二次創作小説(紙ほか)

Re: 東方奇妙譚 ( No.115 )
日時: 2017/10/22 21:59
名前: 彩都 (ID: 5VUvCs/q)  

「も、申し訳無いわ、まさか貴方の敵をストーカーさせていたなんて……」
 謝りながら頭を下げるさとり、自分はさとりの頭を上げて言う。
「お、おいおい? お前も不注意だったんだから、頭を上げろって。その方が可愛いから」
「なっ!? か、可愛いですって!? は、初めて家族以外に言われました……」
「そ、そうなのか……そういや、その妹は?」
 自分がそう言うと、さとりは妹の自己紹介をする。
「あぁ、妹は古明視 こいし(こめいし──)と申します、一緒に蒼魔館に向かったのですが……多分料理でも食べている、と思います」
「そ、そうか……」
 自分はそう言って、静かに頷く。後は小見古海に話を聞くだけだ。そう『思い』ながら小見古海の目覚めを待つ。すると、不思議に思った事を聞く。
「そういや、おチビって言われた時、腕が上がったよな? あれはどうしてだ?」
「あぁ? あれ? 私、『チビ』って言われるの、嫌いなの。妹の件もあるし。だから切れたら、腕が動いたって訳」
「な、成程……」
 レミリィの話を聞いて、自分は少し納得する。そんな事があったのか……と、『思って』いると、静かに小見古海が起きる。するとレミリィが小見古海を見て、睨む。
「もう一度『スタンド』を出して、動きを制限すると、もう一発殴る、殴られたくなかったら輪廻の話を全て返答しろ」
「は、はい……」
 レミリィの発言に涙目になりながら返答する小見古海、さぁ、『四天王』とは何か? 自分は静かに考える──