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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 東方奇妙譚 ( No.116 )
- 日時: 2017/10/22 22:01
- 名前: 彩都 (ID: 5VUvCs/q)
「は、話は何だ?」
「そんなの簡単だ、『四天王』とは? 『あの人』とは何者だ?」
自分の言葉を聞いて、静かに小見古海は言う。
「『四天王』か……それは私含む四人の『スタンド』使いの事だ、そして『あの人』は何者か分からん、私は出会った事が無いからな」
「……えっ?」
最後の言葉に自分は不思議がる? じゃあ何で『四天王』を決める事が……? するとさとりが言う。
「貴方、嘘を吐いていると、全て私が代理に言いますよ? 私は貴方の心を読む事が出来る……」
「はっ、読んでも無駄さ、私は嘘を言っていない」
「本当ですか……?」
さとりは静かに小見古海を見つめる、するとさとりは静かに首を横に降る。
「輪廻さん、彼女は嘘を吐いていません、本当に『あの人』は知らないし、『四天王』も同様に……後、知った方法は封筒に送られてきた、からだとか」
「へ、へぇ……」
生憎その情報は要らないな、と『思い』、自分は小見古海に言う。
「それじゃあ、死ぬか、元の世界に戻るか、どっちがいい?」
「私は『四天王』だぞ? ヘマしたら、死ぬに決まっている」
「そうか……」
「それなら私の食事になるわね、咲夜、小見古海とやらを調理場に運んで頂戴? 私とプランドールが食べる」
小見古海の言葉に喜んでレミリィが言う。まぁ、小見古海の選択だ、自分は関与しない。
そして、小見古海を倒した自分は椅子に座って、溜息を吐く。
だからもう『スタンド』使いは現れるなって思っているのに……自分はそう『思い』ながら手元のグラスに手を運び、ジュースを飲む──
第二十章 ストッピング・ポーズ 完
第二十一章に続く──
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