二次創作小説(紙ほか)

Re: 東方奇妙譚 ( No.39 )
日時: 2017/04/30 21:56
名前: 彩都 (ID: CwTdFiZy)  

「ウフフ、貴方面白いわね、『関与しない』という回答、個人的には最高よ? そうねぇ、私は貴方の言う『スタンド』使いでは無いわ、というより、『スタンド』って何? ってレベル、貴方には私に『スタンド』というのを説明出来るかしら?」
 十六夜咲夜の発言を聞いて、自分はその場で、ホッと、胸を撫で下ろす、何だ、味方でも敵でもないのか、そう思いながら自分は『スタンド』を説明する。
「『スタンド』というのは、自分の精神エネルギーみたいなもんです、どうやって『スタンド』使いに目覚めるかは分からないんですけど、『スタンド』は『スタンド』使いにしか見えないんですよ、だから俺が『スタンド』を出しても、アンタが見えなかったら、アンタは『スタンド』使いじゃない、と言う事なんだよ……これ位で良いかな? 俺もあんまり『スタンド』の事を分からないんだよね、俺も『スタンド』を見て、数日だしな、まだ分からない事が多いのなんの」
 自分はそう言って、その場で『スタンド』を出して、矢を出した『スタンド』使いらしきモノを『スタンド』で探す、ふむ、まだ何もしてこないな、そう思った時だった、目の前に髪を横に揺らした咲夜が何かを掴んで、ナイフを当てている、えっと、何が起きているんだ……?
「あ、あへ……」
「全く……女性に弓矢の矢を放つなんて、何て危険な男性なんだか……」
 咲夜はそう言って、男性の首根っこを掴んで自分に見せる。
「多分ですが、この人は弓矢を扱っていたので、貴方に矢を投げた張本人──というより、張『スタンド』とかいうモノですかね? 弓矢が浮いていたし──」
 咲夜がそう言うと自分は『えっ? 何なのこの人? 一体何をしたんだ……?』と思う、そして自分はこの男性から話を聞く事にした──