二次創作小説(紙ほか)

Re: 東方奇妙譚 ( No.34 )
日時: 2017/04/23 20:45
名前: 彩都 (ID: ???)  

「……ん? 何か可笑しいぞ? 何で御陵さんは『自分が周理輪廻』だと分かったんですか?」
 自分がそう言うと、七美御陵は静かに返答する。
「ん? そんなのは簡単だよ、『君を倒す為に色々な刺客が現れていた』だろう? 英田採光君に角能穿通君、才田時雨君、蓼七紀君……この四人は『君を倒す為にこの『幻想卿』に来た』んだ、自分だってそうさ……」
 そう言って七美御陵は背後から『スタンド』を出して、自分に攻撃してきた、自分は急いで、『スタンド』を出し、七美御陵の足元に左手を置き、『スタンド』を自分の首筋に当てて、すぐさま七美御陵の目の前に移動する、成程、自分の『スタンド』能力は移動系なんだな、と判断する。
「あぶねぇなぁ……」
「ほう、それが君の『スタンド』能力ですか……始めて見ましたが、『あの人』のほぼ同じ『スタンド』能力ですね……ですが、自分の『スタンド』能力、『影に入る』能力だって負けませんよ!」
 七美御陵はそう言って、森林に向かう、そして森林の影の中に入って身を潜める、くそっ! 何処に居るんだ!? 一応自分の影の事も考えて、『スタンド』で自分の影を見張っておこう、自分はそう思いながら周りを静かに確認する、七美御陵、一体何処から現れるのか、それは分からない──