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二次創作小説(紙ほか)
- Re: 東方奇妙譚 ( No.86 )
- 日時: 2017/08/20 22:12
- 名前: 彩都 (ID: XGjQjN8n)
『東方奇妙譚』 第十五章 『あの人』とは
「『あの人』か……一体何者なんだ……?」
自分はそう呟いて綺麗な青空を見る。すると霊夢が自分にお茶を運んでくる。
「それにしても『もう戻らない』と言っていたのに何で戻ってきたのかしらね?」
「あ、アハハ……」
自分は笑う事で霊夢の発言を無視する、そして自分は霊夢に言う。
「まぁ、結構俺を襲う存在が分かってきたよ」
「へぇ、確か『スタンド』使い、だっけ?」
「あぁ、そうみたいだ。でも何で俺を襲うかは分からない、ただ一つ分かるのは『『あの人』が俺を始末したい』らしいんだ」
自分の発言を受け、魔理亞が自分に言う。
「もしかして輪廻が記憶を失う理由になったかもしれないな。輪廻の言う『あの人』って奴が輪廻と同じ『スタンド』使いでって」
「流石にそれはないね、だって『あの人』が『スタンド』使いって聞いた事が無いからね、『『あの人』が俺を始末したい』ってだけしか聞かないし……」
自分はそう言って、その場で溜息を吐く。でもどうして自分なんだろう? 俺は記憶を失う前に『あの人』に『何』をしたんだ……? 自分はそう思いながら霊夢が入れたお茶を静かに飲む──ん、案外温(ぬる)くて美味しい、そう思いながら──
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