパイは最後の1回であるピンククォーツの守護の光を自分に帯びさせて人形グリルの方に駆け出す・・・!






カナシイ。カナシイ。
これがキミの言葉。
悲しい。悲しい。
これがあなたの言葉。
嫌だ。嫌だ。
これが貴方の言葉。
どちらも痛々しくて、哀れで、悲しくて、狂おしい、何とも言えないような「傷」だった。
だからその悲しみの中にほんのわずかでも、幸せを見出せたらそれでーーーーー


エージェント「それはあいつらだけの言葉か?それはあんたも含まれてるはずだ」
人形グリル「・・・そうだと言ったら?キミはその中に幸せはないって言うの?ヒーローなのに?」
エージェント「違うよ。誰でもヒーローというわけじゃない。ただ一つだけでも強い信念が、あるだけなんだよ。それは実は信念が微塵もない、幸せもない悲しみだけ、なんだよ」


正義の味方のヒーローは、いないの?あの時にボクちんを助けてくれたことで、それが嬉しくてキミに恋をした。


人形グリル「・・・違うのか。ボクちんが間違ってるって言うの?キミはボクちんのヒーローなのに、酷い奴だ・・・」
エージェント「ああ、そうだな。でも、あんたも心のどこかで気付いてるんじゃないのか?」
人形グリル「!違う!だけど、スパイであったとしても根は誰よりも優しいキミを放っておけなかったの・・・好きだったの。愛したの。だから、世界を滅ぼしてもキミだけを生かして一緒にいたかった・・・!」
エージェント「そうだな。その方がよかったかもしれないが・・・それを果たしたとしてもアリシア達がいないなら、俺は望まないと思ったんだ」
人形グリル「!・・・ふーん。友人とかに苦労してでも?」
エージェント「あー、それで度々死にかけたりしてねー(半泣き」
人形グリル「・・・まあいいとして、説得したって無駄だからねっ。ボクちんはこんなことで揺らがないっ」
エージェント「いや、説得したいわけじゃないよ。ただ・・・心配してくれて、ありがとう」
人形グリル「は?」
エージェント「俺が好きだからこそ心配してくれたんだな。あんたの欲しい愛はあげられないけど、俺はそれでも伝えたかっただけだ。だから、失敗をやらかしてばかりの俺を、好きになってくれてありがとう」


ボクちんの頭を撫でてくれた手は、ずっと欲しかったそれじゃない。だけど、まっすぐで嘘偽りのないボクちんへの愛だった。


人形グリル「・・・子供扱いしないでよねっ。言わなくともボクちんはちゃんと大人だしっ。あんな子供を好くロリコン男なんてごめんだしっ。・・・。でも、ボクちんのたった一つの、素敵だった恋を貫けて守れてよかった。愛にはならなかったけどねっ」


でも、ありがとうーーーーー
あなたが大好きだった、それが幸せで嬉しくて、楽しかったぁ・・・


エージェント「消えちまったのか・・・それでも、あんたの顔は、満足したような顔だったな・・・」






エージェントは仲間達がそばに寄り添うような形で目を覚ました。アリシアがエージェントに抱きつく。


アリシア「エージェント!」
エージェント「アリシア!?俺は・・・」
マルク「あいつがした異空間ロードの中に吸い込まれてたんだ。大丈夫だ、本物のグリルはその間に解放したのサ(背中には解放されて眠っているグリルをおんぶしている」
エージェント「よかった!そういや、カービィ達は・・・」
サンソン「それは・・・「エージェント、なんか気絶してるみたいだけど大丈夫?」


すると、ようやく全員合流を果たせたカービィ達がエージェント達のところに合流した!サンソンがそれを確認して伝えた。


サンソン「大丈夫ですよ。エージェント様はピポグリフから落ちて気絶してしまっただけです」
クルーク「またドジやらかしたんだね・・・;」


サンソンの話を合流した全員がいつものことだと信じた。ただ一人を除いては・・・


トリスタン「・・・サンソン殿」
サンソン「あなたは気付いてたのですか・・・」
トリスタン「ええ。それに関しては真実を言わない方が幸せなこともありますね。冤罪が嫌いな貴方らしくないと思いますが・・・」
サンソン「僕は冤罪は嫌いだけど、人のための優しい嘘は嫌いじゃないだけです。それは履き違えないように・・・」


すると、合流を果たした全員はグレイドフルバンドフェスの会場に帰還を果たそうとしていた。


リップ「・・・さぁ、みんな帰ろう。ちー君も、お父さんと、お母さんと妹ちゃんも一緒にフェス後に食事しながら話すんでしょう?」
チャラ王「俺は行かないって言ったんだがな;でも、無事に元気に生まれた俺の妹の可愛さには勝てん・・・」


すると、帰還直前に彼らは自分達の方に浮いてきた何かを見つける。それは新世界でリップ一行と一緒に旅していた・・・!


