二次創作小説(紙ほか)
- Re: 京チョコ(黒魔女さんが通る!!) ( No.5 )
- 日時: 2017/02/10 20:15
- 名前: 奈未 (ID: Od3Uhdie)
大形くん「ぼくがここに来た意味はねぇ……。」
大形くんは、少し黙るとこう言った。
大形くん「黒鳥さんを呼ぶため、かねぇ。」
あ、あたしを呼ぶためですって?
は? 意味が分からん……。
そもそも、なんのためにあたしを呼んだのでしょうか。
それに、わざわざ魔界にまで来てすることなの?
大形くん「困るのも無理ないねぇ。」
いや、別に困っているわけでは無く、ただあたしの質問に答えてほしいだけなんですけど。
しかし大形くん、聞く耳持たず。
大形くん「人間界でこんなことしたら、
すぐ桃とギュービットに見つかるからねぇ。
見つかるのは厄介だから、ここに呼んだんだよねぇ。」
少しはあたしの話を聞けー!
さっきから自分の世界に入っちゃってるから、なにを言っているのかワケワカメdeath(です)……。
チョコ「というか、もしあたしがここに来なかったら、どうするつもりだったのよ。」
だって、そういう可能性もあるでしょ。
もし、ここにあたしじゃなくてギュービッドさまか、桃花ちゃんが来てたら
どうしようもないじゃない。
大形くん「そんな可能性は無いねぇ。」
どうしてそんなことが言いきれるの?
大形くん「だって、ギュービッドを単独行動にするよう仕向けたのも僕だもんねぇ。」
大形くん「黒鳥さんがこっちに来るよう、ギュービッドと桃花をコントロールしたからねぇ。」
ええっ! じゃあ、ギュービッドが急に、
『三人で行くより手分けした方が早い。全員別行動だ!』って言い出したのも、大形くんの仕業……。
そ、そんなぁ。
あっち
大形くん「だから手紙を残して、人間界じゃ出来ないから
魔界でやろうと思ったんだねぇ。」
あ、その人間界でやれないことって、どういうのなの?
大形くん「テスト、だねぇ。」
テ、テスト?
いやいや、それくらいなら魔界に来なくてもやれるでしょ。
そもそもテストなんて、やりたくもありません……。
大形くん「普通のテストだけじゃないねぇ。
魔力のテストもやるんだよねぇ。」
チョコ「ま、魔力!?」
普通のテストだけでも嫌ですが、魔力のテストっていったい……。
…少し気になるけど、ろくなことではないとあたしでも、分かるのでここはキッパリ……。
チョコ「嫌です。」
魔力なんて無理だもん。
しかし、大形くんの答えはもちろん……。
大形くん「それは無理、だねぇ。」
ですよねー。
てか、そもそもなぜ、あたしだけやらないといけないのでしょうか。
とは言えこのままだと、強制なんだよね……。
…もうこうなったら逃げますっ!
50m12秒8の鈍足でも、大形くんがここに居るってことを、
ギュービットさまと桃花ちゃんに言わないと!
大形くん「…意味ないんだねぇ……。だって……。」
裁判の時のような怖い声をしてる……。
なにか言いかけたような気がするけど、それより二人を探さないと!
そのとき───────
ガッシャーン
チョコ「…え?これ、どうなってるのよ……?」
続く。
★追記
この話って、一番短かったんですよね。
正直、敬語が多かったと思いますです。はい。