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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 東方奇妙譚 ( No.105 )
- 日時: 2017/10/15 22:03
- 名前: 彩都 (ID: ZFLyzH3q)
『東方奇妙譚』 第十九章 武っ器武っ器にしてやんよ
翌日。自分こと、周理輪廻は目覚めた。そして起き上がって、布団を元に戻す。未だ左腕は痛いが、怪我自体は消滅したので、よしとする。
「…………」
自分は無言のままレミリィの開催する歓迎会を考える。ていうか前に蒼魔館に行ったのだ、また行く気か? と思い、少し悩んでいる。すると魔理亞が自分の寝床に顔を突っ込んできた。
「…………」
「…………」
自分と魔理亞は見つめあう。一体何がしたいのか? そう思い、自分は魔理亞に言う。
「何なの?」
「別に? 男の寝ている姿を見たかっただけだが? でも、見れないから無言の圧力をかけている」
「そうか、俺は今日、蒼魔館に行く、だから、うかうかしてられない」
「へぇ? それじゃあ私も参加するとしよう」
「魔理亞が? くれぐれも変な行動は起こすなよ?」
「はっ! それはお前もだろ? くれぐれも『スタンド』使いを蒼魔館に入れるな、分かったな?」
「ハハッ、それは怖いなぁ?」
「そりゃそうだろう? 血を見たりすると、料理が不味くなるからな?」
魔理亞はそう言って、自分を睨む。……まぁ、魔理亞の言っている事は事実だ。自分はそう思いながら溜息を吐く。昼になる迄後少し、のんびりしておこう。
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