PR
二次創作小説(紙ほか)
- Re: 東方奇妙譚 ( No.38 )
- 日時: 2017/04/30 21:56
- 名前: 彩都 (ID: CwTdFiZy)
「何処だぁ! 何処に居る『スタンド』使いぃぃぃ!」
自分はそう叫びながら首を回して、周りを確認する、だが、そもそも『スタンド』使いは遠距離攻撃をしているので、近距離に現れる訳が無い。そう思っていると、石畳を歩く白髪で三つ編のメイドが現れる。オーラからして、『スタンド』使いでは無い、と判断する。
「すいませーん、霊夢いるー?」
「霊夢はちょっと寝ていて……アンタは誰だ? 俺は今居候している周理輪廻って存在、アンタは?」
自分は白髪で三つ編のメイドに話しかける、すると白髪で三つ編のメイドは自分に語りかける。
「私? 私は十六夜咲夜(いざよい さきよ)、咲夜でいいわ」
「そうか、宜しく、咲夜……で、アンタは『スタンド』使いか?」
自分が白髪で三つ編のメイド──十六夜咲夜だ──から名乗りを受ける、先に名乗りをしていたので、名乗り返しただけだが──そして自分は『スタンド』使いか否かを聞くと咲夜は腕を組みながら微笑み、自分に言い返す。
「あら、『スタンド』使い……? さぁ、どうでしょう? もしも貴方の言う、『スタンド』使いならどうするの? 同じ『スタンド』で私を先制攻撃する? それとも、共同で戦う?」
「……そんなの簡単さ、『関わらない』を選択するぜ」
咲夜の発言を聞いて、自分は静かに返答する、すると顔を右手で隠して、咲夜は笑う、一体全体どうなんだろう? 『スタンド』使いか否か……自分はそう思いながら咲夜を睨む──
PR