二次創作小説(紙ほか)
- 仙人山の竜 前編 ( No.34 )
- 日時: 2017/01/12 21:38
- 名前: りっくん (ID: PZ9Od3EC)
(崩星竜ブラックドラゴンに因りオレカ界は滅亡の危機に瀕していた、その最中、偶然ゲームセンターでオレカバトルをやろうとした影宮怪斗はオレカ界を救う真の勇者としてオレカ界に入り込み旅をしていた)
怪斗は火の村で4つの試練を受け、それを乗り越える為仙人山へきていた
怪斗「ここが仙人山か・・・・」
怪斗が地図を見直して行った、目の前には霧が立ち込めた山が立ちはだかっている、これが仙人山と言う山だった、霧深い森の中へ踏み込むような不安が二人を襲ってくる、山にかかっている霧が谷に満ち、大きく渦を巻くようにして動いている
怪斗「けっこう寒みぃらしいから気を付けろよ?ヤコ」
ヤコ「分かったコン!」
怪斗とヤコは山の中へ入り込んだ、辺りは霧一面で何も見えない、今にも二人ははぐれてしまいそうだ
怪斗「ヤコ、しっかり俺の手を握ってろ、はぐれんな」
ヤコ「うん・・・・でも、とても寒いコン」
ヤコはぞくぞくする程寒いのかぶるぶると震えていた、彼女の口のから白く熱い息が出てきて、かわりに冷たい空気が胸の奥はこんなに深い道がついているとしらせて、ちりりとする、仙人山は季節関係無く寒ので遭難者が後を絶たない危険な山だった
ヤコ「ねぇ・・・今どこら辺だコン?」
ヤコが声をかけた
怪斗「まだ中腹のとこじゃねえと思うぜ」
怪斗が返事をかけた時だ、突然
シャアアアアアア!!!!
ヘビの鳴き声が聞こえて来た
怪斗「!」
ヤコ「!?」
ブリザードスネークだった、二人はいつの間にか中腹に来てしまっていたのだ!
怪斗「奴か、ブリザードスネークか、俺たちはいつの間にか中腹に来てやがったのか」
ヤコ「ひいいいいい!!!」
ブリザードスネークは二人を凍りついた鋭い目つきで睨みつけて来る、まるでゴルゴンに目を合わされて石にされた様にヤコは足がすくんで動けない、だが怪斗は怯まなかった、怪斗も鋭い目つきを使い睨み返しのような眼つきでブリザードスネークを睨みつけた、それは、まるで氷の中で燃える火の塊のように見える
怪斗「ヤコ・・・下がってろ」
ヤコ「わ・・・・分かったコン!」
怪斗とブリザードスネークの対決が、仙人山で始まった!
怪斗は暗黒殺傷剣を手に取りブリザードスネークの懐に飛び込んで行った、すかさずブリザードスネークは避けて反撃をする、餓えた虎が獲物を求めるように戦う様だ、ヤコは霧のせいで二人が戦う姿が見れなかった、だが、かろうじて影で見えている様だ、ブリザードスネークは怪斗に冷たい息を吐いた、だが怪斗は避けてブリザードスネークに暗黒殺傷剣の一撃を喰らわせた!ブリザードスネークは呻いた
怪斗「ん?」
怪斗はある事に気付いた、ブリザードスネークが呻くその姿は何となく人間に似ている様に見える、だとしたら、ブリザードスネークは人間なのだろうか?人間だとしたら一体誰なのだろうか?
怪斗「・・・・」
怪斗は人間である事が分かったのかブリザードスネークに攻撃をしなかった、だがブリザードスネークは問答無用で怪斗に襲いかかって来る、そこで怪斗は
怪斗「ヤコ!」
ヤコを呼んだ
ヤコ「へっ!?何だコン!?」
怪斗「ブリザードスネークにキツネ憑きをやれ!こいつはドラゴン何かじゃねえ、人間だ」
ヤコは戸惑いながら
ヤコ「わ・・・・分かったコン!き・・・キツネ憑き〜!」
ブリザードスネークにキツネ憑きを使った、キツネ憑きをもろに食らったブリザードスネークは混乱した
怪斗「今だ・・・・・呪杖・・・・・暗黒殺傷剣ッ!」
怪斗は暗黒殺傷剣をブリザードスネークの体にぶっ刺した
ブリザードスネーク「グェエエエエエエエエエ・・・・!!!!!!」
うめき声を上げ、ブリザードスネークは倒れた、途端にその姿が人の姿に戻って行く、怪斗はその姿を見ていた
ヤコ「ど・・・・どういう事だコン?人の姿になってるコン!」
ヤコが驚きを隠せず言った
怪斗「こいつは何かしらの呪いをかけられてたんだろうな、どっかの王女っぽい様だ」
ヤコ「どうして分かるコン?」
怪斗「服装で分かるぜ、王冠とか頭に付けてるからな、ヤコ、こいつを頼む」
ヤコ「分かったコン!」
ヤコは王女を抱えた
怪斗「さて・・・今度は頂上にいる奴か・・・」
(怪斗は上を見て言った、次の敵は仙竜ゲンブだ、一体どんな竜なのか?怪斗は勝つ事が出来るのか?)