二次創作小説(紙ほか)
- 囚われた者達と野郎ども part8 ( No.91 )
- 日時: 2017/04/19 21:35
- 名前: りっくん (ID: PZ9Od3EC)
(崩星竜ブラックドラゴンに因りオレカ界は滅亡の危機に瀕していた、その最中、偶然ゲームセンターでオレカバトルをやろうとした影宮怪斗はオレカ界を救う真の勇者としてオレカ界に入り込み旅をしていた)
闘神レオソードを救い一緒に戦う事にした怪斗達、遂にノワール伯爵の居場所を突き止めるが…
???「貴様は影宮怪斗と言ったな…」
魔剣士軍団のリーダーが怪斗に話しかけた
怪斗「お前が魔剣士軍団とか言うヤツらのボスか」
???「いかにも、我こそが魔剣士軍団のリーダー…ルギウスだ」
怪斗「邪魔しねぇでもらえるか?俺達は今ノワールをぶっ倒すのが使命なんだよ」
怪斗はルギウスにツンと取り澄まし、他人の感情をまるで無視した口の利き方をする
ルギウス「ふん…ノワール伯爵の計画を打ち砕こうとするおこがましいヤツめ」
ルギウスが怪斗を脅すような尊大な口調を言い放つと
ルギウス「いけ!マデュラージャ!ヤツらをなぎ倒せ!!」
魔剣士ルギウスが部下の一人に指示を出すような振る舞い方をした
マデュラージャ「…承知です、ルギウス様」
そう言うとマデュラージャが怪斗4人に立ちはだかる
マデュラージャ「我輩の名は大魔王マデュラージャ…魔界の覇者にして不滅の王なり…」
ヤコ「魔界の王?」
ディアノーグエース「魔界の王が…なぜ魔剣士軍団のボスに…?!」
ディアノーグエースは意外な敵に思わず二度見する
マデュラージャ「フフフ、やはり驚いたか・・・・・、我はかつて完全なる邪悪な力を手に入れるため、キングスペーディオ達と激闘をくりひろげた…が、覚醒したキングスペーディオによって我は倒されてしまった、だが1000年の時を果たし…遂に念願の転生を果たせたのだ!!あの時やられた我はキングスペーディオ達を一層憎んでいた……!いっその事ヤツを殺してしまいたいと思っていた…!!もう時の運に任せようぞと思っていたが…まさか復活出来てしまうとは思いもしなかった…お前達を倒し、我の目の最大の敵であるキングスペーディオ達を滅ぼしてやる!!」
マデュラージャは凄まじい鬼の形相で叫んだ、顔が見る間に血の気を喪って白堊のように光りを失った額のまん中に青筋が二本モリモリと這い出した。憤怒とも驚愕とも形容の出来ない形相だった
マデュラージャ「我々の邪魔をする者共よ、さぁ掛かって来るが良い!我の力にひれ伏すまでな!!」
そう言うと大魔王マデュラージャは怪斗達に襲いかかって来た
怪斗「避けろ!」
レオソード「くっ!」
レオソードが避けようとするが
マデュラージャ「甘いわ!!」
マデュラージャがレオソードを殴る
ディアノーグエース「レオソード様!」
ヤコ「あやしい舞っ!」
ヤコがあやしい舞をマデュラージャに見せて混乱させようとする、だが
マデュラージャ「笑止!!」
マデュラージャがヤコを襲う
ヤコ「きゃあ!!」
まさに一瞬の出来事だった、ヤコはマデュラージャに襲われ途端勢い良く奥に吹き飛ばされる。マデュラージャに飛ばされた彼女はまるで石の様にぶっ飛ばされる、だがとっさにヤコは強風に吹き飛ばされそうになっている人がふわりと着地するみたいに地面に見事着地する、何とか無事そうだ
ディアノーグエース「プチマダンテ!」
ディアノーグエースがマデュラージャに爆発呪文を唱えようとするが
マデュラージャ「させぬ!」
マデュラージャがディアノーグエースを妨害した、速い、速すぎる。流石は魔界王だ
ディアノーグエース「くっ!」
ヤコ「な、何て強いんだコン!」
レオソード「流石は魔界の王だ…半端じゃない力を持っている!」
マデュラージャ「ふはははははは!!我に勝てると思うのか!?これで終わりにしようぞ!」
マデュラージャは大声を上げて笑い3人に襲いかかろうとした、すると
突然辺り一面が暗くなった
マデュラージャ「なっ何だ…!?」
ヤコ「うわっ!?急に暗くなったコン?!」
ディアノーグエース「これは一体……!?」
レオソード「んん…!?」
マデュラージャ達は突然暗くなった事に驚く、すると
ザシュッ!!
