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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 東方奇妙譚 ( No.147 )
- 日時: 2017/12/31 21:40
- 名前: 彩都 (ID: 1Fvr9aUF)
東方奇妙譚 第二十六章(最終章&エピローグ) 『生きる』事は素晴らしい
そして蒼魔館の歓迎会は夜になってもまだ続き、楽しい歓迎会はまだ続いた。すると壊れた壁から綺麗な夜空が見えたので、蒼魔館の主、レミリィ・スカーレットは大層喜んだので、にとりに罪は現れないと思う……
「……今日も月が綺麗だ。何で月はこんなにも美しいのか? まぁ、こんな事を考えても意味は無いか」
自分がそう呟くと隣に酒を飲んで酔っている霊夢が現れた。ほろ酔い気分の彼女を見て、少しドキッとしてしまう。何と言えば良いのか? 妖艶でエロい、と言えば意味は伝わるかもしれない。
「ねぇ、アンタはどうするつもりよ?」
そう言って、徳利からお猪口にお酒を注ぎ、お猪口を一気飲みする。自分は両手で掴んでいるオレンジジュースを強く握り返して発言する。
「……これからどうしようか? もう俺は『幻想卿』から脱出する事は不可能だ。それじゃあどうする? そんなもん『永住する』に決まってるだろ? 俺には『スタンド』がある、これから襲ってくる存在を簡単にいなす事も出来る。……まぁ、どうやって生きるかは不明だ。農業でもしようかなぁ? って思ってる。それをするにしても雨風凌げる場所が必要だ。最悪蒼魔館に暮らすのも良いかもしれないが、レミリィからはウザがられそうだが」
自分はそう言って、霊夢を見つめて言う。
「まぁ、出来るなら、霊夢の神社で寝泊りして、家を建てる。そして暮らす。その方が近いし」
「……フンッ。私の家はお高くなるわよ?」
「おっと、それは怖いなぁ」
自分は霊夢の発言を受けて、静かににやけた。あぁ、やっぱり霊夢と会話すると少し怖いや。自分はそう思いながらオレンジジュースを飲み干す──
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