二次創作小説(紙ほか)

Re: 東方奇妙譚 ( No.58 )
日時: 2017/05/28 23:20
名前: 彩都 (ID: sjVsaouH)  

「ぐうぅ……」
 自分のパンチのラッシュを受けて呻く和田和音、どれだけ弱い攻撃でも、『大量にぶつけていれば、ダメージは蓄積する』! 自分は『スタンド』の左手で和田和音の足元に触れ、『スタンド』の右手で自分の首に触れる、すると自分は和田和音の前に移動していた。
「それが貴様の『スタンド』能力か!?」
「どうやらその様だぜ?」
 自分はそう言って自分の拳のラッシュを『スタンド』と共に決める。
「修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅ァァァァッッッッ!!」
 自分の拳、『スタンド』の拳、更に『スタンド』攻撃で蓄積したダメージ、それら三つの幸運が重なって、和田和音はその場に仰向けになって倒れる、な、何とか勝った……! 自分はそう思いながら深い深い溜息を吐いて、その場で膝をつく、な、中々ヘビーな戦いだったぜ……! 自分はそう思いながら和田和音を捕縛する──

「さぁ、これで一件落着」
 自分はそう言ってレミリィを見つめる。
「コイツに修復を手伝ってもらえば良いんじゃないか? それでチャラにしてくれよ、コイツだって雇われた身なんだからな……」
 自分がそう言うと、レミリィが溜息を吐いて自分に言う。
「はぁ、分かったわよ……今回のは不問にするわ」
「良かったわね、少年、周理輪廻」
「いや、こちらこそ、サンキュー、あの魔法陣、何気に助かったぜ」
「そう、それは良かったわ」
 自分は紫色の少女にそう言って、和田和音が目覚めるのを待つ──