カービィ&リップ「・・・!」

無垢なるアイの願い星(完結編)(その4) ( No.909 )
日時: 2022/11/22 17:32
名前: 桜 (ID: 8uT9fcFc)

大☆団☆円☆で☆す!






そしてグレイドフルバンドフェス。ブラックホールに吸い込まれてから8時間が経ってしまったが、運営側が事情を考慮した上で機転を働いてくれたことでグレイドフルバンドフェスの三日間開催に変更され、同フェスは前夜祭・本祭・後夜祭の順に開催されることになった。この変更は即席かつ半ばぶっつけのような下手したら無理難題に近い変更だったが、逆にこの変更が当初の予定していたよりもさらに大盛況の結果になり、大成功に終わった後は運営側がせめてもの労いとしてフェスを中継などで観てくれた人も含めて大半の観客全員に楽しんでもらえるように全屋台&全エリアを総動員して開かせてくれることになった。


エージェント「えー;ボスからの反省文50枚と明日の朝に呼び出し?こんな感動的な結末を迎えるというのに・・・?」
アリシア「なんか文句あるの?」
サンソン「僕が気付いていなかったら危なかったんですからちゃんとお務めを果たして下さい」
エージェント「はい;すいません;」


そんな彼らの様子を見たマルクは半ば呆れながら屋台で買ったイカ焼きを食べていた。


マルク「あいつらがいなかったらカービィやメタナイトや、グリルも危ないとこだったんだな;まあ、その辺は感謝するけどな」
グリル「ホントだよ・・・;まさかボクちんが敵に閉じ込められた上でそっくりな人形まで用意されるなんてそんなの怒るもん;」
カービィ「でも、最後の最後で助けられてよかったじゃん。ボクも悪かった部分はあったし、ハイネス達も罪が軽くて済んだし、マルクのことも許してあげて。・・・エフィリンも生きて帰って来てくれたんだから」
メタナイト「カービィは優しすぎるな・・・エフィリンもあのスケコマシ騎士に好感を持つとは随分と物好きだが・・・;そういえば、エージェントの用心棒の青年、私が声をかけようとした時にエージェントに阻まれているような感じがしたのだが、私はパルスの件はもう謝ったはずだが」
ワドルディ全員「メタナイトさーん!」


すると、新世界で敵側に囚われていたワドルディ達がメタナイトに駆け寄った!


メタナイト「どうした?陛下の無事を確認して今屋台を楽しんでる様子だ」
ワドルディA「いえ、それは分かっています。メタナイトさんの知り合いにお礼を言いたくて連絡したいのですが」
ワドルディB「あの人はボク達が新世界の町にいる時に町を守ってくれたカービィ達と同様のヒーローですっ」
ワドルディC「タママもその人に助けられてマルクが目を覚ますまでの間は保護してもらいました」
マルク「そういえば、お前の知り合いだったな。いかにも兜を着けた騎士のような出で立ちしてたのサ」
メタナイト「えっ!!?」


メタナイトの身に覚えがないとでも言っているような様子にマルクは思わず聞いた。


マルク「えっ、お前の知り合いじゃねーのか?」
カービィ「メタ、いつのまにそんな騎士と対峙してたの?」
グリル「カービィちん、なんで楽しそうなのw」
メタナイト「だからちがあぁぁああーう!!!」


そんな彼らの様子を遠くから見ていたトリスタンはその兜を着けた騎士に聞き覚えがあった。それは生前の円卓仲間であり、自分が去った後にアーサー王に反旗を翻したーーーーー


トリスタン(・・・モードレッド卿?)


一方、当のモードレッドは木の上から仲間達と一緒に屋台で買ってきた焼き鳥をシルクと食べていた。


モードレッド「なんかトリ野郎に気付かれてる気がするな」
アタランテ「だからシルクの分も買った焼き鳥を一緒に食べてるのか;」
シルク「焼き鳥ー」
モードレッド「おまけにあいりには会えなかった」
アタランテ「そうぐちぐちと言うな。今は平安遷都一家と同様に、あの騎士も討つという任務もあるだろう?汝の生前の同僚の、あの円卓騎士のサーヴァントの」


モードレッドはそれを聞いてさらにむすっとしたが、自分のやるべきことを思い返した後にすぐさま自身の怒りを収まった。


モードレッド「・・・そうだな。アーサー王に忠誠を誓う忌々しい優等生だがな」
アタランテ「まあワドルディの町にいた時のお前は特にあのオタマジャクシの君と話していた時の顔が一番穏やかだったな。少し絆されたな」
モードレッド「っるせぇよ。・・・なんだかんだでどこか許してしまうような雰囲気だったから、なんかつい話しちまうんだよ。オレが一人のオタマジャクシに本気になるわけないだろ」
アタランテ(変に意固地になるか。責め方間違えたぞ)


