二次創作小説(紙ほか)
- Re: 京チョコ(黒魔女さんが通る!!)※臨時オリキャラ一人募集! ( No.38 )
- 日時: 2016/12/05 17:46
- 名前: 奈未 (ID: ztDxVDAP)
大形くん?「…あーあ、もう
ばれちゃったか。さすがは黒鳥さん」
チョコ「ってことは…」
大形(偽)「そうだよ ぼくは大形本人じゃない。その偽物、ってやつだね。」
ギュービット「えー!?
…あ、あたしは当然わかってたぜ…」
もう突っ込む気持ちにもなりません…。
桃花「確かに、お姉ちゃんの言う通り本人では無かったようですね…。」
まさか本当に偽物だとは…。
チョコ「あれ?
でも本人じゃないのにどうしてここまで話せるんですか?
頭が混乱します…」
大形(偽)「魔界の王となるぼくに話せるくらいの代わりを作るのは簡単だよ」
チョコ「(王とか言っている所は大形くんと同じです…。)」
ギュービット「…なら、大形(本人)は今どこにいるんだ?」
大形(偽)「おっと、それは企業秘密でね。今は言えないんだ」
ギュービット「企業秘密ぅ?
なんだそりゃあ?」
チョコ「いやいや、そんなことはどうでも良いでしょっ!
…ん?「今」は?」
大形(偽)「そうだよ。今は言えないだけさ
でも、もう言えないだろうね
きっとあいつはもう勘づいてるだろうし」
ギュービット「あいつ?それって誰だよ」
大形(偽)「本人。全く…物分かりの悪いやつだね。でもぼくも役立たずって捨てられるのも時間の問題だろう」
チョコ「え!そんなっ…」
ギュービット「こら!魔界一おちゃめで賢いギュービット様に 物分かりの悪いやつ とはなんだ!」
桃花「先輩。一度落ち着いてください
…なら、おにいちゃ…じゃなかった。
…最後に1つだけ聞かせてくれませんか?」
大形(偽)「なんだい?」
桃花「大形からいつあなたに変わったんですか?」
大形(偽)「黒鳥さんが魔界に一人で来たときだよ」
チョコ「じゃああのときにはもう…。」
なぜか悲しい気持ちになってしまった…
…なんでだろう…。
──────────────
黒鳥さんのことが好きだから
──────────────
この言葉のせい?…まさかね
あたしは恋愛なんて興味ありませんから…
ギュービット「それじゃああたしたちを檻に閉じ込めた時のは本物なのか?」
大形(偽)「その事はぼくは知らないからおそらく本人だろうね
二人が逃げ出したのもあいつは気づいていただろう
追いかけることもできたはずさ」
桃花「じゃあなんでしなかったんでしょうか?」
大形(偽)「それはきっとあいつが…」
…ギウゲ ルギ…… ……
…あれ?なんでしょうか
黒魔法の声が聞こえたような…
ギュービット「そうか?そんなの聞こえなかったぞ?桃花は聞こえたか?」
桃花「いいえ。私にも聞こえませんで…」
その時
藍色に暗くなった外にまで届くような白い光が光った
大形(偽)「…おっと。
もう気づかれたみたいだね」
チョコ「き、気づいた…?
…もしかして大形くん!?」
そのときにはもう返事もなく…
正確にはそこにはもう誰もいなくなっていた
桃花「消えちゃいましたね…」
ギュービット「…結局あいつはなんだったんだ?」
───
???「知りたいなら火の国までおいでよ」
───
3人「え!?」
───
???「火の国共々、3人をお迎えするよ
どちらにせよ、魔界の王になるのはこのぼくだけどね…。フフフフフ…。」
───
謎の声はそこで消えた
桃花「…今の声はなんだったんでしょうか…?」
ギュービット「…分からないぜ…。」
チョコ「…!ねぇ、二人とも
今の声って大形くんじゃない?」
ギュービット「言われてみれば…」
桃花「…そうかもしれませんね
…でもよくわかりましたね、お姉ちゃん」
チョコ「何となくわかっちゃったんです…」
ギュービット「でもなんで今こんなのが聞こえてきたんだ?」
桃花「分かりません。
もう外は暗いですからあまり見えませんけど
近くに居ることは無いでしょう」
ギュービット「じゃあますますなんなんだよ?
黒魔法か?」
桃花「そのような黒魔法は存在しません…。」
ギュービット「だったら…うーん…」
二人ともすごく考え込んじゃってる…
あたしはまだ落ち込んでます
なんでここまでこうなったのでしょうか…?
チョコ「…そういえば、さっきのしゃべり方…」
桃花「…どうしたんですか?お姉ちゃん」
チョコ「ねぇ、桃花ちゃん
さっきの声、語尾に(だねぇ。)って
付いてた?」
桃花「うーん…。
付いていなかったような気がします」
ギュービット「なら大形じゃないのか?」
わっ!?
急に入ってこないでくださいっ!
桃花「しかし、大形である可能性は
否定できないと思います…」
ギュービット「語尾がない大形…?」
チョコ「(まさか…!)」
桃花「(もしかすると…!)」
ギュービット「(なんそ、なかば…!)」
チョコ「…やっぱり
(語尾がない、大形くん)と言えば…」
3人「大形(裏)!!」