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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 東方奇妙譚 ( No.30 )
- 日時: 2017/04/16 22:40
- 名前: 彩都 (ID: ???)
「あぁ、そうか、此処の人間は『スタンド』使いじゃないから分からないのか、分かるのは君だけか」
謎の声の人物はそう言って、溜息を吐く、コイツ、『スタンド』使いって言ったな? つまりコイツは『スタンド』使いでいいのか? って、『『スタンド』使いじゃないから分からない』ってどういう事だ? まさか『スタンド』が出した縄って意味なのか? 輪廻はそう考えて謎の声の人物に話しかける。
「なぁ、アンタ、今さっき、『見付けた』とか言ったよな? それってどういう意味なんだ?」
自分がそう言うと、謎の声の人物は静かに答える。
「そうだな、どうせ、今戦うのが最後だろうし、名だけは名乗ってやるよ、私の名前は蓼七紀(たで ななき)、正真正銘の『スタンド』使い、そして私は『アンタを殺害しに来た』んだよ」
「……はぁ?」
いきなり突拍子な発言をされて、自分は驚く、『自分を殺害しに来た』ぁ? 何だこの世迷言をいう子は? 自分はそう思いながら『スタンド』を出して、戦おうとする、と、とりあえず、この縄を外さないと……
「無理だよぉ! その縄は私の『スタンド』を倒さない限り、外せない!」
「は、はぁ!? んな理不尽な!」
「煩い! これが私の『スタンド』能力なんだよ!」
そう言って、謎の声の人物──基、蓼七紀だ──は自分に近付いていき、『スタンド』を出して、霊夢と魔理亞の顔面を殴って、気絶させる。
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