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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 東方奇妙譚 ( No.44 )
- 日時: 2017/05/14 22:04
- 名前: 彩都 (ID: hxRY1n6u)
「…………」
自分は無言のまま咲夜を見つめた後、溜息を吐いて答える。
「まぁ、もてなされるのならいいけれど……だけど咲夜? アンタの背後の霊夢と魔理亞の許可が必要だと思うけどな?」
自分の背後には御幣を前に出す霊夢、八卦炉というモノを前に出し、出力調整する魔理亞が存在していた、寝ていた筈なのに気配を感じずに移動!? 咲夜はそう思いながら胸の谷間に挟んだナイフを取り出し、時を止めてナイフを投げる。だが魔理亞が言う。
「おせぇ」
魔理亞はそう言って、『愛符・オーバー・スパーク』を八卦炉から放つ、自分は『スタンド』を発動し、魔理亞の背後へと移動する。咲夜は『しまっ……!』と言って、『愛符・オーバー・スパーク』をモロに受ける。
「あーあ、神社が……さっさと直しなさいよ魔理亞?」
「わぁーってるよ、さぁ、その前に私達保護者が居るのに無断で誘拐だなんて……中々粋な事をするじゃないか、蒼魔館のメイド長さんよぉ?」
「……………………」
返答が無い、まさか抹殺……? 自分はそう思いながら背中に何か柔らかいモノを感じ、まさかと思う。そのまさかは事実となった、それもその筈、『自分の背後に肌着姿の十六夜咲夜が存在』するからだ、って、ていうか背中に当たる柔らかいのって、まさかアレですよね? 自分はそう思いながら赤面してその場を動けないでいた──
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