PR
二次創作小説(紙ほか)
- Re: 東方奇妙譚 ( No.54 )
- 日時: 2017/05/28 23:16
- 名前: 彩都 (ID: sjVsaouH)
「『幻想行き』ねぇ……まぁ、知らないのなら、仕方無いわ、私の名前は──」
「いや、知ってるよ、レミリィ・スカーレット、だろう?」
自分が椅子に座ったレミリィ・スカーレットにそう言うと、レミリィ・スカーレットは頬を膨らませて涙袋を溜める。
「自己紹介位、させろぉ!」
「あっ……すまん」
自分がそう言うと、レミリィ・スカーレットは咲夜を見て言葉を発言する。
「んで、咲夜、何でこんなひ弱そうな人間を呼んだの? 何か訳があって?」
レミリィにそう言われて、コクリ、と頷く咲夜、咲夜はレミリィに話し始める。
「レミリィお嬢様、実は彼、『スタンド』という見えない存在を出す事が出来る様です、ですが、『スタンド』は『スタンド』使いにしか、見えないので、私やレミリィお嬢様でも見れないんです……私はレミリィお嬢様に『スタンド』を教えたくて……!」
「成程、『スタンド』か……そういえば、前にそんな奴と出会ったなぁ……『波紋』を使う存在と『スタンド』を使う存在、二人と戦った時は面白かったなぁ、見えない攻撃、避けれない攻撃を如何に避けて、反撃するかを……」
「えっ? 知っているのですか?」
「まぁね、吸血姫だもん、吸血姫は『波紋』という力に弱いからね、死にかけた時もあったもんだ」
レミリィが過去の事を思い出しながら、足をバタバタと揺らす、すると急に天井が壊れれ、隕石が降ってきた、そして隕石は急に速度を落とし、蒼魔館の床に落ちる、自分が隕石が降ってきた場所を見る、すると其処には一人の少年が口の端を歪ませてげらげらと笑っていた、まさかコイツが……!? 自分はそう思いながら少年を見つめる──
PR