二次創作小説(紙ほか)

囚われた者達と野郎ども part5 ( No.85 )
日時: 2017/03/16 16:34
名前: りっくん (ID: PZ9Od3EC)

(崩星竜ブラックドラゴンに因りオレカ界は滅亡の危機に瀕していた、その最中、偶然ゲームセンターでオレカバトルをやろうとした影宮怪斗はオレカ界を救う真の勇者としてオレカ界に入り込み旅をしていた)


ノワール伯爵の最後の手下を倒した怪斗達3人

怪斗3人は地下室の入り口階段を下りトンネルのような道を渡っていく、道は電気が一つもなくまるで下水道の様だった、途端にますます静かになかった


怪斗「ここが地下室か」


ディアノーグエース「そうだ、ここに我らの先祖闘神レオソードが閉じ込められている」


ヤコ「これで最後の決戦になるコンね・・・絶対に勝つコン!!」


怪斗「俺達はこの扉の向こうに行くか」


怪斗は扉を開けた、扉は音もなく開き、そして3人の前にはまったく別の種類の闇が広がった


怪斗「行くぜ、これが最後にして最大の戦いになる」


ヤコ「うん!」


ディアノーグエース「あぁ!」


怪斗の声にディアノーグエースとヤコは同時に大きく頷いた、二人が頷いたのを見た怪斗は扉の先へと、続いてヤコとディアノーグエースが入って行った、…扉の先に光はなく、真っ暗で、一筋の灯りさえ漏れていない。 密度のある暗がりが重なり合うようにさらに奥へ続いていく、限りない暗闇だった、怪斗3人は懐中電灯無しで前に進んでいる、怪斗が先頭 ヤコが2番目、ディアノーグエースが3番目と言った所か、3人は足音を立てて幽霊屋敷レベルの暗さの中を進み続けていた、すると


怪斗「あ?」



怪斗が何かに気付く、良く見るとそれは今にも動き出しそうなほど生き生きと見える石像のように見える、何だろうか


ヤコ「何だコン?」



ディアノーグエース「!こいつは・・・闘神レオソードじゃないか!」



ディアノーグエースが叫ぶ、良く見ると、石像ではなく、神獣だった、闘神レオソードと言われた神獣をしぶしぶと3人は見つめた、閉じられた目蓋に厳つい顔、そしてライオンの様に生えているたて髪、そして剣を持っていた


ディアノーグエース「我らの先祖の神獣が…ここにいたのか」



ヤコ「凄いコン…」



怪斗「先祖なのか?」


ディアノーグエース「とりあえず彼を助けよう!」


ディアノーグエースがレオソードに触れた時だ、突然


ゴゴゴゴゴゴ・・・・・



怪斗「んあ?」



ヤコ「な・・・何だコン?」


突然建物が揺れ傾くような地響きがした、と同時に、レオソードがゆっくりと立ちあがる



ディアノーグエース「レオソード!」



ディアノーグエースが叫んだ、だがレオソードのどうも様子がおかしい



レオソード「グルルルルル・・・・オマエタチハ…ダレダ・・・・」



ディアノーグエース「レオソード様!忘れたのですか!子孫のディアノーグエースです!」


レオソード「ワレハ邪神…ジャアクヲソムクモノ・・・・オマエタチヲ・・・・ケシサル!!!!」



そう言うとレオソードは襲いかかって来た!



怪斗「!避けろ!」



怪斗の声に2人は避ける



ヤコ「何だコン!?様子がおかしいコン!!」



ディアノーグエース「レオソードは邪神になっているのか・・・!?本来は勇猛果敢な誇り高い闘神なのに・・・何だ?彼の体に何か邪悪なエネルギーを感じる…まさか…!」


怪斗「おい、ヤツぁ俺達を飲み込む気だぜ」



ヤコ「え?」



怪斗の声で我に帰ったディアノーグエースとヤコがレオソードを見る、何とレオソードが怪斗3人を掴んでいる!


ディアノーグエース「おい・・・おい・・・・おいおいおい!?」



ヤコ「嫌あああああああああああああああああ!!!食べないでコオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!」


ディアノーグエースとヤコが錯乱する中



怪斗「・・・・」



怪斗は錯乱せず冷静だった、そしてレオソードは怪斗3人を口の中へ入れて、飲み込んだ…!



怪斗「ここがヤツの体内か」



怪斗3人はレオソードの体の中へ入った、一体レオソードの体の中で何が待ち受けているのか!?