二次創作小説(紙ほか)

新たな仲間の狐少女 ヤコ ( No.4 )
日時: 2016/12/29 20:30
名前: りっくん (ID: PZ9Od3EC)

(崩星竜ブラックドラゴンに因りオレカ界は滅亡の危機に瀕していた、その最中、偶然ゲームセンターでオレカバトルをやろうとした影宮怪斗はオレカ界を救う真の勇者としてオレカ界に入り込み旅をしていた)

前回にてヤマタノオロチを倒した怪斗の行動は乾燥した草原に火を放ったように一気に拡大して行き、オレカ界中の有名な話題となった

ある森の道で、二人のオレカバトラーが話しあっていた

オレカバトラーA「なぁ、知ってるか?ヤマタノオロチをたった一人で倒したって言う最強の男」

オレカバトラーB「知ってるぜ、モンスター無しでそれでいてたった一人で倒したんだろ?どんだけ強いって話だよな」

怪斗「あ?ヤマタノオロチをたった一人で倒した伝説の男?」

自分の行動がオレカ界中に知られたのを怪斗は知った

怪斗「....何か俺があの二人の前に出て出たらめんどくせぇ出来事になりそうな気が
しやがった」

彼は森の中にたたずんでいた小屋にこっそり寝泊まっていた、そしてチャンスを見計らい、二度と戻ってこないような勢いで外へ飛び出た


怪斗「出来るだけ遠い所に行くとするか、俺の情報が無い場所へ」

彼は森の中を歩きだした

怪斗「あいつらに見つかると面倒だ、足音を立てねえように歩かねぇと」

彼は獲物を見つけた猫の如く足音を殺して歩き始めた、森の中はとても大きい木が生い茂っており、いかにも迷いやすい感じだ、魔物が出てきそうな気をかもし出している、彼が森の中へ入り込もうとした時だった

怪斗「!」


少女が倒れている、怪我をしている様だ、彼は少女の元へ駆け寄って行く

怪斗「・・・・?」

少女の姿は特異だった、狐の様な耳が着いたフードを被っており、尻からは狐の尻尾が生えていた

怪斗「何だこいつは?狐みてぇな奴だな」

少女「う・・・・・う・・・・」

怪斗「おい大丈夫かおめぇ?」

少女は何かに襲われたらしく、酷く傷だらけだった

少女「い・・・・た・・・い・・・コ・・・ン・・・たすけ・・てコ・・ン・・・」

怪斗「わーった助けてやるよ、その前に、お前の名前は何だ?俺は怪斗、影宮怪斗だ」

彼の名前を聞いた少女は言った

少女「かい・・・と・・・さ・・んて言うん・・・?うちは・・・ヤコ・・・・・だコン・・・」

少女の名前はヤコと言うらしい

怪斗「ヤコか?変わった名前だな、大丈夫か?」

ヤコ「うん・・・・」

怪斗はヤコを優しく背負い、さっきの小屋へ戻って行った

怪斗「ヤコ?傷薬塗るぜ?」

ヤコ「分かったコン・・・・」

怪斗はヤマタノオロチの報酬で貰った1000万ゴールドを使い薬草を買って来た

怪斗「塗るぞ?」

ヤコ「うん・・・・」

怪斗はヤコの傷に薬草をすり潰して液体にした物を付けた

怪斗「いてぇか?」

怪斗が心配したが

ヤコ「大丈夫だコン、痛くないコン」

ヤコは平気だった

怪斗「何に襲われたんだおめぇは?」

怪斗はヤコに問い詰めた

ヤコ「花を摘んで帰ってる所を魔物に襲われたんだコン・・・・」

怪斗「なるほどな」

そして1週間が過ぎ・・・・ヤコは回復し元気になった

怪斗「調子はどうだ?ヤコ」

ヤコ「うん!もう大丈夫だコン!ありがとうだコン!怪斗さん!」

怪斗「怪斗でいい、治ったらもう帰えんな、またここにいると怪我する目に遭うぜ?」

怪斗は玄関を開けて出て行こうとした

ヤコ「どこへ行くコン?」

怪斗「お前さんの住処にしな、その小屋は、誰が立てたのも俺は知らねぇが」

怪斗が自分が寝泊まっていた小屋をヤコに上げるつもりなのか、怪斗は旅へ再び行こうとしたその時!

ヤコ「待ってコン!」

ヤコが怪斗を呼びとめた

怪斗「あ?」

ヤコ「うち・・・貴方に助けられて、本当に感謝してるコン!だから、うちは貴方に助けられた恩返しをしたいコン!だから・・・お願い・・・・うちを旅の仲間にして・・・」

ヤコは怪斗に助けられ恩返しをしたいのか仲間になりたいようだ、彼女の願望に怪斗は

怪斗「・・・・・・・・良いぜ?」

彼の許可が出た途端、ヤコは喜んだ

ヤコ「わーい!ありがとうだコン!怪斗さん大好きだコン!これから宜しくお願いしますコン!」

怪斗「へぇ、大好き・・・か、随分とお前礼儀正しい奴だな」

こうして怪斗は新たな仲間 ヤコを手に入れた、彼の知らないモンスターたちはいっぱいいる、そして、怪斗は 崩星竜ブラックドラゴンを倒す事が出来るのか?