二次創作小説(紙ほか)

Re: 東方奇妙譚 ( No.118 )
日時: 2017/10/29 22:44
名前: 彩都 (ID: tVX4r/4g)  

「あぁっ、失礼しました。此方の人達は『命蘭寺』のメンバーです……」
 冷や汗を掻きながら言う白蘭に対し、自分は驚愕する。
「えっ!?」
「アハハ……因みに姐さんは『命蘭寺』のリーダー的存在だよぉ」
 続けて雲居七輪が言う。ま、まさか……そうだったのか、と自分は判断する。すると目の前に小さな少女──いや、幼女か? それは分からない──が現れて、大声で叫ぶ。
「こーんにーちーわー!!」
「うわぁっ!?」
 いきなりの大声に自分は驚愕する。そして雲居七輪が少女の頭を掴んで、小声で言う。
「あのなぁ! 大声はダメだって!」
「はーい!」
 大声で返答する少女に対し、片手で頭を抱えて雲居七輪は発言する。
「あぁ、もう聞いていない……えーと彼女は幽谷 響華(かそだに きょうか)、山彦の妖怪だ……」
「輪廻さん宜しく御願いします!!」
「あ、あぁ、宜しく……」
 自分がそう言って幽谷響華と握手する。すると幽谷響華の背後に色白で白いセーラー服の少女が現れ、自分に握手を求める。
「私は村居 水蜜(むらい みなみつ)、水蜜でいい」
「あ、あぁ、宜しくっ!?」
 自分は村居水蜜と握手して驚愕する。それもその筈、『右手が冷たく感じる』からだ──すると村居水蜜が言う。
「あぁ、すまない。私、船幽霊でな……一応死体なんだ、だから冷たい」
「そ、それは早く言って……?」
 自分はそう呟いて、右手を擦る──お、驚いたなぁ。自分はそう思いながら他のメンバーの自己紹介を聞く──