二次創作小説(紙ほか)

Re: 東方奇妙譚 ( No.19 )
日時: 2017/03/19 22:17
名前: 彩都 (ID: ???)  

「さぁ、君は自分に勝てるかな?」
 背後に居た男性はそう呟きながら自分に近付いてくる、自分は急いで後退するが、自分の『スタンド』は動かない、だが背後に居た男性の『スタンド』は男性と寄り添いながら移動する、そこで自分は不思議な事を思った、『何で相手の『スタンド』は寄り添っているのに自分の『スタンド』はその場で立ち止まっているのか』を……まさか『スタンド』にも移動出来る距離があるのか? と考える、もしもそうなら相手と『スタンド』が寄り添っているのが理解出来る。
 そして自分は、『スタンド』を自分の近くに戻し、何時でも攻撃出来る様、自分の前に留まらせ、深呼吸する。
「ん? 遂にボコボコにされる準備をしたのかね?」
「する訳無いだろ、俺はお前を倒し、俺を『幻想卿』に来させた真犯人を探すだけだ! さっさと話してもらうぜ!」
 自分はそう言って自分の『スタンド』を前に飛ばし、相手の『スタンド』を殴る、すると相手は後ろに少しぐらつく、成程、自分の攻撃力は相手をぐらつかせれるのか、と判断して、自分は続けて殴る。
「行けぇ! 俺の『スタンド』ォォッッ!」
 自分がそう言って『スタンド』で拳のラッシュをぶつける、だが相手の『スタンド』にはあまりダメージはいっていない。
 背後に居た男性は少しずつ、後退し、自分が考えている場所迄下がれ! と思う。
「な、中々迷惑な攻撃ですねぇ、ですが『近くにいる』と言う事は『もう一度攻撃出来る』と言う事! もう一度アッパーをぶつければお前は倒れるよなぁ!?」
 背後に居た男性が左足を後ろに下げ、相手の『スタンド』が自分の『スタンド』に左のアッパーをしようとした、だが自分は静かに言う。
「もう……俺は倒れないぜ!」
 自分は相手に力強く言った、さぁ、これでチェックメイトだ!