二次創作小説(紙ほか)

Re: 東方奇妙譚 ( No.52 )
日時: 2017/05/28 23:15
名前: 彩都 (ID: sjVsaouH)  

『東方奇妙譚』 第九章 最悪の『スタンド』能力

 自分と魔理亞は魔理亞が操る箒で蒼魔館へと向かった。そして門番と思しき存在の頭上を通り越え、蒼魔館へと侵入していく。
「おぅ……門番らしき存在が居たが、無視して良いのか?」
「別に? アイツは門番って言う肩書きなだけ、基本門は守っていない、いっつも寝ているからな」
「門番さん……」
 魔理亞の話を聞いて、自分は頭を垂れる……門番なのに門を守っていないとか……自分はそう思いながら、足が地面に着いたので、箒から降りる事にした。すると門の方から何か殴られた音がして、門が開く、其処には腹部を押さえるチャイナ服の門番と十六夜咲夜が存在していた。
「あら、少し速かったのね」
「まぁな、お前より箒は早いからな」
「能力を使用すれば、一瞬だけれど」
「それは無しだぜ?」
「はいはい」
 咲夜と魔理亞が言い合って、その後に蒼魔館の戸を開ける咲夜、さぁ、どんな出来事が起こるか……自分は内心ドキドキしていた──

 自分は咲夜に案内されて、蒼魔館の内部、いや、最深部に向かっていた、最深部にレミリィ・スカーレット、プランドール・スカーレットが……! 自分はそう思いながら少しだけ身構える、蒼魔館の主、レミリィ、少しは礼儀を弁えて行動しないとな、自分はそう思い、深い深い深呼吸をする──自分と咲夜、魔理亞は蒼魔館の最深部、レミリィの居る部屋の戸の前に来ていた──