二次創作小説(紙ほか)

Re: 東方奇妙譚 ( No.109 )
日時: 2017/10/15 22:07
名前: 彩都 (ID: ZFLyzH3q)  

「えっ……? 私が案内した人もまさかの『スタンド』使いですかぁ!?」
「お前は知らなかったのかよ!?」
 驚く早苗に対して、魔理亞がツッコミを入れる。ま、まさか『スタンド』使いだったとは……自分はそう思いながら掠った頬を擦る。
「お前……いきなりの攻撃とは……!」
「不意打ち上等! それが私、阿仁真人の行動なり!」
 そう言って、カッコつける阿仁真人、まさか武器を召喚する『スタンド』とは思っていなかった……自分はそう思いながら、『スタンド』を呼び出し、阿仁真人に攻撃を仕掛ける。
「てめぇ……『あの人』と言ったな? じゃあ俺が勝ったら、『あの人』の事を話してもらおう!」
「あぁ、いいよ? でも、君が私に勝てば、の話だがねぇ!」
 阿仁真人はそう言って、『スタンド』を二丁拳銃にし、銃を乱射する。うぉっ!? 自分が避けて行く中でグラスや料理に被害が及ぶ。すると阿仁真人の背後にプランドールが静かに睨んでいた。
「お兄さん……? 料理を傷付けて……弁償出来る?」
「あぁっ? 何だてめぇはぁ……? 俺の邪魔すんな!」
 阿仁真人はプランドールに向かって何度も何度も発砲を行う。だが、プランドールは見えない速度で弾丸を避けて行く。
「ひっ……全然当たっていないだと……!?」
「そりゃそうだよ? だって私、吸血鬼だし? 普通とは違う存在だし? だから……料理の分を弁償して」
 プランドールは阿仁真人の顔面を思いっきり殴り、軽く10m程吹き飛ばし、壁にぶつかって、気絶する。……プランドール、強いな……自分はそう思いながら、安堵する。