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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 東方奇妙譚 ( No.124 )
- 日時: 2017/10/29 22:58
- 名前: 彩都 (ID: tVX4r/4g)
「それは有難う御座います……!」
白蘭はそう言って、七輪達の許へと向かう。そして自分は寝転がっている大岡友井に話しかける。
「おい、起きろ」
「……ん? 何だ? 此処は何処だ? あっ、周理輪廻! 貴様を殺害する! 我が『スタンド』で!」
「おいおい……俺の話を聞いてからにしてくれよ……」
自分がそう呟いて、『スタンド』を発現させる、大岡友井も同じく『スタンド』を発現させ、額に指を触れさせる、すると急に大岡友井は虚空を見つめながら動かなくなる。
「あ、あぁ……此処は何処だ? 私は何者だ? 君は誰だ? この背後の存在は何なんだ……?」
「お、おい……?」
自分が不思議そうに言うと、大岡友井は悲鳴を上げて、その場から、崩れるように壊れた。そして最後に砂の様になり、空中に散った。
「あばばばばばばばばばば!? あ……ぁ……」
「えっ……!?」
いきなりの光景に自分は驚愕してしまう。な、何なんだ……!? これは……? まさか『あの人』の『スタンド』能力か!? と考えるが、こんな『意味不明な能力』があってたまるか! と思い、この考えは無かった事にする。い、一体何なんだ……? 自分はそう思いながら、後ろへと後退する──そしてすぐさま咲夜が現れて、砂埃になった大岡友井を回収する──
第二十一章 デリート・メモリーズ 完
第二十二章に続く──
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