二次創作小説(紙ほか)

Re: 東方奇妙譚 ( No.72 )
日時: 2017/07/16 21:34
名前: 彩都 (ID: SsbgW4eU)  

「お! おい!? お前何をしている!?」
 自分の大声を聞いて、『鏡を持った男性』が振り向いた。そして自分が『鏡を持った男性』に言う。
「お前……その鏡、レミリィには見えていないんじゃないか?」
「はぁ? 何を言っている、なぁ、そこの幼女よ、この『鏡』が見えているよな!?」
「……いえ、輪廻の言う通り、見えていないわ」
「な、何だと……!」
『鏡を持った』男性が、その場で膝から崩れて、倒れこむ。すると『鏡を持った』男性が『鏡を投げた』のだ、自分は鏡に向かって『スタンド』攻撃を仕掛ける。
「修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅修羅ぁ!」
 何度も鏡に攻撃がぶつかる、小さな攻撃でも、集まれば大きな攻撃となる。だが、『攻撃を終えた後、鏡から自分の『スタンド』と同じ様な手が現れ、自分を攻撃』した、いきなりの出来事に自分は驚愕した。
「いやぁ、良かったよ……私と同じ『スタンド』使いが見付かって……茶番を作るのも手間が掛かった。私の名前は椎名甘楽(しいな かんら)、『スタンド』能力は『この鏡に触れたモノを反射させる』能力……! そう! この鏡こそ、俺の『スタンド』だぁ! 反射すればどんな相手も同じダメージを受ける! 完全無欠! 完全勝利の『スタンド』だぁぁぁ!!」
『鏡を持った男性』──基、椎名甘楽はそう言って、鏡の『スタンド』を自分の近くに呼び、『スタンド』を消し、続けて言う。
「そして『スタンド』使いは私以外にもう一人居る、それは周理輪廻……! 更に私の鏡型の『スタンド』が見える、と言う事はお前が周理輪廻だな!?」
 指を指して言う椎名甘楽に対し、自分は静かに頷く──