二次創作小説(紙ほか)

Re: 東方奇妙譚 ( No.63 )
日時: 2017/06/18 21:51
名前: 彩都 (ID: ???)  

「私の能力! それは……!」
 ゴクリ、と唾を飲み込んで自分はレミリィの能力を聞く──
「私の能力は『運命を操る』能力よ!」
「…………」
 レミリィの能力を聞いて、何だか何も言えない様な感覚を覚える、『モノを破壊する』、『本に書かれている事を真似る』、その二つに対し、とても矮小に感じたからだ。
「えっ!? 何よ!? 何で白けているのよ!?」
 レミリィはそう言って、慌てふためく、するとピチュリーが自分が思った事を言う。
「レミリィ、つまり貴方の能力が私やプランドールより映えない能力、と輪廻少年は言いたいのよ」
「はぁ!? 何処が映えないのよ!? じゃあ輪廻! 『貴方の運命、少し弄らせてもらう』わ!」
 そう言ってレミリィは自分の額に人差し指を当て、デコピンをする、こ、これで自分の運命が変わるのか? そう思っていると、急に蒼魔館のドアが壊れ、一人のセーラー服の少女が現れる。
「ごめんあそばせ? この中に周理輪廻ってガキ、居るかしら?」
 急に現れた存在に対し、自分はその場で静かに立ち上がって、発言する。
「俺が……周理輪廻だ……」
「あら? 貧弱そうな肉体を持つ貴方が? それじゃあ『死んで』くれるかしら?」
 セーラー服の少女の言葉を聞いた瞬間、少女の背後から『スタンド』が現れ、自分に向かってくる、自分も『スタンド』を出して、戦おうとする──