二次創作小説(紙ほか)

Re: 東方奇妙譚 ( No.108 )
日時: 2017/10/15 22:06
名前: 彩都 (ID: ZFLyzH3q)  

 まぁ、どうでもいいか、自分はそう考えて、欠伸をする。すると魔理亞が言う。
「おいおい……眠いのかぁ?」
「あ、あぁ、まぁね? 昨日は『スタンド』との戦いで疲弊したから……」
「『スタンド』……? それって……あの『スタンド』ですか?」
 そう言って、自分の背後から青と白が基調とした服装の緑髪の少女が現れる。そして少女はそのまま言葉を続けて言う。
「貴方が……『スタンド』使い、と呼ばれる存在ですか?」
「えっ? あぁ、そうだが……君の名前は?」
「私は東風井 早苗(こちい さなえ)と申します、守矢神社という神社の巫女をしています。それにしてもよかったぁ……『『スタンド』使いと呼ばれる存在を探している』って言われたので、此処に来たら情報が手に入る、と思って来たのですが……どんぴしゃですね! ささっ、阿仁さん、彼が『スタンド』使いだそうで」
 東風井早苗がそう言うと、がたいのお兄さんが自分を睨んでいる。そしていきなりがたいのいいお兄さんが『スタンド』を呼び出し、自分に向かって言う。
「やぁ、初めまして周理輪廻君? 私の名前は阿仁 真人(あに まひと)、『あの人』に派遣された『スタンド』使いだ、君を殺害させてもらう」
「……えっ?」
 自分がそう言うと、がたいのいいお兄さん──基、阿仁真人が拳銃を召喚し、自分に向かって発砲する──