二次創作小説(紙ほか)

仙人山の竜 後編 ( No.41 )
日時: 2017/01/11 21:37
名前: りっくん (ID: PZ9Od3EC)

(崩星竜ブラックドラゴンに因りオレカ界は滅亡の危機に瀕していた、その最中、偶然ゲームセンターでオレカバトルをやろうとした影宮怪斗はオレカ界を救う真の勇者としてオレカ界に入り込み旅をしていた)

仙人山の中腹でブリザードスネークを倒し、そこから現れた女王を助けた怪斗は仙人山の頂上へ来ていた



ヤコ「うぅうううう・・・・!さっきより寒さが倍増してるコン・・・」


仙人山の頂上は中腹より寒かった、正面から風を受けると顔全体が強ばるほどの寒さで毛穴の一つ一つが縮み上がっていくようだ


怪斗「おい、大丈夫かヤコ?」


ヤコ「へ・・・平気だコン・・・」


怪斗「・・・平気じゃねえだろ」


すると


グウオオオオオオッ!!


何かの咆哮が聞こえた


怪斗「来たぜ・・・ヤツだ」


そう、仙竜ゲンブだった


怪斗「・・・・戦うぞ、ヤコ」


怪斗が暗黒殺傷剣を構えて言った


ヤコ「うん!サポートは任せてコン!」


ヤコが両手で握りこぶしを握って言った


怪斗&ヤコvs仙竜ゲンブの戦いが始まった!


怪斗「行くぜ」


怪斗が自分の声と共に怪斗が飛びかかった、だが仙竜ゲンブには少しのダメージしか当たっていない


ヤコ「何て手強い奴だコン・・・!」


体が山の様にでかい仙竜ゲンブは極めて体力が高かった


仙竜ゲンブ「ガアアアア!!!」


仙竜ゲンブは吠えて怪斗とヤコに攻撃したが危ないと言わん如く避けた、突進するラガーのように凄まじい力だ、素人だったら吹き飛ばされる程ではすまない


怪斗「耐久性に優れた体性か・・・・」


怪斗は言った、怪斗の言う通り仙竜ゲンブは耐久性が極めて高い、重量級のブルドーザーと戦っているみたいだが、頑張れば勝ち目は何とかありそうだ、怪斗とヤコの戦う姿はまるで二人の冒険者が手強い魔物と戦っている様だ、仙竜ゲンブは他のドラゴンよりも力が強く屈しない程体力が大きい、ヤコと怪斗がゲンブの体力を削る感じだった、だがまるでどれほど焼いても刈っても根絶することのできないガンのようにしぶとい植物だった、やがて10回の間戦った時だ、突然二人の目が緑に輝き、力がみなぎって来た、そう、EX技を使う事が出来る時が来たのだ


ヤコ「やったコン!EX技を使う時が来たコン!怪斗さん!EX技でやっちゃってコン!」


だが、どういう訳か怪斗はEX技を使うのを躊躇うかの様に沈黙している


ヤコ「怪斗さん?どうしたコン?・・・・こうなったらうちが使うコン!」


ヤコはEX技を発動した


ヤコ「キツネの嫁入り〜!」


ヤコは自身のEX技、キツネの嫁入りを喰らわせた、キツネの嫁入りは下位上位どちらも自身以外の敵味方全員にランダムで状態異常を引き起こす効果を持ち、仙竜ゲンブは眠り状態に入った


仙竜ゲンブ「・・・・・(眠っている)」


これはチャンスだと思った怪斗は暗黒殺傷剣で仙竜ゲンブを叩き斬った


仙竜ゲンブ「グエエエエエエエェェェェ・・・・・!!!」


仙竜ゲンブはうめき声を上げて倒れた


怪斗「・・・・やったか」


怪斗は言ったが、ヤコは


ヤコ「怪斗さんどうしたコン?何でEX技を使わないコン?」


といぶかしげに言った、だが怪斗は沈黙している


ヤコ「もしかして・・・・どっか具合でも悪いコン?大丈夫コン?」


と心配したが、怪斗は


怪斗「いや・・・・何でもねぇ、心配すんな」


怪斗は気にするなと言わんばかりに言った


怪斗「行くぞ、ヤコ」


怪斗はヤコに水の村へ行くと言った、だがヤコは思っていた


ヤコ(怪斗さん・・・・大丈夫かな・・・?体調悪いのかな・・・・?ずっと戦ってばかりだから体が疲かれてるコン?)


(ヤコの心に心配と不安が重くのしかかってくる、その不安は池に張った薄氷のように彼女の心を覆う、怪斗が心配で心配でたまらない、自分を助けてくれた恩人が体調不良になると思うとますます心配性が出てくる、ヤコは心配そうげな顔で怪斗に付いて行った)