二次創作小説(紙ほか)

Re: 東方奇妙譚 ( No.79 )
日時: 2017/07/30 21:43
名前: 彩都 (ID: ???)  

『東方崩壊譚』 第十四章 魔理亞VS『スタンド』使い

「ん? あぁ?」
 自分はそう言って、起き上がる。あぁ、そうか、今日から博礼神社ではなく、魔理亞の家で眠っていた事を思い出す。
 それにしても、深夜の戦い、あれは卑怯だな。自分はそう思いながら欠伸をし、ベッドから立ち上がる、そして寝室を出る。
「お早う魔理亞」
「あぁ。お早う輪廻」
「えぇ、お早う少年」
 ん……? 何か一言多い気がするのだが? そう思い、声のする方へと顔を向ける、すると其処には金髪の少女が紅茶を飲みながら自分に微笑む。
 まさか『スタンド』使いか!? と思い、自分は『スタンド』を出して、金髪の少女を睨む、すると魔理亞が言う。
「おいおい、落ち着けよ、コイツは魔法使い仲間だ」
「あら? だから彼は戦闘態勢に……失礼ね、名を名乗らずに。私はアリス。アリス・マーガトロードよ、宜しく」
「そうだっのか。俺は周理輪廻だ」
「宜しく、輪廻君?」
 そう言って、アリスは自分の右手に触れる、何だ、とても優しそうじゃないか、自分はそう思いながら魔理亞が用意した朝食を食べる。……って、アリス、君もか。自分は自分の目の前で、頬に手を当てながら恍惚な表情を浮かべるアリスを見ながら冷や汗を掻く──って、アリスは何しにこの家に来たのだろう? 自分はそう思いながらアリスを見つめる──