二次創作小説(紙ほか)

Re: 東方奇妙譚 ( No.122 )
日時: 2017/10/29 22:52
名前: 彩都 (ID: tVX4r/4g)  

「無駄である」
 大岡友井はそう言って、『スタンド』で自身の『スタンド』を殴り返す。すると自身の肉体に、結構な衝撃が走る──勝てるのか? そう思っていると、大岡友井の背後で白蘭が息を吸って、大岡友井を殴る。
「ぐぅっ!?」
 いきなりの攻撃で大岡友井は驚いている。そしてもう一度額に『スタンド』の手をつけて、色々な記憶を吸わせる。
「ふんっ! 記憶を吸わせれば私は無敵なんだよ!」
 そう言って大岡友井は白蘭を『スタンド』攻撃する。だが、白蘭は『スタンド』使いでは無いらしく、攻撃は通らない。
「くっ……この女(アマ)ぁ!」
 大岡友井は叫びながら、もっと『スタンド』に記憶を吸わせる。すると、大岡友井の『スタンド』は細い肉体から、筋肉質へと変貌する。
「な、何だありゃぁ……!?」
 自分がそう言うと、大岡友井が叫ぶ。
「フハハハハハハ! これで誰にも私には勝てない! さぁ、これで終わりだぁ!?」
 そう言う大岡友井に対し、静かに殴る白蘭、そして静かに言葉を言う。
「人を傷付けてはいけません、仮に彼は主役なのです、だから、傷付けさせる事はダメです……!」
「か、かっけぇ……!」
「やっぱり姐さんだなぁ……」
「びゃ、白蘭、流石に能力使っての拳は酷いと思います……」
「諦めろって……あの状態の聖は何も聞いて居ないし……」
 白蘭のセリフに、ゆえ、七輪、星、水蜜が言う。まさか最後は白蘭が……って、あまり『スタンド』出していなかったな、まぁ、出していない方が楽だが。自分はそう思いながら安堵する──