二次創作小説(紙ほか)
- Re: 東方奇妙譚 ( No.68 )
- 日時: 2017/06/25 22:28
- 名前: 彩都 (ID: ???)
「一体何処に消えたんだよ、アイツは!」
魔理亞はそう言って、周りを確認するが、本棚、本、床、照明、机、椅子しか視認出来ない、一体何処に消えたんだ? そう思いながら探していると、背後から、ドアが開く音が聞こえる。
背後には、プランドール、レミリィ、咲夜が立っていた。
「お、お前達! 輪廻を見なかったか!? 何だか急に視界から消えたんだよ!」
「ん? あのガキの事? 私は知らないなぁ」
「私もです」
「えぇっ? あの『スタンド』使いって奴? 私は見ていないが?」
三者三様の発言を聞いて、三人は見ていない事を確認する魔理亞、そして魔理亞は少女に叫ぶ。
「やいてめぇ! 輪廻を何処にやった!?」
「輪廻さんですか? こっちで殺害するから、気にしなくて良いですよ?」
少女の発言を聞いて、魔理亞は驚愕する。
「は、はぁ!? 殺害する!? 巫山戯んな! そんなの、私がしないぞ!?」
「どうぞご勝手に? 私は『外の世界で『あの人』から『周理輪廻を始末しろ』と言われている』だけなので」
そう言って少女は魔理亞達に本を投げつける、その度に『高い本が!?』と喚くピチュリー。魔理亞が避けて少女に近付くが、先にプランドールが少女の前に立つ。
「お姉さん、早く輪廻を解放して? 解放しないと、私、『何』をするか分からないよ?」
「勝手にすれば? あんた等の話なんて聞かない、聞くのは『あの人』のみ!」
少女はそう言って隠し持っていたナイフをプランドールに刺そうとするが、プランドールは触れて、能力を使用し、ナイフを壊していた。
恐怖に震える少女を見つめながらプランドールは口の端を歪ませて、少女に言う。
「さっさと解放しないと、このナイフみたいになっちゃうよぉ!?」
「ヒッ、ヒィィィ!!」
プランドールの発言に少女は恐怖し、『スタンド』能力を解除し、プランドールのスカートの中に自分が現れる。