二次創作小説(紙ほか)

Re: 東方奇妙譚 ( No.49 )
日時: 2017/05/21 21:54
名前: 彩都 (ID: ???)  

「それで? 貴方は行くの行かないの?」
 霊夢から貰ったお茶を飲んで咲夜にそう言われる自分、自分は『別に? 行ってもいいし行かなくてもいい』と返答する。
「はぁ……優柔不断ね」
「そうかな? 流れに身を任せているだけだがなぁ……?」
 自分はそう言って、湯飲みの中のお茶を全て飲み干す。
 すると森の中から一人の少女が現れて、自分に言う。
「……貴方が周理輪廻さんですかね?」
「ん? 如何にもそうだが?」
「そうですか……それでは貴方には消えてもらいます!」
 少女はそう言って背後から『スタンド』を出して、自分に襲い掛かる、だが、横で霊夢が弾幕を放ち、少女本体に攻撃、すると『スタンド』は消える。
「神社で騒ぐな……って気絶している!?」
「殺人だ! 遂に霊夢が!」
「ちょっと待てや」
「遂に殺人……霊夢がねぇ」
「ちょっと咲夜も乗らないでよ!」
「おい! 誰か新聞屋を呼べ! 霊夢が殺人で一面トップニュースに!」
「輪廻、アンタも乗るなよ! ってニュースって何よ!?」
 魔理亞、咲夜、自分がそう言うと、頑張って霊夢は三人にツッコミを入れる、おっと、ニュースを分からないとは。それは知らなかった、と思う自分、そして自分は静かに彼女を縛り上げて、話を聞く体勢にする──まぁ、この状況、彼女が起きたら驚くだろうなぁ? と思いながら自分は深呼吸する──