PR
二次創作小説(紙ほか)
- Re: 東方奇妙譚 ( No.64 )
- 日時: 2017/06/18 21:51
- 名前: 彩都 (ID: ???)
「あら? 反応が早いわね?」
少女はそう言って、『スタンド』を自分に近付けさせる。自分は急いでその場から離れ、相手の能力を考える。
「…………」
「あら? 熟考? 私、熟考嫌いなのよね。だって、『破壊する楽しみが消える』から!」
そう言って少女は自身の『スタンド』を自分に向かわせる、手が細い『スタンド』なので、どんな攻撃、どんな能力を使用するか分からないので、自分の『スタンド』の右手で少女の『スタンド』の細い手を掴む。すると少女が笑顔になった。な、何なんだ急に? そう思った時だった、右手に強烈な痛みが走る。な、何なんだ!? そう思い、右手を確認すると『内部で骨折』していた、右手首から指先迄、もう形を成していなかった。
「は、はぁ!? な、何が起きていやがる!?」
自分がそう言うと、少女はお腹を抱えて笑っていた、そして自分に『スタンド』の説明をする。
「あぁ、言っていなかったわね、私の『スタンド』、その細い部分に触れると、『触れた部分が壊れる』のよ。だからアンタは『スタンド』の右手で触れたから壊れ、本体である貴方の右手も壊れたって訳、分かるぅ?」
少女の話を聞いて、自分は驚愕する、まるでプランドールみたいな能力だな!? そう思いながら自分は右手を左手で持つ──い、痛い! あまりにも痛い! そう思いながら──
PR