マデュラージャ「ぐあっ!?」
何かがマデュラージャを攻撃した!
マデュラージャ「な!?誰だ!クソ!!暗闇に紛れて我を攻撃するなど…!小癪な真似をしおって!出て来い!!!」
マデュラージャが暗闇で自分を攻撃する何かに反撃しようとする、だがしかし
ザシュ!!
マデュラージャ「ぐおっ!!」
ドガッ!!!
マデュラージャ「がっ!!」
ドン!!!
マデュラージャ「ぐぇあ!!」
バシインッ!!!
マデュラージャ「ぐはぁ!!!」
暗闇にいるその何かは連続でマデュラージャを攻撃しまくる
マデュラージャ「ぐぐおっ…!!」
マデュラージャは連続攻撃され身動きが出来ない
そして
???「小癪なのは、お前の方だ!」
暗闇の中にいる何者かの声と共に
ズシャアアアアア!!!!!
マデュラージャ「ぐあああああああああああああ・・・・・!」
マデュラージャが凄まじい一撃を喰らった
マデュラージャは牛のようにどさっとその場に倒れる、すると連鎖行動の様に暗闇が晴れる
怪斗「誰が勝てると思ってるのかだって?」
冷静で冷たい口調を言い放ち、晴れた暗闇の中から姿を現したのは…、怪斗だった!そう、マデュラージャを暗闇の中で連続攻撃をしていた何者かの正体は怪斗だったのだ!
ヤコ「か・・・怪斗さん!」
ディアノーグエース「怪斗!!!」
レオソード「凄い…」
マデュラージャ「き・・・貴様ァ!!!」
マデュラージャは怪斗を襲おうとするが
マデュラージャ「ぐっ!!!」
すぐに倒れ込んだ、どうやら怪斗の一撃が足に当たっていたらしい
怪斗「立場逆転だぜ…?呪杖…暗黒殺傷剣ッ!!!!」
怪斗は暗黒殺傷剣でマデュラージャにとどめを刺した!!
マデュラージャ「ぶぐああああああああああはあああああああああっ!!!」
断末魔を上げたマデュラージャは消滅した
怪斗「…」
怪斗はマデュラージャが消滅した場所を見下していた、そしてヤコ達に近付き
怪斗「おめぇら、大丈夫か?」
ヤコ達を気遣い4人を助けた、這い上がる意志のない仲間に何本命綱を垂らしてやろうが無駄なのだ。意思ある人間は命綱等無くても必ず這い上がってくる。だが怪斗は仲間を見捨てなかった、例え意志の無い仲間でも、命綱を垂らしても無駄でも、決して諦めずに命綱を垂らすが如く、怪斗は仲間を助けて行くのだ
ヤコ「あ・・・・ありがとうコン!怪斗さん!」
ディアノーグエース「恩に着るぞ!」
レオソード「このご恩は忘れないぞ」
怪斗「…ふん、ならいいぜ」
怪斗は頷くと魔剣士ルギウスをきっと睨みつけた
ルギウス「なるほど…少しはやるようだな、だがこれが続くかな?!」
ルギウスは怪斗の力に少々驚きながらもすぐに冷静さを取り戻し
ルギウス「次はこいつだ!やれ!ギュメイ!ゲルニック!ゴレオンよ!」
魔剣士ルギウスは今度は3人の手下を呼び寄せた!
怪斗「やってやるぜ」
ヤコ「迎え撃つコン!!」
ディアノーグエース「行くぞ!!!」
レオソード「…来い!」
怪斗 ヤコ ディアノーグエース レオソードは勇猛果敢に3人に立ち向かった!果たして3人を倒す事が出来るのか!?