二次創作小説(紙ほか)

Re: 東方奇妙譚 ( No.61 )
日時: 2017/06/18 21:49
名前: 彩都 (ID: ???)  

『東方奇妙譚』 第十章 破壊と破壊

「さて、色々落ち着いた所で、食事にしましょうか……」
 レミリィはそう言って、紅茶を飲みながら椅子の背凭れに凭れる、すると、咲夜が動き、色々なメイドが動いて、料理を運ぶ。
「安心しなさい、輪廻も食べていいわ、後プランドール、ピチュリーも」
「あら? 私も良いのかしら?」
「えぇ、いいわよ。色々と会話したいし」
「そう? それなら一緒にさせてもらうわ」
 ピチュリーと呼ばれた紫色の少女はそう言って、椅子に座る、自分も椅子に座って、食事を摂る体制を取る、そして魔理亞も椅子に座って、食事をしようとする。
「それでは、自己紹介を始めましょうかね? 私はレミリィ・スカーレット、この『蒼魔館』の主よ」
「私はプランドール・スカーレット、レミリィの妹」
 そう言ってプランドールは椅子から立ち上がり、帽子を取って、自分に頭を下げる。
「お、おう……俺の名前は周理輪廻、宜しく、プランドール」
「次にピチュリー」
 レミリィがそう言うと、紫色の少女が言葉を発す。
「私はピチュリー・ノーレッジ、ピチュリーでいいわ、『幻想行き』さん?」
「お、俺の名前は周理輪廻だ……」
 ピチュリーの言葉を聞いて、自分は静かに訂正する。そして自分の目の前に料理が置かれる。
「ふむ、何とか運ばれて来たようね? それでは頂きます」
 レミリィは両手を合わせ、『頂きます』と言うと、他の存在も手を合わせ、『頂きます』と言う。自分も静かにその行為を行って料理を食べる──