PR
二次創作小説(紙ほか)
- Re: 東方奇妙譚 ( No.3 )
- 日時: 2017/02/19 23:09
- 名前: 彩都 (ID: lBubOowT)
「おぅい、霊夢ぅ!」
そう言って空中から箒に乗った白黒の金髪の少女が現れる、自分が襲われた幼女とは少し違う金髪の少女だった。すると白黒の少女は自分の事を見て『おりょ? お前は誰だ?』と言われる。
「自分も分からないんだよ、自分は起きたらこの場所に寝転がっていただけだし……」
「ふぅん、成程、ただの『幻想行き』か、珍しいな、こんな時期に」
まただ、『幻想行き』と言う言葉、、一体『幻想行き』とは何なんだ? 自分はそう思いながら紅白の少女からの手当てを受け終わる。そして自分は体を伸ばす。
「んんー、何とか二の腕の痛みも引いたかな」
自分がそう言って右へ左へを体を伸ばす、すると右ポケットから何かが揺れる、一体何なんだ? 自分はポケットから揺れている本体を取り出した、揺れていたモノ、それはスマートフォンだった、記憶が無い自分でも分かる、これは電話やネットが出来る機械だ、だけど何でスマホがポケットの中に……?
「何なんだ? 何で揺れたんだ? って何だ、ただの目覚ましか……」
自分はそう呟き、目覚ましのアラームを止める、そしてスマホの画面を見つめながらハッと自分は気付いてしまった。このスマホは『自分の物』ではないか!? と。自分はスマホを弄って自分の個人情報の欄を確認する、そして現れたのは──
「周理……輪廻?」
スマホの画面に現れたのは『周理 輪廻』という文字列だった、この文字列が自分の名前なのかは分からない。
PR