一方、タママは再会を果たした仲間達と一緒に屋台で買ってきたわたあめを食べているが、どこかボーっとしているように見えた。ドロロが思わず声をかけた。


ドロロ「タママくーん。ライブ後のゼオ君達に会いに行ってきて来いと王ドラ君から伝言もらってるよー。行かないと王ドラ君やギロロ君にも怒られるよー;」
タママ「タマッ;ごめんなさいですぅ。すぐに労いに向かうですぅ!」


タママがゼオ達に会いに向かった後に事態解決後に新世界から帰還した直後のタママの様子が何か少し変だとドロロは薄々感じていた。


ドロロ(なんか帰還したのにちょっと変でござる・・・新世界で彷徨ってる最中に何かあったでござる??)


向かう最中でタママはカービィ一行に合流しに向かう前に強風で誤作動を起こした兜が外れたモードレッドの素顔を思い出して何か複雑な想いが浮かんだもののすぐに消すようにしてそれを抑えた。その想いが日に日に次第に大きくなることも知らずに・・・。






とある白亜の城。そこに誰かがペロキャンの飴を舐めながらとある人物を見た。青の吸血鬼一族の長のククラだ。


ククラ「おかえり。その様子だと任務は果たせたか」
???「ええ。貴女の探した子孫のミューモンのライオン族の兄妹も垣間見えましたが、声をかけることはできませんでした」
ククラ「そうか。だが、お前が請け負った今の任務が完了しただけでも十分だ。それに関する報告はあの一族の長にして来い」


その人物は自身が請け負ったとある任務の完了の報告で城内のとある部屋を訪れた。待っていた人物は彼を出迎える。


???「ただいま任務を達成したことを踏まえて帰還しました。珠黄泉族の長、玉王ナカムレ殿」
玉王「そうやったかー。ならアレの肉体を回収できたんやなー。ご苦労さんやけど、ククラ嬢にも後で献上しといてやす」
???「ですが、あの球由良族に協力していたあの一家は見つかってないのですよね?」
玉王「どうやろうな。それを早く見つけて即刻復讐したいところやが・・・今は請け負ってくれた任務を達成したことは祝いますで。サーヴァント・セイバー、太陽の円卓騎士、ガウェイン」


話を終えた後にガウェインはとある部屋に行く。そこにいるのはベッドの上で未だ眠り続けている羊の角を持つ幼い少女だ。彼はさっきと打って変わって優しく語りかける。


ガウェイン「ホイップ。任務先の新世界であの小さな道化師に邪魔されて帰るのが少し遅くなりましたが・・・今はまだだんまりですが、もう少しだけお待ちください。必ず私が、生きたままである貴女を永遠の眠りから解き放ちます・・・だから、どうか生きていて」


少しずつ事件の全容が解き明かされていく中でこの時点でまだ誰も知る由もなかった。サンソン達召喚からこのフレンズハートと新世界をめぐる騒動までの出来事がこれからあの天空の城での激闘の一件よりもさらに混迷を極める陰謀における第四部の後半とも言える始まりの序章に過ぎなかったことを・・・。









「後書き」


ついに長かったカービィのスタアラ&ディスカバリー合同編が終わりましたが、これも含めた要素も取り入れつつ第四部後半の幕開けからさらに盛り上げてそれらの話を新しい日常日和。のスレッド(カキコではできるかどうかはわかりませんが;)やシリーズ内に入れ込んでいくことになると思いますのでその時もよろしくお願いします!
この合同編で書きたかったエピソードも取り入れて展開の都合上入れられなかったのもありますが、それらのも今後取り入れつつ進んで行けばいいなと思ってます。あのキャラやこのキャラもこんなオリジナル設定やあんなオリジナル設定も考えている最中だけど、考えた桜オリジナル設定と相違もあるからあんまり納得いかない人も出てくるかもしれませんね;そこはご容赦下さい;
ちなみにプレイして苦労したのはスタアラ。ラスボスだけでなくあの道中のフレンズころがりにはジャンプのタイミングがわからずに大苦戦した出来事があります。あれで残機を全部なくして1回はコンティニューしましたOTL
今は時間があればスタアラの星の◯◯とかディスカバリーの絶島ドリーミー・フォルガとかもやりたいです。ディスカバリーに関して恐らくは最後にあのキャラもラスボスですのでなんとか攻略頑張りたいです。たとえこんなザコに振る舞うようなまだまだ未熟者な作者の私でも!ちなみにスタアラのストーリークリアした時のコピー能力はアーティスト。偶発的であるとはいえ小説書きと同時にシブなどの流しのしがない絵描きでもある私らしいですね。






ようやく第四部後半が本格的に始動できます・・・!リアルでも色々あってここまで来るのに長かった;感想OK